随分と遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願い致します
今日お話ししたいのは、私自身の身に起きた、
体外受精とコロナ感染
の事について
昨年末に、1回目の採卵で受精卵となった5個の卵🥚
最後の1つを移植していました
一般的に、良好な胚(受精卵)を3回移植しても妊娠に至らない場合は着床障害と言って、何かしら着床に至るまでに原因があるとされています
私も子宮外妊娠を含めると4回残念な結果に終わり、自分自身やもしくは受精卵を詳しく調べないと気付けない問題があるのかも…と思い始めていました
先生と相談の上、最後の卵を戻した上でダメだったら詳しく検査をしよう。と決めました
受精卵は卵としてレベル?良さ?を数字で表されていて、染色体の異常までは分かりませんが、受精卵としての完成度は事前に分かっていて
私の今回戻す卵は充分妊娠に至る可能性のある物でした
ですが…ここまで上手くいかないと、自分自身の身体も女性として妊娠する力も信じられなくなってしまっていて、移植をする事も妊娠判定日を待つ事もどうせダメだろうというネガティブな日々でした
そんな考えは絶対に良くないと心の底では分かっているし、ポジティブにノンストレスで過ごす事が大切だとは分かってる
でも
今回ダメだったらまた検査やら採卵やら体や家計に負担のかかる日々が待ち受けていると思うと、どーーーしても前向きにはなれない
そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら年始を過ごし、いざ判定日の朝……
(事前に自分で妊娠検査薬を使ってフライングで調べていたから結果はダメだと知っていました)
隣に寝ていた夫が、
「熱があるかも…」
ひーーー
熱を測ると微熱…
しかし、とても辛そう…
こんな時期なので、コロナの可能性が高い…
これはPCR検査をして貰える病院をすぐ探さなければ
しかし、引っ越してきてから掛かり付け医はおらず、すぐに頼れる病院の知識は皆無でした
なので、区の発熱相談窓口に電話…
何度掛けても繋がらず…
同じような都の窓口に電話…
繋がらず…
ニュースでは毎日のように目にしていましたが、パンク寸前を身をもって感じました
30分弱掛け続けてようやく区の窓口に繋がり、PCR検査を行なっている病院を3つ教えていただけましたが、恐らくどこも混み合っていて、すぐには診てもらえない可能性が高いとの事
病院も何度か掛けてやっと繋がりましたが検査が出来るのは3日後…
どこも変わらないかもしれないけれど、早い方が良いから、他も当たってみて、早く予約が取れたらキャンセルして下さいとの事
一旦予約を入れて他の2軒に電話をし続けていると、運良くキャンセルが出てすぐ来られれば診てくれるとの事…良かった…
3日後に予約を入れていた病院にはすぐに連絡をしキャンセルをし、夫はすぐに病院へ向かいました
こんな時に私が運転出来れば…
(ゴールドペーパードライバーな私)と後悔しつつ。
やたら外に出るのも万が一を考えると良くないと思い帰宅を待ちました
PCR検査の結果はやはりすぐ分からず、翌日〜翌々日になってしまうとの事
私は体外受精の判定日で通院予定でしたが、この状況では外出は避けるべきだと思い、病院に電話で相談した所。
「ご自身で妊娠検査薬をやってみて下さい」
との事。
陰性だった旨を伝え、今後の方針も含め、後日通院する事になりました
今回もダメだったというショックはもちろんですが、今回に関しては夫のコロナ疑惑で割と冷静で居られました
翌々日、PCR検査の結果が分かり…
陽性
妻である私は濃厚接触者になりました
その時点で私は無症状だったので(自分で行った抗原検査も陰性)
「検査薬は陰性だらけ」
なんて、悲しい妊活ギャグを交えつつ……笑
夫は2日程微熱がありましたが、その後は喉の調子が悪い以外は軽症といった感じ。
しかし、夫はマスクはもちろん職場と自宅を車で往復するのみで、外出や人混みへ出掛けることはほとんどなく過ごしていたのになぁと感染力の強さを感じました
部屋を基本的に分け、家庭内別居状態で過ごしていましたが、夫の発症から4日…
あれ?
喉がイガイガする…
ちょっと体がダルい…
すぐに夫と同じ病院に連絡をし、PCR検査を希望。
休診日でしたが、濃厚接触者という事で優先的に診ていただけることに…ありがたい
私もPCR検査を受け、翌々日…
陽性
こうして、夫婦揃って
コロナ感染
となりました
当初は夫のホテル療養も検討しましたが、私も感染してしまった為、2人で支え合って自宅療養することに
私の感染が分かった頃には夫はかなり回復してきていたので、助かりました
私は約4日、熱とひどい頭痛、鼻詰まり、倦怠感に悩まされました
ですが、恐らく軽症だったはず
約1週間で回復し、無事私たち夫婦は自宅療養を終えました
不妊治療の事で言えば、自宅療養の期間もあり、1ヶ月はお休みしなければならなくなりました
1回目の採卵で取れた卵たちが無くなってしまった為、冒頭でお話しした着床障害の検査も含め、転院を考えていたので、冷静になれる良い機会だったのではと今では思える様になりました
しかし、コロナは、1分1秒無駄にしたくない気持ちの強い方が多いであろう不妊治療中の人間にとって本当に怖い存在だなぁと改めて身を持って実感しました
今後もより一層感染対策をしながら過ごしたいと思っています
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました