蒼き狼の読後感想文

蒼き狼の読後感想文

趣味は読書。ビジネス書を中心に、興味の赴くまま読書感想文を書き散らかしています。何かの参考になればと思ってます。

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ハーバード流宴会術/大和書房

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ハーバードビジネススクール仕込みの宴会仕切りはこうだ!とでも言おうか。たかが「宴会」と言わず、ビジネスと考えれば、こういう仕切りで参加者の満足度を上げるというのもアリといえばアリだが、なんか自己啓発セミナーみたいで気持ち悪い。仕切りが甘いのが宴会のいいところと言う風に考えるおじさんにはイマイチ合わない。それにしても、ハーバード流と謳うだけで宴会の仕切りが一冊の本になるほうが驚きだ。
人生確率論のススメ (扶桑社新書)/扶桑社

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人生にある、運、不運は変えられるという考えに基づき、その方法を確率に求め、どうやったら成功の確率を上げ、失敗の確率を下げるかということを真面目に考えた本。大局的には当たり前という話ではあるが、各論となるとかなり役に立つ。確率を変えられないのであれば、母数(つまりトライする数を多くする)とか、異常に確率の低いことはしないとか(たとえば宝くじを買うなど)、なるべくついている人と付き合うようにするとか、ついてる人のまねをするとか、いろいろ参考になった。後は自分のフィーリングにあうものをチョイスして。
朝昼夕3つのことを心がければOK! あなたの人生を変える睡眠の法則/自由国民社

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本書のエッセンスとしては、起床後4時間以内に外に出て外光を目に入れる、起床後6時間後に5~10分程度目を閉じる、あるいは仮眠する、そして起床後11時間後に姿勢を立たすあるいは軽く運動するを行うことで、体内時計をリセットし、安定した睡眠を得ることが出来るということだ。そのメカニズムも大変興味深いがとりあえず実践してみて効果を試してみたい。
地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図/朝日新聞出版

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ナチスが利用したということで、地政学は悪しき学問として一時、闇に葬られたが、実は良く世界情勢を説明できるとして脚光を浴びている。世界史と世界地理を組み合わせ、この地政学のエッセンスを入れれば、これから世界に起こること、そして我々はそれに対してどう向き合うかを知ることが出来る。題名はトンデモっぽいが内容はとてもアカデミック。やはり世界の火種は中東だが、本当の台風の目は中国であるというのはまさに然り。それにしても、「影のCIA」ってなんだ?
2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アス.../KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

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2chや発言小町、はてなに生息すると言われるネット釣り師の生態にせまる!釣られる側ではなく釣り師の視点で見ることでいろいろ見えてくるものがある。ネット釣り師がいるかいないかともかくとして、この本を読むことでネットリテラシーは確実に上がると思う。
正しい恨みの晴らし方 (ポプラ新書)/ポプラ社

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恨み、妬み、嫉妬などのネガティブな思考はどこからくるのか?という疑問に心理学と脳科学の視点からメスを入れる。妬みや嫉妬が人間の生存に有利に働くから心理的な機能として人間に備わっているという説は目からウロコでした。脳科学的に見ても、親切心よりもイジワルの方が自然な心の動きであるというのはある意味納得です。だからどうすればいいというところまで踏み込んで提言はされていませんが、まず理解するというところからはじめるとするならば、大きな一歩じゃないかと思います。
行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術/かんき出版

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行動科学によって、間違った指導をただす!という観点から、正しい指導法を学ぶ。ほぼ実践に即した形で書かれているので、すぐに役に立つ。これを読んだら、部下がダメだから仕事が出来ないとはいえなくなる。指導する立場であったら必読の書じゃないかな。
頭のよさとは「ヤマを張る技術」のことである/KADOKAWA/中経出版

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ヤマを張るということは、効率的に試験勉強するということ。ヤマを張るためには、・過去問をやる、・出題者の意図をくみ取る、・出題の傾向を読む、・7、8割を目指す、・計画を立てるということが大事と説く。そして最後に、ヤマが当たったら、あわてない、そして満点を目指さないということが肝要。試験前に読んで心に留めよう。
レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ (朝日新書)/朝日新聞出版

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煽情的な表題で読者を惹きつける意図というのは分かるがこれはひどい。内容は至極まともで、会社に於けるコストカットを家庭に持ち込むとこういうメリットがあるというもので、こうすれば年収に関わらず、無駄を排除してゆとりある生活が営めるというもの。ただし、提言として「効果が明白なもの」については出来るだけ支出を抑えるが、「効果が不明確なもの」については支出を抑えてはいけないというのは目から鱗であった。それが企業で言う将来に対する投資となると考えるとかなり深い。
僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)/PHP研究所

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就職する、というか働いてお金を稼ぐという概念が既に古い、もはやそうしなくても生活できるし、生活をエンジョイできるという「評価経済」の訪れを予言する一種の予言書。この考え方が世の中を席巻するのはだいぶ先かもしれないが、来るのならば待ってもいいかもと思える内容だった。そうは言ってもコミュニケーション力は高くないと生きていけない気はするが・・・・