ボス・リズ:一貫性なし。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

いや、わかってた事ですけれど。ボス・リズの傾向を知った時から、もう、ずっと、わかってた事ですけれど。

 

 

  • ものすごく近視的思考。
  • 本人の前頭葉の制御が効いている時には、戦略思考。
  • でも、基本、脊椎反射で物事を発言したり、行動するので、結果、近視的思考の人に見える。
  • そんなわけで、毎回いう亊が違ったり、一貫性がなかったりする。
  • でも、本人的にちゃんと理由がある=その場その場の判断+独自のマイルール。
  • 独自のマイルールにも、理由がある。だから、それが独自の「いらんこだわり」だとは気が付いていない。
  • そして、自分の脳内だけで「こう」と決めた事があり、それとまったく同じでないと「ダメ」な事となる。
  • つまり、100かゼロか。私のやり方か、ナシか。
  • 自分のいらんこだわりか、そうじゃないか。

 

 

まぁ、ざっとこういう感じでループしている。

 

 

リズ: Sango!どういう事なの?金曜日には、ミーティングを一切入れないでって言ってるでしょう?スタッフはみんな疲れてるのよ!

私: え?でも、2週に1度の金曜は「自分を磨く日」として、会社全体でキャンペーン中です。このミーティングは、「会議」

ではなく、トレーニングです。会社全体でも、トレーニングの招待は色々飛び交ってますけれど?

リズ: 入れないで!

 

 

数日後。金曜日にミーティング招待がはいった。私の1:1である。へぇ。私が金曜の夜に働くのは、当たり前なんだ・・・。そして、数か月後。

 

 

リズ: Sango、例のトレーニングいつなの?

私: 金曜日に入れられないので、なかなか空きがなくて。

リズ: なぜ、金曜日に入れられないの?

私: え?前にリズが言いましたよね?金曜日に入れるなって。私は、会議じゃなくてトレーニングだから、いいと思いますけれど。

リズ: もちろん、いいに決まってるわよ。

 

は?

 

 

そして、本日、金曜日。

 

リズ: Sango、今から15分後にミーティングできる?

私: ええと。もう、就業時間すぎてるので、シャットダウンしてます。

リズ: 緊急の用事なのよ。

私: ええと・・・でも、私、来週半ばまで休みを取ってますし、今、緊急のタスクをもらっても、ハンドリングできませんよ?

リズ: じゃあ、いいわ。メールしておく。

私: わかりました。仕事するのは、来週の後半からになりますよ。

リズ: わかってるわ。そんなに急ぎじゃないから、大丈夫よ。

 

 

は?

 

 

リズ: 前にお願いしてた、ドキュメント?できてるわけ?もう、長い間待ってるわ?

私: ドキュメント?あ、ミーティング・ケイダンスですよね?ラニさんと、一緒にやってますよ?進んではいます。

リズ: 今すぐ見せて?

私: ああ、ハイ。まだやってる途中なので、完璧じゃないですけれど。

リズ: これじゃないわ。できてないじゃない。

私: ハイ。途中です。どのミーティングをいつ、誰と、何の内容か・・という事ですよね?

リズ: そうよ?文書をお願いしたでしょ?

私: え?文書?エクセルにまとめるようにしますけれど。

リズ: フォーマットは関係ないわ。

私: あ、はい。エクセルで、ここまでできたのを、まとめるつもりでいますけれど。

リズ: はぁ・・・あれ、もう何か月も前の話でしょ?

 

で、あまりにもぎゃーぎゃーうるさいので、集中して、丸一日で終わらせた。

 

リズ: あれ、何か月も前にお願いしたでしょ?

私: できてます。今、シェアしてるファイルです。

リズ: エクセルじゃなくて、ワードで作って!

私: ・・・。

 

 

フォーマット関係ないっていうたやんけ!!!!!!!

 

 

リズ: はぁ・・・あなたが私の言う亊を理解できてなかったのなら、しょうがないわ。

私: ・・・。

リズ: あとで、時間が空くわ。そこで、ミーティングしましょう。

私: ・・・いや、それ、私の金曜の夜です。

リズ: あなたさえ、よければ、よ。

私: 金曜の夜なんで。

リズ: ・・・。わかったわ。良い週末を。

 

 

リズ: あ、ちょっと待って、Sango。

私: ・・・(だから・・・金曜の夜やって・・・)。

リズ: あのミーティングはいつになったら、設定されるの?

私: ラニさんに、スケジュール調整依頼はお願いしてます。

リズ: 何度も言ってるように、出来ないのであれば、そういってくれないと。

私: ・・・スケジュール管理は、秘書しか権限ないですし、私はできませんよ?

リズ: わかってるわ!できないのであれば、そういってくれないと。

 

私: だから、私はできません。そして、ラニさんとは週1でミーティングもしてますし、週に数度チェックします。彼女が「今、アビの仕事で優先順位が高いものがあるから、それが終わったらするわ」と言う以上、私はこれ以上何もできません。

リズ: はぁ。できないのであれば、そういってくれないと。

私: それは、ラニさんと直接お話ください。私はどうする事もできません。リズから、直接、ラニさんにそれを伝えてください。

リズ: わかったわよ!

私: すみません、もう、金曜の夜ですし、予定ありますんで。

リズ: ・・・良い週末を。

 

 

 

 

脳内で、何度も、プラスチックのスリッパで、リズの頭を叩いてますけれど。いいですよね。

 

 

 

この人と話をすると、嫌な気分しかしない。

 

 

なのに、この人は、私と仕事をするのが大好きだそうである。

 

 

本当に、一貫性ないわ。