昨日のスワンリバー
曇り。日の出前にすでに気温は23度。
蒸し暑い。携帯の天気予報では、湿度35%になっていたけど、体感的には80%を越えている!
珍しく、歩き始めた途端に汗をかいた。
オーストラリアは、言わずと知れたスポーツ大国。
そんなオーストラリアで盛んなスポーツといえば、どんな競技を思い浮かべるだろう?
ラグビー・フッティー? クリケット? サッカー? バスケットボール・ネットボール?
それともゴルフ? テニス? 水泳? サーフィン?
あるいは、このブログでも紹介した水球、ホッケーとか?
・・・・・・
そんな数ある盛んなスポーツの中で、昨夕見に行ったのは「野球」!
オーストラリアでも、ソフトボールや子供のTボールが割と盛んなのは知っていた。
でも、「プロ野球リーグがある」と知ったのは、つい最近だ。
これは是非見に行ってみなければなるまい!
今あるオーストラリア野球リーグ(ABL)は、2010年に発足して今年で8シーズン目。
(野球自体はもっと昔から行われていたそうだ。)
シーズンは、11月から翌年の2月まで。
参加しているのはアデレード、ブリスベン、キャンベラ、メルボルン、シドニー、そしてここパースの6チーム。
パース・ヒートはその中でも強豪チームのようで、過去優勝4回準優勝1回を誇っているそうだ。
(詳しい情報はABLのホームページで。
http://web.theabl.com.au/index.jsp)
昨日の対戦カードは「パース ヒートvsアデレード バイト」。
球場は、日本の地方小都市の市営球場くらいの規模で、とてもプロ野球の球場とは思えない。
(簡単にホームランが出そう。でも、サイズは国際試合規格なのだとか。)
ちゃんとした観客席は、バックネット裏と、一塁側・三塁側のベンチの上までしかない。
レフトのライン際の芝生席は、盛り土をして、芝生が植えられた階段状のファミリーピクニック席に改修する予定だそうだ。
この日は、ダブルヘッダーだった様で、6時ごろ球場に着いたらすでに試合をやっていた!
(時間を間違えたかと思って焦った〜。 )
1試合目(11−5でパースの勝ち)が終わると、地元のTボール(ピッチャーが投げたボールを打つのではなく、ホームベースのところに立てた棒の上に置かれたボールを打つ以外は野球の様なスポーツ)チームの子どもたちがグラウンドに出て試合(?)を披露。
10歳くらいの三塁手や外野手の強肩にびっくりした!
(2試合目の前に、ホームチームのベンチ前で集合写真を撮っているところ。)
この日は(いつも?)、試合開始前、スポンサーのハーレー ダビッドソンのバイクがグラウンドに乗り込んで、選手たちをお出迎え。
そして、子供による国歌斉唱。
(とっても上手!)
試合は、「4ボールで塁を埋めた後、ヒットを打たれる」というよくないパターンだったものの、1試合目に続き、11−4でパースヒートの勝利。
アメリカのメジャーリーグでおなじみの7回のストレッチで「私を野球に連れて行って(Take me out to the ball game)」が流れたり、
イニングの変わり目に2回(3回の表と8回の表の前だったかな?)「フー レット ザ ドッグズ アウト( Who let the dogs out)」の音楽に合わせて球場に来ていた子供達(観客)が3塁側から1塁側に向けてグラウンドを走って横切ったり、
「YMCA」に合わせて踊ったりと、野球ファンならずとも家族で楽しめる。
夫は、試合中、展示されていたバイクにまたがせてもらってご満悦。
気分はイージー ライダー
(古すぎて、わからないかも・・・)
どうやら、今日(日曜日)の試合で負けてしまったため、パースヒートは現在0.5ゲーム差でブリスベンに続いて2位。十分優勝を狙える位置にいる。
今後のパースヒートのホームゲームは
12月29日~31日 vsキャンベラ
1月11日~14日 vsシドニー
1月25日~27日 vsメルボルン
チケットは、$16から。
ホームで優勝が決まりそうなら、また見に行こうかな?
詳しい日程チケット情報などはパースヒートのホームページ(http://web.theabl.com.au/index.jsp?sid=t4068)で。
ところで、楽天のオコエ瑠偉選手がメキシコのウインターリーグから帰国したことがニュースになっていたけれど、2軍選手のシーズンオフの調整・出稼ぎなら、オーストラリアに来て行うというのはいかがなものだろうか。
パースヒート球団関係者は、日本・韓国・台湾などの選手や、球団がパースにやってきてくれることを熱烈歓迎していたよ。
残念ながら、そんなことを私に話してくださっても、何のコネクションもないのでどうしようもないのだけれど・・・
ハワイやグァムでキャンプをするなら、是非、時差のほとんどないオーストラリアへ!
(ただし、物価が高いので、経費はかかるかも・・・・)
誰か、奇特な野球関係者がこのブログを見て、興味を持ってくださることを切に願うばかりである。
是非こちらもポチッとお願いします。