『ブルースピネルで
オーダーメイドで指輪を作りたい
と、今夢が出来たわ』
と書いた。
主人公まゆみが
想い人 三郎 から
託される指輪
一平方センチほどの
エメラルド・カットの水色の宝石
その宝石は鏡のように平らで
三郎はそのことをミラーと言った
まゆみは初め
右手の中指にはめる
コバルト色の宝石の表面
揺らめき、三郎の姿を映す
薄雲のように
さざなみのように
“ーーーまほうのミラーなんだわ。あの人とわたしの心をむすんでいるミラーなんだわ。”
と、まゆみ
指輪は姿だけでなく
音声も伝えてくれるものだった
ミラーの壊し方
涙で濡らして、小指の先で、×
でも、ミラーを壊すと
三郎の心臓も壊れてしまう
三郎は、まゆみが
自分から離れる瞬間に
死にたいと願っていたのだった
“「三郎さーん。」まゆみは、声をかぎりに、さけびました。「あたし、ばかなことをいったわ。えらそうなことをいったわ。一ついのちがいるときは、あたしを使って、だって。あたしは見せつけていたけど、あなたはだまっていたわ。ずっとだまっていたわ。」「男というものは、そういうもんですよ。」と、アラエッサが、ぼそぼそといいました。”
14歳の私は
この2人の深い愛に
衝撃を受けた
(そして「男というものは…」と言う
5歳のアラエッサ(鶏)天才
三郎が、私の理想の男性になった瞬間
(そしてなかなかそんな素敵な男性は居ない←
そして1年ほどの冒険は終わり…
まゆみは現実世界に帰って来た
1ヶ月行方不明だった
(しばしばクレヨン王国では
そういう事が起きる。
流れている時間が違うらしい。
まゆみは東京で居なくなったが
発見されたのは
広島の平和公園の
原爆ドームの前だった。
(旅行でその地に立った時…号泣
両親が迎えに行き
父親がまゆみに 合格祝いとして
【その趣味が全く無いにもかかわらず
気に入って買った】指輪を渡す
(試験は不合格だったのだが
“まゆみの誕生日三月にちなんで”
(と書いてあるのだが、
3月だとアクアマリンじゃないか?
という疑問…
アクアマリン=海の水=さざなみミラー?
でも…↓続き
“海のように青いブルースピネルを、四角いエメラルドカットにしてはめこんだ銀の指輪”
(と書いてあるので、
私は自分の指輪は
ブルースピネルを採用✨
2022年にブルースピネルは
8月の誕生石になったのだ✨
なんと言う偶然?導き?
私の誕生日は、8月なのだ✨
(うーん、そうゆうのに、全く弱い←
そして
まゆみはその指輪を
当然の様に(今度は)左手の中指に
はめて呟く
“「こんなだいじなものをどこでおとしたのかしら。記憶がないの。あたし。」”
↑物語の最後の一文が
この一言…
私の人生のバイブルです✨