昨日のブログを見て、心配して連絡をくれた方が居たり、同じ病気で定期的に検査を受けている方がコメントをくれたり・・・・
とっても嬉しかったですありがとうございます
私なんて本当に微力ではありますが・・・・
少しでも私を知って下さっている女性の方その周りの方、また、私を知って下さっている男性の方の周りの女性、私のお友達
私の事をどんな形でも良いので共有してもらえる事で、定期検査の大切さ、早期発見・治療が広まればいいなぁと思っています。
もちろん私の所属していた、東京女子プロレスの現役の選手のみんなもね
今日は、高度異形成の発見に至った精密検査を受けた時の事をお話ししたいと思います
まず、最初の再検査の結果をもらったのが昨年末。
私が毎年受けていた会社の健康診断では乳がんの検診(エコー検査)は毎年、子宮頸がん検査は2年に一度受診していました
(もちろん自分が希望すればオプションとかで毎年でも受けられたはず)
再検査の用紙に書かれていた内容としては、しっかり調べないと状態が分からないような専門的な記号で結果が記載されていて、私がパッと見で理解出来たのは、「要精密検査」という事だけでした
不安になりながらも、忙しい日々を過ごしていたり、精密検査
の四文字の恐怖に怯えていて、精密検査を再度受けに行ったのが年が明けて3月。
普段受診していた、信頼している近所の婦人科の先生に勧められて、大きな病院に行きました(病院の名前は伏せさせて頂きます・・・・)
そちらでは、まずは最初に再検査の結果をもらってから時間が少し経っているということで、初回は健康診断の時と同様、綿棒で子宮頸部を擦り細胞?を採取する方法でした。
女性ならご存じのあの婦人科の診察台に座り、先生が膣からエコーで観察したり、綿棒で拭う感じです
まぁ私の場合は痛い訳では無かったけれど、内臓を触られている感じは何度経験してもなんだか苦手
具合が悪くなってしまう女性も少なくないみたい・・・・
そこから2週間後結果を聞きに行きました。
なんとなく嫌な予感がしていました・・・・
予感通り
「やっぱりちょっとあんまり結果が良くないのでコルポスコピー検査っていう精密検査してみましょう。酢の様なものを膣内に吹きかけて浮き出てきた悪い部分を観察して、大きな爪切りみたいなもので子宮頸部の細胞を3ヶ所くらい切り取らせて頂きますね。麻酔はしないけど外来で出来る検査だから大丈夫ですよ」
あずさ「(心の声)いやいやいや、酢ってなに大きな爪切りってなに
痛くないわけ無い
いくら普通の女性より痛みに強い私でも無理な気がする・・・・
」
一度診察室を出て待たされている間にすごい勢いでコルポスコピー検査について検索。
すごい痛いとか、耐えられたとか、色々な感想が出てきたから、私は大丈夫。痛くない。と
言い聞かせて臨みました。
不思議とこういう時に考えるのが引退した今でも、プロレスの試合の事。
「数分で終わるって言われたから、試合に比べたら一瞬だし、大丈夫と。
だってきっとこの先生(推定40代男性)、人に蹴られたり投げられたりした事無いだろうし、私の方が強いよ」と訳の分からない自信を持って精密検査を受けるのでした
これからコルポスコピー検査を受ける方が居たらあまりリアルに表現して無駄な恐怖心を煽るのは良くないので、私の感想を簡単に申し上げますと、嫌な感じはもちろんあるけど、痛いとは違うかなぁ。という感じでした。
そんなに長い時間ではないし、深呼吸していれば大丈夫
出血があるので、膣内に包帯を詰められて終わり
女性ならお分かりかと思いますが、生理時のタンポンみたいな代わりに私の診察した病院は長い包帯でした私的にはこれを自分で取り出す時が一番恐怖だったかも・・・・
やっぱりこの検査は通常の検査より具合が悪くなってしまう方も多いみたいで看護師さんがやさしく声をかけてくれ、もし具合が悪くなってしまったら遠慮なく言ってお休みしていってね
と言って下さいましたが、私は何とか大丈夫でした
でも、本当に気持ちの面では不安だし怖かった
検査自体ももちろんだし、この先のことも・・・・
検査結果は2週間後
それから5日くらい経った頃、もちろん検査後はしばらく細胞を切り取った傷口から出血があります。と言われてはいたものの、大分治まっていたはずの出血が再度起こりました。
朝起きておかしいなぁと思い始めてから数時間で、信じられない量の出血を起こし、怖くなり病院へ向かいました
診察台も血まみれになってしまうほどの出血で、もしかしたら傷口を縫い合わせなくちゃいけないかもと言われましたが・・・・なんとか止血してもらい縫い合わせる事無く帰宅出来ました
原因は分からなかったのですが、私の不安はますます大きくなり、大量出血で具合は悪いしフラフラ・・・・・・・・
翌日には出血もすっかり止まり日常に戻れたものの、あの出血は本当トラウマ
検査後、もっと安静にしていた方が良かった気がしています
それから約2週間後、精密検査の結果を聞きにいきました
そこで判明したのが「高度異形成」
低度・中度・高度とある中で最も悪い「高度異形成」
もしかしたら、一部「上皮内がん」というものに進行している可能性も高いので、可能な限り早めに手術をして下さい。と・・・・
これまでの2週間で子宮頸がんについて調べまくり、進行が遅いことや、異形成での早期発見で治る事、出産も可能な事。
分かってはいたものの、はっきり結果が出ると、治療に前向きになる以前に悲しいし辛かった。
まさか自分が。と・・・・
続く