マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アメブロさん、アメトピには上げないでください。身バレを防ぎつつ、ひっそーりやってるブログだす。

 

久々にマッチングアプリの話。

 

ほっそぼ~そとやってます。気分が向いたときだけ。ってか、落ち込んでなくて、疲弊してなくて、精神状態が安定しているときだけ。だから、頻度はあんまりしょっちゅうではないんですが・・・。まぁ、続けてます。

 

こちらに来てから始めたマッチングアプリなので、3年目ぐらいです。最初の1年はマッチングアプリで出会った人との距離感とか、どんなものかがわかっていなかったので、相手のペースにのっかってしまう事が多かったですが。3年目にもなると、自分のペースと自分の距離感を保ちながらやってます。

 

最近マッチしたDさんとEさんとのやり取りを振り返ると、いろいろ面白いので書いてみる。

 

まずDさん。正直、見た目は私のタイプでは絶対にない。むしろ、ぜんぜん、の、ぜん。まったくの、たくったく。なんにーーーも、ときめき要素がない人である・・・。では、なぜマッチしたか・・・。普通だったから、です。

 

こちらのマチアプあるあるか知らんけれど。上半身裸の写真を載せる人がめっちゃ多い。筋肉ムキムキで超絶いい男だぜ感を出したいのだと思うけれど、正直、そういう人は何かが、何となく、なにかっぽいので、見た目やプロフィールがタイプでも躊躇する。さらに、数枚載せてる写真全部にサングラスってのもある。いや、目が見えないのは、なんかいや。一枚ぐらい普通の写真を載せてほしい。そして、情報量が多すぎる人も面倒なので、パス。情報量が超絶少なすぎる人も、人間とのコミュニケーションとりずらいのでパス。そして、例えマッチしたとしても、一言目が「アプリじゃなくて、WhatsAppにしようよ」な人もパス。「アプリで話しても意味ないから、とりあえず会おう」「僕は会うほうが得意だから、会おう」も、自分本位なのが見えるのでパス・・・。

 

そんなわけで、ほぼ自らマッチングしない上に、マッチしても速攻でブロック・・・もあったりして、なかなか誰とも会話をしなくなった昨今、Dさんと。

 

Dさん、あるグローバル企業で働いている。今は私が住んでいる街にはおらず、飛行機で1時間ほどの街に住んでいる。でも、努めている会社の本社が私が住んでいる街にあるので、しょっちゅうこちらに来る。そして、最終的には、私が今いる街に引っ越してくる予定で、今調整中、とのこと。

 

Dさん:君は?どんな会社で働いてるの?

私: あー、うん。同じように割とグローバルな会社。アメリカが中心なので、アメリカ時間の仕事が割と多いかな。

 

私が勤めている会社、かなりの大手で知らない人はほぼいない。名前を言ったとたんに、私とビジネス取引をしようと試みた人もかつていたので、あまり名前を言わないようにしている。Dさんは、それを察してくれたらしく、それ以上は聞いてこなかった。私はDさんが説明した内容をもとに推測。あっという間にDさんの職場が見つかった。おお。今時の企業だ。

 

Dさん:僕の会社の本社もそっちにあるんだ。来週は火曜日からそっちにいる予定。

私: ホテルに泊まってるの?

Dさん:そう。

私: えー。週末にそっちの地方のおうちに戻るの?すごく大変じゃない?

Dさん:本社に引っ越すか、あるいは、別の仕事を見つけるか・・・。今時求められてる業種だから、心配はしてないんだけど。近々そっちに引っ越す予定ではある。それまでの間は、まぁあちこち行ったり来たり。そもそもの仕事が出張の多い仕事だから、こういう生活には慣れてるんだよ。

 

実際にDさんは、私の街に数日いたと思ったら、ベルギーのブルッセルにいたり、かと思ったら地方の自分のアパートに戻っていて、その数日後は兄夫婦に会いに別の都市に。そして、今週は私のいる街・・・といった具合。

 

私: もう、同じ町内のバスに乗るぐらいの感じで飛行機乗るやん(笑)。

Dさん: そういわれたらそう。そもそも荷物すら持ってないんだよ。バックパックひとつ。

私: まぁそうかぁ。2-3日単位であちこちに居るもんねぇ?

Dさん: そう。スーツケースとか煩わしいから。バックパックにパソコンと着替え詰めて、あとは現地のコインランドリーで洗ったりしてる。

私: すごいわー。私にはその生活は無理だわぁ。10年ほど前までは、スーツケースをもって年の半分はビジネスかプライベートで旅してたけど。2-3日ではなく、2週間単位だったしなぁ。2-3日は落ち着かないわぁ。すごいわぁ。

Dさん: 特技、どこでも寝れること。本当に。もう、本当にどこでも。

私: すごいわぁ。

Dさん: でも、そろそろ定住しないとね(笑)。

 

みたいなやり取りをし、会う事になったんだけれど。

 

Dさん: 何か希望はある?

私: 何かカジュアルなのにしよう。

Dさん: どのあたりに住んでるんだっけ?

私: E地区のU駅のあたり。

Dさん: わかった。じゃあ、XレストランかYレストランはどう?

私: おお、両方とも評判よさそう。

Dさん: Xは一度行ったことがある。Xにしようか。おいしかった。

私: うん、じゃあXにしよう。

Dさん: じゃあ、僕予約しておくね。

 

という事で、サクサク予約してくれた。近いところを探して。素敵。段取りが良い。らくちん。

 

で、実際に会ってみたが、やっぱり普通の、ちゃんと、まともな、礼儀正しく、そして会話もできて、質問もし、答えるのもするし、話題も降るし、めっちゃふっつーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、何の気がねもなく、何の気遣いもなく一緒に居られる人であった。

 

Dさん:僕が払うよ。この後、もう一杯飲まない?それをおごってよ。

私: ありがとう。じゃあ、そうさせてもらう。ご馳走様。おいしいお店予約してくれて、ごちそうしてくれてありがとう。

 

こちらの国では「割り勘」が割と一般的なので、こうやってサクッとお勘定してくれて、次は君ねと言ってくれるのは、たぶん、本当にグローバル企業で働いていて、いろんな国の人と出会っているからだと思う。こういうのも、私の感覚と合っていて非常に楽であった。

 

Dさん: うーん、じゃあ、どうしよっか。

私: お散歩しよう。バーを探しがてら。

Dさん: いいね。あ!じゃあ、昔僕が住んでいたあたりを紹介しよう(笑)。

私: おお、いいね。

 

で、昔彼が住んでいたというアパート周辺を「へー、あの時の店なくなったんだぁ」とか「ここには昔~があってね」なんていう風に話しながら、散歩をした。で、のどが渇いたので適当に歩いて入ったワインバーでワインを頼んだが、マズすぎた。

 

私: ・・・。

Dさん: ・・・まぁ、初めて入る店はこういう事もある。

私: のどが渇いているので、お水を頼もう。

Dさん: 水をがぶ飲みしよう。

 

で、結果、水をがぶ飲み。ワインはそのままにして、店を出た。私が払ったが、安いワインだったので、とんでもなく安かったが、それでもDさんは「ありがとう」と言った。礼儀正しい。なんて普通で、常識的なんだ。

 

で、このデートを「また会おうね」と終えたのだけれど。Dさんから「来週の金曜日は?」とすぐに連絡が来た。なんか毎週金曜日に会う・・・みたいな流れにはしたくなかったので、「ごめん、来週は友達と会う予定があるから」と説明。Dさんから「じゃあ、X日は?」とかなり積極的に連絡が来たが・・・。

 

私: えーとね、大体普通の日はアメリカにいるボスたちと仕事してるから、いつ夜にミーティングが入るかその場にならないと読めないことが多いやわ。週末なら大体大丈夫なことあるけど、でも、Dさんは週末、地方のアパートに戻るやん?そんなわけで・・・お互いに無理をせずに、Dさんがこちらにいるときにスケジュールが合ったら会う・・・っていう感じにせぇへん?お互いにプレッシャーなく、お互いのスケジュールがあったら、そんなら会おうか、みたいに。

 

やんわりと、もっとゆっくりいきましょう・・・と押し返したのだけれど・・・ちゃんとDさんは察してくれた。それからは一日に数回あったメッセージも一日1往復、それすらない日もあるが、また開始する・・・ぐらいの頻度。お互いのスケジュールを「どんな具合?」とちょっと確認する程度。楽でよい・・・。非常に楽でよい。

 

で、またDさんとは会う約束をしている。

 

このことを、友達のWちゃんに話した。

 

私:Wちゃんがドイツ出張してる間に、実は、デートしてん。

W: えーーーーー!!!!なんて勇気がいることを(笑)。

私: でしょう?

W: どんな人?

私: めっちゃ普通の人。何もかもが常識的で。見た目も、仕事も、デートも、何もかもがもう、当たり前すぎるほどに常識的で普通の礼儀正しいちゃんとした人。

W: ・・・。

私: で、全然ときめかへんねん(笑)。

W: トラウマに惹かれるタイプやからな(笑)。

私: そうやねん。ドラマが足りへんねん!長年、もやもややハラハラを恋心と勘違いしてきた脳は、普通過ぎる普通の出会いにときめかへんねん。でも、たぶん、これが正解やねん。

W: 見た目は?

私: ・・・こんな人。

W: 普通だなぁーーーーーーー(爆笑)。

私: せやろ?!普通に、常識ある、普通の礼儀正しい、普通の人やろ?(笑)

W: ときめかないの、わかるわぁ。でも、それが正解だと、私も思うわぁ(笑)

 

というやり取りをした。

 

そう、きっとこの人は、ちゃんと貯金もしていて。ちゃんと今時の就職事情も理解して、そのための勉強をして、そのためにキャリアを積んで・・・そういう人。じゃないと、出張以外でもホテル生活みたいなこと、なかなかできない。お金もそこそこちゃんと年相応にたまっていて、無駄遣いはしないけれど、使いたいときに使いたい相手のためにお金を出せる人。

 

W: ほかにはいないの?

私: あー、マッチングしたけど・・・これは、ないなぁと思ったEさんがいる。写真はね、これ。

W: あーーーーーーーーーー。惹かれるのわかるわぁ。たぶん、これはもう、あれよ。何かが、何となく、アレな人よ(笑)。

 

 

Eさんは、私が住んでいる街から電車で20分ほどのところに住んでいる超絶マッチョな人。サーフィンが好きで、サーフィンをするために旅をする人。一匹のわんこと住んでいて、車を持っていて、その駐車料金も含めて犬がいるなら大きめのアパートがいいなと思って、私が住んでいる中心地からはちょっと離れたところに住んでいるらしい。今までの仕事以外に何かのスキルを身につけなければと思い、ロンドンの大学に入り直し、今はトレーダーになったという人。

 

話していて、そこそこ普通だったので、この人とも会ってみようかな、と思った。

 

Eさん: 会おうよ。

私: うん、ええで。でも、Eさん、ちょっと離れたところに住んでるねんな。こっちに来るのに、どうやってくるん?車?電車?

Eさん: いいよ、僕の住んでるところは構わなくても。君の行きたいところを指定してくれたら、どこにでも行くよ。気を遣わずに、どこでもいいよ。で、もし二人とも2回目にまた会いたかったら、次は僕が場所を設定する。それでどう?

私: わかった。何か好きな食べ物とか、ないの?

Eさん: なんでも大丈夫。あ、寿司は好きだけど(笑)。

 

 

というわけで、いくつか私が行ってみたかったお寿司のカジュアル目なレストランをピックアップした。ただ、彼の住んでいるところからだと、どの辺がいいのかなぁ・・・とちょっと思ったし。私は割り勘でもかまへんけれど、おごってくれるタイプの人やったら、あんまり高いところはなんだかなぁ・・・と思ったので、4つぐらいレストランをピックアップした。

 

私: ~っていうラインアップが私が行ってみたいと思ってたお寿司屋さんなんだけど。行ったことある?

Eさん: 行ったことないけど。It's up to you. Surprise me. (君に任せるよ。僕を驚かせみてよ)

 

・・・えー。こちらがいくつかピックアップしたんだから、せめてAかBぐらいにまで絞ってくれよ・・・。そして、「Surprise me」ってなんか上からでプレッシャーがあっていややわ・・・。なんか、ここまで丸投げで私に任されるのもなんだかなぁ。で、次があればいいけど次がなかったら、私だけいろいろ考えたことになるやん・・・。なんかいややわ・・・。

 

私: うーん、そういうプレッシャーは好きじゃないなぁ。

 

と返して、一晩おいたところ・・・。

 

E: は?プレッシャーとは真逆なんだけど?気負わずに、気を遣わずに、君が好きに決めたらいいって言ったよね?プレッシャーとは真逆の提案をしたつもりだけど?わかるように説明してくれよ。

E: 正直僕は混乱してるよ。君は一体何を言ってるんだ?僕は君が気を遣わずに決められるような提案をしたじゃないか。プレッシャー?本当に何を言ってるの?

E: さっぱりわからないよ。いったいどういう事なんだよ?何にプレッシャーなんだ?僕が君が気を使わないように気遣ったことがわからないの?

 

ヒャッハー!!!!来た!来た!来た!めっちゃディフェンシブ・モード!これ、たぶん、「責められた!」って受け取らない人であれば、情緒が普通の人であれば、大人の人であれば・・・。

 

「え?プレッシャーに感じた?え、ごめん。その逆のつもりだったんだけど。じゃあ、Aにしない?」

 

ぐらいで終わりそうだけれど。ながーーい連打のメッセージで。Passive Aggressive (控え目に見えて攻撃的)な言い方で、「僕は君のことをこんなに考えたのに、君はそれが理解できないなんて、頭おかしい」レベルのことを言うている・・・。自分が何も決めずに丸投げするのを「僕は君が心地よいと思って、こうしてあげたんだ」と恩着せがましく言うてる。そして、「僕は混乱してる」と自分を正当化するために、自分が被害者になる言葉を言うてる。ちなみに、GPTさんにこのやり取りを入力したところ。「Block him (そんなやつ、ブロックしてしまえ)」と返事されました(笑)「わかるように説明してくれよ」と言うてるけれど、「彼は君の説明を聞くつもりはないよ。これは、トラップ。君の説明を聞いたところで、彼はいかに自分がロジカルで的を射ているか、君がいう事に筋が通ってないかを反論するだろうね。だから、もうブロックしなさい」だそう。

 

会う前からこの状態では、これは実際に会って知り合ったら、超絶、ガスライティングやすり替えなど、例の見慣れた・聞きなれた私のトラウマ状態になりそうである。

 

そう思ったので、結果、この人からはそっとマッチングを外した・・・。

 

 

一方そのころ・・・。Dさんとも約束をしようとしていた。

 

 

私: 調子どう?仕事どんな具合?

Dさん: 昨日は友達と飲みに行った、楽しかったよ。明後日は用事あるんだけど、明日は何もないから会わない?

私: 私も明後日は夜ミーティングあるけど、明日は大丈夫そう。じゃあ、明日会おう。何時に仕事終わる?

Dさん: 僕はフレキシブルだから、何時でもいいよ。

私: わかった。私が行きたい日本食がいくつかあるんだけど。AとB。どう?

Dさん: へーーー!居酒屋かぁ。両方とも魅力的だけど・・・そうだな、Aかな。Aからかな。試したいの。

私: おっけー、じゃあA予約する。何時にしよう?

Dさん: 場所見たけれど、徒歩30分ぐらいだね。歩いていく?歩いて帰る?それとも両方?

私: じゃあねぇ、7時半に店で待ち合わせ。で、帰りにぶらぶら歩きながら帰るってのどう?早めの夕食で軽く。明日も仕事やし。

Dさん:いいね!

私: ハイ。予約するね。私、カウンター席が好きなんやけど。

Dさん: あ、僕も!カウンター組!(笑)

私: じゃあ、カウンター席予約しとく。

Dさん: じゃ、あとでね。

私: ハイ、あとでね。

 

 

無駄がない。そして、複雑な気遣いと察してほしいやり取りもない。におわせもない。気分ムラもない。

 

 

普通だ。ふっつうだ!!!!!!

 

 

なんて普通なんだ!

 

 

なんのストレスもないじゃないか。

 

 

神様!なぜ、ときめかないんだ(笑)。