まいにち、深呼吸

まいにち、深呼吸

ゆるい日記を綴って参りましたが、2011年、年末にプロポーズされたので結婚の準備のことも書いていきたいと思います。

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出産直後の私はハイテンションでした。

「分娩室に入ってからは、あっけないもんなんですねぇ」

とか、看護師さんにもっとアホな事を言って失笑される。

でも、夫が分娩室に来るとまた泣く。

「頑張ったね」

って言われて、私は絶対言うって決めてた言葉を伝える。

「私はあなたに会えたから、お母さんになれました。ありがとね。」

夫は必死で涙をこらえて、

「こちらこそ…ね。」

って。

そして産まれたての娘が登場。カンガルーケア。

ぽちゃぽちゃのホッペで、ふわふわで、可愛い姿。

家族三人のささやかな時間を堪能。


陣痛から12時間、予定日の3月22日、0時36分。

3095gで娘を出産しました。



その後、病院のベッドの上で1人、引っ込んだお腹をさすっては泣き、ふいにうつ伏せになっては泣き、出産を思い出しては泣き…こんなに私って涙があったの?と思うほど泣きました。

それから、一ヶ月。

まだ泣き虫は続いている私ですが、娘は新生児から乳児になりました。娘と一緒に母として成長出来ればと思っています。

長文、読んで下さってありがとうございました!



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私以外のもう一人の妊婦さんは、ついに陣痛促進剤を使用したらしく、叫び声をあげていた。やがて分娩室へ。

私も限界に達していて看護師さんを呼ぶ。

「限界です!赤ちゃんも下に移動してます!もう無理です…。」

子宮口チェック、まだ8cm…
ガビーン!そんなハズは…。

看護師さん「とりあえず、分娩室に移動しますか?」

…移動しましょう!

で、分娩室。ついに来たか…。

ゴムボールを取ったら、身体中が痙攣するほどの痛みで叫ぶ。

ゴムボールの威力を知った。この痛みをゴムボールが逃してくれてたのかっ!

でも、これだけ叫べるのはちょっと気持ちいいなぁと思った。

三回ほど叫ぶ。

そんな痛みと戦っている間、先に入った妊婦さんの方から産声が!

夫と私、小さい声でおめでとうと言う。妊婦さん、頑張ったねぇ。

次は私だねぇ…。



先に産んだ妊婦さんの処置がひと通り終ったらしく、医師が来る。そして、夫を外に出した。

「ポポさん、子宮口9.5cmですね。」

9.5cmってなに?もう全開でいいじゃん!と心でさけぶ。

で、噂の子宮口グリグリをされる。思ったほど痛くない。

「ポポさん、全開です、自分のタイミングでいきんで!」

え?もう?オッケー?いきむ?

一回の陣痛の波に2度、いきむ。いきむと痛みが和らぐので、力いっぱいいきむ。
それを三回繰り返したら、産声が聞こえた。

震えながら泣く赤ちゃんがそこにいた。


私は「会いたかったよー!」って叫んで号泣した。

ちょっと前まで、お腹を蹴ってたあなた。

10ヶ月10日、ピッタリに出てきたあなた。

私をお母さんにしてくれたあなた。

ようやくその姿、その声を知ることが出来たね。







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よく、テニスボールやゴルフボールで痛みをのがすと言われていますが、友達曰く、硬すぎて駄目だったとのことなので…

100円ショップでオモチャのゴム製のボールを買っといたので使用したらこれまた大正解!ラク!痛みが和らぐ!

陣痛がきそう➡陣痛アプリを押す➡夫が腰を押す➡私は深呼吸に集中する

を繰り返す。

夫が気分転換に話しかけるも受け答える余裕はなく…そして、腰を押し続ける指に限界がきているのが分かる…。夫が可哀想だけど、こちらも余裕がない。

病院から夕食が出るも、食べられない。夫が夕食に出かけ、夫と母が交代。看護師さんが背中をさする陣痛逃しの技を教えてくれる。

ラク。押してもらうのも良かったけどさするのもラク。看護師さん並に母のさすり方も上手い。

そして夫が夕食から帰ってくるあたりで、妊婦さんが陣痛室に入って来た。すでに痛みで声をあげている。

…可哀想に…。って、私も陣痛中だけど、多分この人よりは痛くないんだろうな…と感じる。

夜になり、子宮口は8cmをキープし続ける。

痛みは増すのでお腹に力を入れないために楽しい事を考える…。

あ、新婚旅行の海、楽しかったな…

「グレートバリアリーフ…」
口にしたら夫は、痛みで頭がおかしくなって来たのかと思ったらしい…。

でも、明らかに赤ちゃんが下に移動したのが分かった!

そして痛みも限界に…時計は22時を過ぎていて、陣痛の痛みの間隔も長くなって来ていた。

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