娘は、ピアノを弾くことが大好きです。
受験勉強をする必要がなければ、毎日ピアノを1時間弾いているでしょう。
ピアノは気晴らしになるらしく、本当は続けたいようですが、
中学受験の勉強に専念する必要があると自覚をし、
12月、1月の2ヶ月間、教室でのレッスンを休むことにしました。
ピアノは、芸術です。
作曲者が残した楽譜というルールがあり、それを解釈し、
右手、左手、右足、左足、体で表現します。
色々な表現力、テクニック、訓練が必要です。
練習しただけ上達し、指が動くようになり、
上手に弾けるととても幸せな気分になれます。
発表会という目標に向かって仕上げていき、本番で、成功、失敗体験を得る。
やった分だけ効果が得られるというところは、受験勉強と似ています。
根性、粘り強さ、精神的な強さが身につくものだなと思います。
娘が幼稚園の間は、ヤマハ教室でグループ学習を楽しみました。
楽しい絵がいっぱいのテキストに沿って、時々映像を見たりしながら、
とてもワクワクする時間を、娘と過ごしました。
教室で行われた小さな発表会でみつばちマーチを演奏したのを覚えています。
小学生からは近所のピアノ教室で週1回の個人レッスン。
その先生が引越しのために、別の先生を探すことになり、
小2の春に、今の先生にめぐり合いました。
小4で全日本ジュニアクラシック音楽コンクールに出場し、
モーツァルトのピアノソナタK545 を演奏しました。
予選は通過したものの、本選(地区大会)は通過できず、
目指していた全国大会には行けませんでした。
ペダルを踏んでもいつものように響かないと演奏開始直後に気づき、
「どうしよう」と気持ちが動揺し、ミスが増えてしまったそうです。
演奏後に舞台袖で、娘が涙をポロポロ流していたのを覚えています。
あれだけ努力を続けてきたのに、私の実力を全部出せなかったという涙でしょう。
ピアノの足元には、弦と連動したペダルがあり、
音を強く響かせる右ペダル、音を弱くする左ペダルがあります。
当時の娘は、足がグランドピアノのペダルに届かなかったため、
自宅から補助ペダルを持っていきました。
補助ペダルは、ピアノのペダルの上にかぶせて使う高さ15cm位の箱で、
ピアノのペダルに当たる装置が内側にもつき、機能が連動するものです。
コンクールでは、演奏直前に保護者が補助ペダルを設置するという決まりでした。
念入りに高さ調節、確認できなかった私の責任です。
謝っても謝りきれない出来事でした。
半年以上の時間を積み上げて出場したコンクールから、
演奏技術以外にも、ものすごくたくさんのことを学びました。
小5からは、塾の宿題が増えたので、
ピアノ教室に通う回数を減らし、隔週でレッスンを受けています。
レッスンで注意されたことを、次のレッスンまでに修正する練習が必要です。
小4では、毎日ピアノを練習していましたが、
最近は多忙なので、レッスン日前の3日間位しか、練習をしていません。
今は4月の発表会に向けて、シューベルトの即興曲90-2 を練習しています。
5月頃に、ピアノの先生から
「次の発表会はシューベルトの即興曲がいいんじゃない?」と言われ、
楽譜を買ってみたら、すごく難しい曲だとわかり、
「中学受験勉強のため練習時間が作れないので、もう少し簡単な曲を。」と話したら
「今から時間をかけて進めていけば、大丈夫。任せてください!」と。
「そ、そうですか。わかりました。」と答えるしかありませんでした。
オクターブ和音も出てくるし、最初は不安でいっぱいでしたが、
6月から少しずつ進めてきて、8月には全体を通して弾けるようになりました。
スピーディに弾けるととても気持ちのよい曲です。
2ヶ月間休むことは5月に先生に伝えてありましたが、
「休んでいる間も時々は弾いてみてね。
何も弾かないでいると指が動かなくなっちゃうから。」
と言われました。ピアノ教室からの帰宅後、
「学校の休み時間に練習できるように、楽譜の縮小コピーを用意して。」
と娘からリクエストがあり、早速、用意して娘に渡しました。
本当に練習するのかは疑問ですが、その気持ちがあることは理解しました。
いよいよ来月からは、学校と日能研だけの日々が始まります。