ASD的・ADHD的会話 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

発達障害について知る前は、「私、なんか変」と家族の中で私だけが異質な気がしていたし、私は意外と普通かも?と思い始めたあたりからは「この家族、特殊かも」と思い始めた。そして、発達障碍について知ってからは、それぞれの会話が「あー。あの特性ね・・・」と、わかるように・・・。そんな会話をいくつかピックアップ・・・。

 

 

 

おかん: 今、家のまえの道を掃いてきたの。

私: うん。

おかん: うちは、庭木がたくさんあるから、家の前の道路にも葉っぱや花が落ちるのね。

私: うん。

おかん: 私、実は、今まで全然掃除した事なかったの。

私: え!

おかん: お隣さんがずーっとしてくれてたのよ。

私: 知らんかったん?お隣さんがしてくれてる事。

おかん: 知ってた。でも、そういうものなんだと思ってたの。だって、道路を掃除するなんて、教わらなかったから。

私: え?お隣さんが掃き掃除してくれてるんは、知ってたん?

おかん:うん、毎日見てた。

私: ・・・え?で、おかんはせんかったん?

おかん: うん、私って箱入り娘で世間知らずだったから。家の前の道路を掃除するなんて、思いつかなかった。

私: お隣さん、毎日、うちの分もしてくれたのに?

おかん: そう。箱入り娘だったから。でも、お隣さん引っ越したでしょ?それで、掃き掃除ってするものだってわかったわ。

 

 

 

いろいろ満載な、ASD的会話である。「教わらなかったら」知らんという事。「家の前の道路は、掃き掃除をするんやで。ついでに隣近所もするんやで」と教えられたならできたであろう、でも、しなきゃいけないと教わらなかったもんで、隣の人がしてくれているのを知っていても、「自分がしなきゃいけない」とは思いつかなかったそうである・・・。

 

なかなかのエピソードだ・・・。

 

 

私: 2台ある自転車、1台はもう、おとうが乗らんのやから、家の脇にでも置こうかと思うねんけど。

おかん: ああ、そうして。

私: ほんなら、ホームセンターかなんかで自転車のカバー買ってくるわ。

おかん: ああ、でも、あれパンクしてて乗れないし、もうボロボロだし、いいわよ。

私: え?でも、捨てへんのやろ?

おかん: そう。ボロボロだし、パンクしてるし。

私: じゃあ、パンク直して、その上でカバーかけておいとこか?

おかん: カバーなんていらないわよ。ボロボロでパンクしてるから。

私: え?でも、捨てたくないんやろ?取っておきたいんやろ?

おかん: うん、捨てない。横に置いといて。

私: そしたら、いつか、今乗ってるのがダメになったら、乗るかもしれんという事やんな?パンク直して、カバーかけといたらええという事やんな?雨風にさらしたら、もう乗られへんで?

おかん: ううん。ボロいし、カバーいらない。もう乗らないと思うから。錆びても、全然かまわないの。大事じゃないから。

私: ・・・ちょっと言うてる事がよくわからない。大事に取っておきたいねんやろ・・・?

おとう: ぶっふー!

私: ・・・。

おかん: ・・・。

おとう: ボロボロのまま、取っておきたいんじゃないの?

私: ・・・ボロボロのまま、使わない自転車を、使う予定ないまま、雨風にさらして、取っておくの?大事にしないの?

おかん: ・・・うん、そう。何か悪い?

 

 

おとう、客観的に聞いている立場なので、私とおかんの噛み合わなさがウケたらしい。え?取っておくものは、大切に保管するもんではないの?雨風にさらして取っておくってどういう事?大事じゃないのに、それでも取っておく・・・これが、ASDのモノに対する執着なんか・・・?

 

 

 

 

おとう: これ、いつも食べてるやつじゃないから、いらない。

おかん: えー!一口だけじゃないの、残り。食べてしまって!

おとう: いらない。これは、いつも食べてない。

おかん: あとちょっとで片付くんだから、食べてしまってよ!

おとう: いつものじゃないし、もうお腹いっぱいだから、食べない。

おかん: あと一口で片付くじゃないの!これぐら食べてしまって!

おとう: いらないと言うとるんや。

 

 

 

いつものとちゃうから、一口でも食べたくないルーティンおとう。残り物は人の腹にでも納めて片づけたいおかん。どっちもどっちすぎる。

 

 

 

介護機器貸出の人: 大丈夫そうですね。

おかん: ええ!もちろん。助かりました!素敵!わー、よかったねぇ、お父さん。

介護機器貸出の人: よかったです。使ってくださいね。

おとう: ・・・。

おかん: ええ、もちろんです!持ってきていただいてよかったわ!ありがとうございました!お気をつけて。

介護機器貸出の人: ハイ!ありがとうございました。

 

ドアが閉まったとたん・・・。

 

おかん: はぁ、こんなもの。何の役に立つの。場所ばっかり取って。

おとう: ・・・まぁ、使ってみて・・やな。

おかん: 邪魔だったら。はぁ。

 

 

 

・・・外と中で違いすぎる。嘘やん・・・、何あのよそ行きの物分かりのいい老婦人みたいなやつ。この外と中の差、ASDすぎる・・・。

 

 

はーやく、この家から去りたーい。