慶応初等部の入学説明会資料
生徒の選考にあたり(以下一部抜粋)

 そして何よりも、入学試験の準備の結果、大人の手によって盆栽のように体裁良くまとまり過ぎてしまうのではなく、これからの少年少女そして青年の時代に、根が深く張り、幹が太くなり、枝が力強く伸びて来ることが楽しみになるような、子供らしい伸びやかさと力強さがあって欲しいと思います。

本当に、その通りと思う
しかしながら
地域が異なるので
初等部に子どもを進学させる予定は全くない

真面目で
小さくまとまりすぎて
つまらない
最近はそういう医学生ばかりになった
とは、仕事でお世話になっている
日本の某トップ私立医学部の
系列病院の先生のお話
(病院に実習に来る学生を評している)

何が
「真面目で
小さくまとまりすぎて
つまらない学生ばかりになった」
原因なのだろうか?

なんとなく
上記初等部の
選考の話に
通じるものがある気がする

自分も子ども達を
よかれと思って
盆栽にしていないか
自問している

自分の価値観で
好ましいと思う枝だけを伸ばし
気に入らない芽を摘み取り
結果的に
小さく苅り込んでいないか

教育って
本人の持つ芽を伸ばすこと
なのだろうか?

でも、
どの芽を伸ばすか
どの芽を枯らすか
親が決めて良いのかな?

教育って
何なのだろうか