パノラマ ファイナル! 会場にたどり着くまで | 紅朱鷺の口ばし(旧 黒鳥の尻尾)

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オーストラリアのパースからカリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴに居を移して、夫と二人のプレ定年生活。
日本人にはまだまだ馴染みが少ないカリブの島々で見たり聞いたり体験したりしたことの備忘録的ブログ。

いきなりですが、眠い!zzz

(トリニダード時間で3月3日のお昼ご飯を食べ終わったところ。)

 

なぜかって?

 

それは、昨晩パノラマ ファイナルを見に行ったからだ。キラキラ

 

パノラマ ファイナルとは、「ナショナル スティールバンド パノラマ コンペティション ファイナル」つまり、スティールパンの全国大会決勝戦。

 

この日は、ミディアムバンド(人数90名まで)とラージバンド(人数120名まで)の二つのカテゴリーの決勝が一緒に行われる。

 

2月24日にアリマという町で行われたシングルパンのパノラマファイナルを見に行って、すっかりスチールパンの魅力にとりつかれた私。キラキラ

(その時の様子はこちら。「T.Tらしさ満載の日曜日 3 ナショナル パノラマ シングル パン ファイナル」)

 

カーニバル関連の数あるイベントの中で、事前にオンラインでパノラマ ファイナルのチケットをゲット!おーっ!

(直前まで売りださなかったから、買えなくなるんじゃないかと焦った!)

 

シングル パン決勝の時は、初めての夜のお出かけでビビりまくって、車で行ったのにもかかわらず全体の1/3も見ないで早々に帰ってきてしまったのだが、それから2週間、いつものおなじみ(?)初老3人組も、ずいぶん大胆になってきた。ニヤ

 

今回は、「家からサバンナまで歩いて行って、パノラマファイナルを最初から最後まで楽しむ!」と朝から鼻息も荒い。DASH!DASH!DASH!

 

オンラインで買ったチケットに書いてあった開始時間に間に合うように家を出て、小雨のぱらつく中、クイーンズ パーク サバンナの周りをカーニバルのために作られた「カーニバル シティー」と呼ばれる特設会場に向かって歩く。

 

我が家の方からは、クイーンズパークサバンナの対角線のちょうど反対側にある。

 

防犯上の観点から、サバンナの中には立ち入らないようにきつく言われているので(2016年のカーニバルでは、日本人女性スチールパン奏者がサバンナの中で殺害されるという事件もあった)、遠回りになるが、白丸の方角から赤いピンが立っている辺りに向かって外周を黙々と歩く。走る人走る人走る人

 

「大胆になっていた」とはいえ、初めてサバンナの周りを歩くので、携帯を出して写真を撮るなんてもってのほか!

(街を歩きながら不用意に携帯を出すと、強奪される恐れありなのだ!滝汗アセアセ

 

「マグニフィセント セブン」と呼ばれる、ポート オブ スペインの観光の目玉となる建物群の前を、初めて徒歩で通っているのに(車ではしょっちゅう通っているのだが)、目に焼き付けるだけにとどめる。ぐすん

 

そんなこんなで、途中の景色を楽しみつつ歩くこと30分ほど。

 

早めに家を出たのが功を奏したのか、カーニバルシティー周辺には、朝行われていたジュニアパレード(子供のカーニバル パレード)に参加した帰りの親子連れが目立つくらいで、まだあまり人がいない。

 

お子さんの頭飾りを手にした知り合いのT.T在住の日本人の方にも偶然お会いした。ニコ

 

それにしても、人が少ない。えー?

 

ガラガラの会場の入り口ゲートで、携帯に落としておいたチケットを見せて入ろうとしたら、「今は、別の催し物をやっていて、パノラマファイナルは5時からよ。」と言われた!ガーンハッ

 

でも、私が手にしているチケットには、開始時刻は12:00と書いてある。

(12:00amは、夜中の12時のことを指すのではないかというご指摘もあるでしょうが・・・)

 

 滝汗 アセアセ ガーン チーン えーん 叫び

 

一体、どういうこと????

 

いや、確かに、カーニバルイベントチラシには、

 

「7PM」と書いてあったような気もするが、

まさか、チケットに騙されるとは・・・チーン えーん 叫び

(トリニダード・トバゴ恐るべし・・・ゲッソリ

 

仕方がないので(この時まだ12:00過ぎたばかり)、一旦家に帰って出直すことにする。

 

あまりにも打ちひしがれていたため、普段のビビリモードは完全にかき消され、人目をはばからず携帯を出し、往路では1枚も取らなかった写真を撮りまくりながら歩く。カメラカメラカメラ

(イベント会場の外壁のペインティング)

 

カーニバルシティーの屋台の前でたむろすジュニアパレード帰りの人々。

 

子供といえど、パレードの衣装には力入れまくり!ラブ 

(親は大変だろうなぁ。自分の子供じゃなくてよかった!)

 

ベビーカーだってパレード仕様。

 

「マグニフィセント セブン」と呼ばれる植民地時代の歴史的建造物群。

 

南から、クイーンズ ロイヤル カレッジ (Queen's Royal College)

1094年築。ジャーマンルネッサンス様式の堂々とした立派な建物。イギリス植民地時代に建てられた、T.Tで2番目に古い中等教育機関(中学と高校)らしい。現在も学校として使われているそうだ。

 

ヘイズ コート(Hayes Court)

1910年築。英国国教会司教の館としてフレンチコロニアル様式で建てられた邸宅。

 

ミル フルール(Mille Fleurs)

1904年築。7件の中で一番状態が悪く、屋根で覆われていてよく見えない。

 

アンバーズ ハウス(Ambard's House)。

1904年築。フランス第二帝政様式の邸宅。この家を建てたアンバード家の農場(?)で取れた木材と、スコットランドの鋳鉄細工とイタリア大理石とフランスのタイルを使って作られていて、保存状態が良いので、現在でもオリジナルの建材が見られる。家根やテラスの柵が素敵。

(現在も住居として使われているようで、テラスの柵にタオルが干してあった!)

 

大司教邸(Archbishop's House)

1903年築。インド帝国様式。

 

首相官邸(White Hall)

1907年築(屋根が完成したのは19010年)。ムーア様式で建てられたこの通りで最大の邸宅。外壁はバルバドス産の白石灰岩を使って建てられている。

 

ストルマイヤー城(Stollmeyer's Castle)

1904年築。現在も英王室が夏の休暇に仕様しているバルモラル城を模して作られたスコットランドバロニアル様式の邸宅。

(上記マグニフィセントセブンの説明の情報は、wikipedia(https://en.wikipedia.org/wiki/Magnificent_Seven_Houses)より。)

 

家に着く頃には、さっきの打ちひしがれた気分は何処へやら、久しぶりに散歩が出来て大満足だった。ウシシ

 

 家 家 家 家 家

 

Q ミニチュア模型、買ったことある?

 

大好き!

 

見ると欲しくなるので、私にとっては危険な存在だ。

 

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