蒼き狼の読後感想文 -2ページ目

蒼き狼の読後感想文

趣味は読書。ビジネス書を中心に、興味の赴くまま読書感想文を書き散らかしています。何かの参考になればと思ってます。

日本で働くのは本当に損なのか (PHPビジネス新書)/PHP研究所

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日本型雇用=終身雇用を指すのは誤りというのは良くわかるが、日本型雇用の公理が「給料は仕事ではなく人(の能力)で決まる」ということと「正社員は原則出世し、それに従い給料が上がる」だとは考えてもみなかった。が、雇用されている立場からすると確かにそうであると言える。日本型雇用を捨てて、欧米あるいはアメリカ型に変更するのではなく、双方の良いところをくみ取って、新しい日本型雇用の創生に繋げることが必要であると言える。
人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)/青春出版社

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かの有名な、佐藤優さんの人に強くなる極意。極意というほどのものでもないが、考え方は至極真っ当で共感が持てる。人には戦うべき時があり、その時は戦わないといけないというのも良くわかるが、インテリジェンスの専門家ならば、検察に尻尾をつかまれんようには出来なかったのか?という疑問もある。まぁ、国家が本気を出したら、個人なんてひとたまりもないのは良くわかる。
人と企業はどこで間違えるのか?---成功と失敗の本質を探る「10の物語」/ダイヤモンド社

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古き良きアメリカの経済事件に基づく、成功と失敗のストーリー。。。だがそこで紹介されている経済事件が自分の知識の中にないので、どれもこれもふーん、という感じで終わってしまう。それでも、会社経営に携わっている人には有用かもしれないが、日本の普通の人には。。。。ねぇ。
できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能/草思社

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何にもしないでぼーっとしてるのは無駄ではなく、その間に記憶の整理や創造的な思考を行っているので、効率重視で人間から無駄を省くと大変なことになるという趣旨の本。ただエッセイっぽく書かれているので逆に読みづらい気がする。こういうのはきちっと章立てして、理詰めで書いた方が分かりやすい。テーマがダラダラするなので、肩の力を抜いて書いた・・・ということであれば、ちょっと失敗かなぁ。内容はとってもいいけど。フォックスコンの例を挙げて、人間を機械に見立てて、効率を追求すると、鬱や自殺にたどり着くという話はかなり怖い。
なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)/PHP研究所

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ガチガチの懐疑主義者のオカルト否定に主眼を置いたエッセイ。著者が松尾貴史ということで読んだが、最初のうちはいいけど、だんだん疲れてくる。そもそも全否定なので、論旨はビリーバーの裏返し。もともとビリーバーだったのでこうなったとも言えるが、論証もせずに否定ばっかりだとやんなっちゃう。
18分集中法―時間の「質」を高める (ちくま新書)/筑摩書房

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やる気満々の時に頑張るのは大したことじゃない。モチベーションが下がった時にどうやってなんとかするか、あるいは先送りの癖があるのをどうやって回避するかを教えてくれる。18分で区切るのが良いというけど、調子が出なくてもとりあえずやってみる、それでだめならあきらめるという区切りに18分ってちょうど良いかも。切りが悪いことがミソ。
「グズ病」が完全に治る本―スグやる!「言い訳」はしない生活へ! (知的生きかた文庫)/三笠書房

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先送りにする人の気持ちを良く分かっている。その上で、どうすればいいかの対策を具体的に示している。即効性もあり、継続性もある良本。ただし、この本を手に取って読むくらいの人は、グズ病としても軽度だし、自覚もあるということかもしれない。
社長のためのマキアヴェリズム/中央公論新社

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あんまりいい印象を持っていなかったマキアヴェリを見直した一冊。いや、本当にいいこと言ってます。特に、悪を成すときは迅速に、善を成すときは小出しになんて、今考えても十分通用します。社長だけでなく、政治家にも必要な考え方がたくさん。「君主論」を読みたくなった。
悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学/エヌティティ出版

¥2,160
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貧困と紛争を経済学からの視点から見た本。旱魃と紛争には正の相関があるという話には納得。かと言って援助すればそれで紛争が解決するかというとそう簡単な話ではなく、政治腐敗が常態化しているところに援助を行っても一部の人間に搾取されるだけだし、それを利用した大企業や国家がはびこったりもする。理屈は重々承知だが、どうすればよいかはかなり難しい。