やっと、念願だった妊娠が分ったものの、なかなか赤ちゃんが育つ為のお部屋(胎嚢)が見えず、婦人科の先生から、


注意染色体異常による防ぎ様のない流産

注意僅かな確率だけど成長が遅い

注意もっと僅かな確率で子宮外妊娠



と言われてしまい、僅かな希望に望みを持ちつつ、

次の診察までの1週間を不安な気持ちで過ごしました🥲



不安のあまり、しょっちゅう自分で市販の妊娠検査薬を試してました…




ずっと陽性だったし、徐々に判定の線が濃くなっている様だったので、赤ちゃんが成長してくれているのでは無いかと、希望を持ちつつ安心していましたひらめき電球





ところが…



ずっと続いていた僅かな出血と共に、診察を翌日に控えたある日、今まで感じたことのない腹痛となんとも言えない体調の悪さを感じて立っているのもしんどい状況になりましたガーン

パート中だったのですが、早退させて頂き、すぐに病院に向かいました…




先生に診ていただくと、



「やっぱり赤ちゃんは見えないね…でも妊娠反応はあるし、子宮外妊娠の可能性がある。この後すぐ大きな病院に行けるかな??」





まず赤ちゃんが相変わらず見えなかった事のショック。つまり、もう赤ちゃんが生まれてきてくれる可能性は無い。




あとは、言葉では知っていたけれど、全く知識の無かった、子宮外妊娠の疑い。

と言われた事への不安と恐怖。




子宮外妊娠は、子宮以外の場所(卵管がほとんどらしく、他には子宮頸部、卵巣、お腹の中)で着床し、赤ちゃんが育とうとしてしまっている事。





そしたら、赤ちゃんをちゃんと子宮に戻せば良いんじゃない…??





全く知識が無いと普通にそう考えてしまいますよね…



でも、子宮外妊娠は妊娠継続は出来ず、更に卵管部で成長を続けたりしたら、卵管が破裂、お腹の中で大量出血を起こし母体の命の危険があるそう…




なので、一般的には腹腔鏡手術(お腹に数箇所穴を開ける手術)で、妊娠組織ごと切除するのが一般的で、

他には、抗がん剤を使用して、妊娠組織を消滅させたり、数値によっては経過観察しながら、流産するのを待つ事もある。



色々な感情でどうしようもない気持ちで、すごくすごく悲しいはずなのに、最初は恐怖が勝って、涙すら出ませんでした…



すぐに紹介された大きな病院に向かい、夜間だった為救急で対応して頂きましたが…




コロナ禍…



PCR検査をしたりその他必要な検査をして。

やっと婦人科の先生に診ていただきました。




主人と母と共に詳しく説明を受け、その時の状況としては…



「妊娠反応の数値があるけれど、一般的な数値に比べると低め。なので、赤ちゃんはもう亡くなってしまっている可能性が高い。なので、このまま流産するのではないか…

赤ちゃんが居る場所としては、左卵管に赤ちゃんの細胞らしきものが見えるので(私の場合数値があまり高くなかった為、はっきりは見えなかったみたいです)それではないかと思う。

今後急変する可能性もあるので、すぐ入院して、経過を診たい。」




まさか人生初の入院が、子宮外妊娠?流産?とはっきり分からない状況とは…





腹痛とお腹の張りに不安を感じながら、そのまま入院する事に。

もちろん、コロナ禍の為、家族との面会は禁止の為、しばしの別れ…

急変するかもという、お医者さんの言葉に不安で怖くて眠れぬ夜を過ごしました。






そんな不安で悲しい私に追い討ちをかけたのが、産婦人科の為、妊婦さんや生まれたての赤ちゃんの声、これから生まれてくる赤ちゃんの心拍を確認する音が聞こえてくる事ぐすん




赤ちゃんが誕生する事の奇跡を身を持って感じているからこそ、知らない方の心拍の音も私までワクワクしたし、素敵な事だし、廊下ですれ違う新生児は可愛くて仕方なかった…





でも…





もし、普通に妊娠できていたら私だって…





そんな感情が溢れて、なかなか気持ちの整理がつかず、涙が溢れました。





普通にスッと妊娠が出来た方からしたら何て事ない報告ですら、その時の私には受け入れる事が出来なくて、SNSをなるべく見ない様に。






痛みと不安にただ淡々と耐えて過ごしていました。





数日後、一旦数値が少し下がり体調も落ち着いた為、通院で流産する経過を観察する事になり、退院することが出来ましたうずまき

その時はとにかく家に帰りたかったから、嬉しかったキラキラ







しかし………







続く。