Introvert と Extrovert | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

人間いろいろなんだけど、英語圏ではこんな感じで切り分けされます、なお話。

 

 

Introvert と Extrovert 、内向的か、外交的か。陰キャか、陽キャか・・・みたいな亊だと思う。

 

ちなみに私は・・・自分自身ではIntrovertだと思っている。てか、絶対そう。おひとり様が大好きだし、おうち大好きで引きこもりたいし、出来る事なら人にモノ申したくないし、人の前に立つ亊なんて絶対にしたくない。でも、私の家族は、私の亊をExtrovertだと思っている。会社の人や、友達も、ほとんどの人が私をExtrovertだと思っている。

 

何故か。

 

これは、多分、私のHSP気質がそうさせているのかな、と思う。基本、Introvertで、内向的で、陰キャで、静かにしておきたいのだけれど。相手が居たり、数人のグループだったり、大勢の場だったり、その時のシチュエーションや環境によって、私の言動が変わるから。別に嘘をついているとか、そういうわけではないのだけれど。その場、その時のシチュエーションの均衡がとれている亊が、私にとっては一番心地よいので、バランスを取るための役目買って出てしまうのだ。

 

例えば、初めまして・・・の人が外交的でガンガンいろいろやる人の場合、私はIntrovertのままでよくて、むしろ「すーん」とした感じで、「ぽけー」としながら、相手についていくだけの亊が多い。もちろん、「ありがとう」とか「楽しい」とか言うけれど、自ら何かを企画して、話しかけて、動かしていく動力はないままである。

 

逆に、初めまして・・・の人が、私よりもIntrovertの場合で、全然しゃべらないなぁ・・・という時には。相手が喋りやすい話題を探りつつ、相手のペースに合わせて話をし、相手が苦手そうな決定事は私が決めて、最終的に、その人に私は「Sangoが全部やってくれて楽だった」と言えるような立場になる。

 

チームでミーティングをしている時に、誰もリーダーになる人が居なくて、ぐだぐだしている時には「ハイ!じゃあ、すすめまぁす!」と私が手を上げて、その場を仕切るし。逆に、リーダー気質の人が居て、うまく行っているときには、末尾で地味に議事録取るだけにしたりする。

 

 

私にとって一番心地よいのは、その場の均衡が保てている亊。

 

 

なので、その場の均衡を保つためならば、IntrovertにもExtrovertにも、その場ではなり切る亊が出来るのだ。でも、基本、Introvertなので、結構な無理をしてリーダーシップを取ったりすると、疲れすぎて、その後数日寝込んだりもする。割と頻繁にする(笑)。

 

 

でも、そんなわけで、仕事場ではリーダー的な役割を担う亊が多いし、スポークスマンと言われる人の前に立って話したり、情報を配信したりする亊が多いので、Extrovertだと思われているし。基本、内弁慶で外の人には良い顔しかできずに家の中で自分をさらけ出すタイプの我が家の家族中では、私が外とのコミュニケーション役を担う亊が多く、家族にですらExtrovertだと思われている。

 

もちろん、私は絶対的に、誰に対しても、Introvertなのではなく。自分が打ち解けた人に対しては、外交的なので。Introvert-Extrovertと言ったりもする。

 

例えば、ティファニーは私の亊を「Extrovert」だと思っている。でも、アビは私の亊を「Complicated(込み入った・こじらせた) Introvert-Extrovert - lol」という。アビ、ご名答です。しかも、(笑)までつけられた・・・。

 

そんなわけで、ほとんどの人は、初対面の私をExtrovertと評するのだけれど。

 

最近、マッチングアプリで会話をした人に、そうそうにIntrovertと言われた。なぜだ。なぜバレたのだ。めっちゃ気になるやん・・・。そこまでたいして興味がなかったこの人に、めっちゃ興味湧くやん。なんでや。なんでバレたんや・・・。

 

Bさん: Are you open once you are comfortable? (相手と打ち解けられたら、オープンになる?)

 

と聞かれたので、「うん、なるけれど。打ち解けるまでに、めっちゃ時間かかるねんけど」と素直に答えておいた。どうやら、この人は、私がバランスを取らなくても、素でいられる人っぽい。

 

私の間口がすごく狭いのだと思うけれど、男女老若男女問わず、こういう人はすごく少ない。珍しい人だなぁ。この人とは、恋人にはならなくても、深い友達にもならなくても、カジュアルな飲み友達ぐらいには、なれるといいなぁ・・・と思うのだけれど。どうでしょう。

 

私の人生は、多くを望みすぎると、何事もうまく行かないというジンクスとか、ユニバーサル・ルールがあるので。多くを望まず、飲み友達になれなかったとしても、一期一会でこういう人に出会えた亊をありがたく思っておく亊にしよう。

 

・・・という、HSP的なリスクヘッジでこの話題は終わりたい。

 

 

この間ある番組で、あのちゃんが「何かいいことがあったら、その日の帰りにはざらざらの壁に身体をこすりつけながら歩く」と言っていて、笑った。良い亊の後は、悪い亊が起きるので、自分の身体を痛めてバランスを取るのだそうです(笑)。わかる、わかるわーと思った。さらに、田中みな実ちゃんが「私は家族にも友達にも恵まれてるから、だから、男運はないんだ。神様が、私に修行として、こんな男性とうまくやる試練を与えているんだと思っちゃう」と言っていて、ワロタ。その理論で言えば、私、めっちゃ男運よさそうやけど、それはないねんけど(笑)。