親戚の子どもは5年生
中学受験を1年後に控え

精神的に疲弊してきている

大人しい子どもで
親の言うことはよく聞き

母親から
「あなたは勉強が好きだもんね」
「大きくなったら◯◯(職業名)になるのよ」

と、声をかけられて(刷り込まれて)
本人も
「自分は勉強が好き」
「みんながなんで嫌いって言うのか分からない」

と、話していた
その頃は
親のいうことを素直に聞いて勉強し
成績も良かった

でも、半年ほど前から
「お母さんは勉強しない人生だったのに幸せなんでしょ? 」
「なら、どうして自分は勉強するの?」

と、疑問を口にするようになり

最近は腹痛で塾に行けなくなっている

なんとなく眼力がないというか
覇気がなくなってしまった

先日ちょうど  この記事  
を読んで納得

筑波大学付属小学校の副校長先生の書かれた
記事なのだが、後半に

自らすすんでワークなどをやる子供は
普段から自分で考えたり
自分で選んだり出来ている
(親がお膳立てしすぎない)

と、いう趣旨の事が書かれており
まさに親戚の子供は
基本的に母親におんぶに抱っこで
思想も親にレールを敷かれているのだ

どうして自分は勉強するのだろうか?
という疑問は
本人なりに考えが生じただけ
歓迎すべき事なのかもしれない

でも、迷いもあるなかで
努力を続けている

けれども
塾から大量の宿題
成績の下降

疲弊するのも無理なかろう

これが中学受験の弊害かな
と、思う