。。。さーん、Azuranさーん、Azuranさーん、 
んっ?
’おい、○○←(私の下の名前)’と、呼ぶだんなの声で
なんとか目を開けた。
。。。あー終ったんだねー。。。あ、もう手術室じゃないところ
なんだー、どこだ???

術後この病院は集中治療室(?)みたいなところが
ナースステーションと直結しており、そこに一日いることになる。
そこに私はいた。

傷は。。。全く痛くない。麻酔が効いているんだな。
でも足にマッサージ用ポンプみたいなのがついてて、
全然身動きが取れませーん。はっ、ナースコールは
どこにあるの???すぐだんなに尋ねる。すると
手に持たせてくれた。ほ。。。まだ頭がぼーっとして
眠い。。。看護師さんがこまめに汗を拭いてくれる。
術後の熱がかなりあるみたいだな、暑いー。。。
しかも術後着替えさせられている自前の前開き
ネグリジェは冬の手術に使ったもんを着てるので、
それもあって結構暑いっ。あー、ケチるんじゃなかったな。
他にも血圧計られたり、体温計脇にはさまれたり、
OSHIMOの調子をチェックされたりと色々されてるんだけど、
眠いっ、眠いよー。。。

眠りこける。。。ぐぅぐぅ

。。。起きた。どれくらい眠ったの?はっ、だんなどこ?
’○○さんっ’←だんなの名を叫んだ。
’どうした、大丈夫?’と横にいた。 。。。ほDASH!
’。。。気持ち悪くて吐きそう。。。なんだよね。。。’
そう、どうやら麻酔の副作用が出てきて吐き気が。。。
これは人によりけりなんだけど、開腹手術の時も少し
気持ち悪かった。でも吐き気止めを点滴に入れてもらうと
落ち着くことを知っているので、ナースコールを押す。
すぐ看護師さんが来てくれた。
’どうしましたー?’
’すみません、気持ち悪くて吐きそうなんです。。。’
’わかりました、すぐ吐き気止め入れるね。’
ほ。。。
。。。でも今回の気持ち悪さはちょっとすごくないかー?
なんかみぞおちがすんごく痛いし。。。
ほどなく看護師さんが吐き気止め持って点滴に入れて
くれる。
。。。気持ち悪いなあ~、と思いつつ、また眠ったみたい。


。。。起きた。。。(どうやら1,2時間おきに起きてたみたい。)
。。。気持ち悪い!!!吐く、吐く!
ナースコールを押す。
’どうしましたか?’
’すみません、吐きそうなんで、受け皿下さいっ。’
看護師さんさっと受け皿をくれた。とりあえず
自分の顔を横にむけ、いつでも吐ける体制をとる。
。。。吐きたいけど、吐けない。。。胃が胃があああー。
なんじゃこりゃ!?うつぶせになりたいようー。そしたら
いくぶん楽なんじゃあないだろうか?でも術後で
そんな体制取れるはずもなく。。。
あ、横向きはどうだろうか?思わず看護師さんに、
’あの、横になれますかね?’と聞いた。
そしたら看護師さんが、’じゃあすぐ支えになる枕を
持ってくるね。’と抱き枕みたいなのを持ってきて
くれた。だんなと看護師さんが横向きになるのを
手伝ってくれた。これも一苦労汗足にポンプついてるし、
口に酸素マスクはめてあるし、心電図が胸についてるし、
腕に点滴ついてるし、指に酸素チェック用の洗濯ばさみ
みたいなのついてるし。。。

。。。でも、ちょっと楽になったかも。
。。。また眠る。

でもすぐまた吐き気で目覚める。こりゃあー再度吐き気止め
がいる!看護師さんに訊ねると’うーん、まだそんなに
時間たっていないからなあ。日に3回が最高なんだよね。
でも本当苦しいよね、ちょっと待ってね。先生に聞いてくるね。’
と先生に聞きにいってくれたみたいだ。
(この間に実は看護師さんとだんなの前でげーっとして
しまった、受け皿に。でも胃は空っぽなんで何も出なく、
胃液なのか、キレイな透明な液だけがちょっとだけ出ただけ。
でもそれで少し楽になった。)

ほどなく看護師さんもどって来て2回目の吐き気止めを入れて
くれる。ほー、助かった。
。。。でもあんまり効いてないみたい。。。なんでだろー?
でも、でも、数時間前よりかは少しは我慢できる自分かも?
でも、苦しい。。。そういえばどれ位時間がたったの?
はっ、だんなは食事したの?だんなを呼ぶ。
’あなた、食事は?私は大丈夫だから何か食べてきて。’
’うん、何か買ってくるよ。何かあったら看護師さん呼ぶんだよ。’
だんな、看護師さんに離席する旨を伝えてる声が聞こえる。。。
(実はナースステーションとこの部屋は窓があってすぐのぞけ
るようになっていた。しかも私のベッドは一番窓側だったので
ナースコールがなくても呼べば聞こえる距離だったみたい。)

ぐぅぐぅ。。。はっ、今何時?だんな、いつの間にもどってた?
なんかもぐもぐしてるー。あ、おにぎり食べてる。(後で聞いた
のだが、このおにぎり、ちょっと高めのおにぎりですんごく
おいしかったらしい。この後だんなはコンビニでおにぎりを
買う時は少し贅沢に高めのおにぎりを買っているそうです。)
’。。。ねえ、今何時?’
’4時だよ。’
。。。まだ夜じゃないのね。。。ちぇ。
痛みは。。。手術した下腹は全然痛くないけど、やっぱり
胃が痛く、吐き気が。。。気持ち悪いよ、やっぱり。
今まで色々な痛みを経験した気分でしたが、こんなのも
あるんだなあーと、ぼーっとした頭で考えていた。まあ、
思考能力はあったみたいだから、少しは吐き気もおさまって
はいたのだと思う。

カーテン越しにどうやら外科手術をした男性が寝ているみたい。
その人は痰が絡むと付き添いの人によく言ってたっけ。。。
それもどうやら麻酔の副作用の一つらしい。私は違うなあー。。。
痰が絡むのもあんまり好ましくないけど、吐くのとどっちが
つらいかなあー、などとぼんやりしていた矢先、隣から
’ナースコールは?ナースコールはどこ?’という声が。
’あ、まだ取り付けてないみたい。’と付き添いの人。
付き添いの人もあんまり慣れてないのか、看護師さんを
呼びに行く気配がないので、思わず私は自分のナースコールを
押してしまい、しかも隣のベッドに向かって’今呼びました’
と叫んでいた。今思うと、もし自分が誰もいなくて、ナースコールが
なかったら、この状況だと泣き叫んでしまうだろうと考えたら
すごく怖くなったのでした。だから思わず押していた。
その時に術後初めて大声をあげたのだが、ちゃんと声が出たし、
のども全然痛くないことがわかった。前の日記にも書いたが、
麻酔の器具をはめたことにより風邪っぽい症状の声とのどの
痛みがしばらく続くことがある。前回の手術の時は少し声が
出にくかった。ナースコールを押した時、直ぐ看護師さんが
窓越しに私を見てたらしく、主人が手振りで看護師さんに
’隣の方ですー。’とやっていた。サンキュー。 

。。。またそれから眠ったのだろうか?ふとだんなを見ると、
椅子に座ったまま寝ていた。 。。。ありがとうね、本当に。。。
何時間いてくれているんだろう?そう思った時、
’Azuranさん、どうですか?’と副主治医のS先生が来て
下さった。’吐き気が。。。’だけ言う。なんか先生の顔を
見るとうれしいやら、泣けるやら。どうにかなんない?先生。
S先生、’うん、つらそうだね、ちょっと眠たくなる薬を打ち
ましょうかね。寝てると痛くないでしょ?吐き気止めを飲みすぎる
と違う副作用が出ることもあるから、その方がいいと思う。’と
落ち着いた、やさしい声で言ってくださる。
’はい、もうそうして下さい。。。’
(私は既に瀕死状態の魚です。。。)
で、看護師さんに指示して、眠る薬の点滴を打ってくれた。
’しばらくしたら眠くなるから楽になるよ。’
その時に酸素マスクをはずしてもらった。良かったー。
酸素マスクしていると、蒸れて水滴が口に落ちてきて
非常に気持ち悪いのです。寝ている時に私は何度も
何度も無意識にマスクをはずすので、何度も看護師さんが
直しに来てたらしい。。。

。。。10分くらいしてもあんまり効果ない気が。。。
なので、だんなに手伝ってもらって反対側に横向きになってみる。
すると少し楽になる。 。。。それから寝てしまったみたいだ。

。。。何時だろう?起きた。あれ?なんか吐き気がほとんど
なくなってる?胃はまだ重痛い感じはあるけれど、これなら
我慢出来る範囲。峠は過ぎたかな?

’今何時?’
’ん?9時かな?’とだんな。
’あー面会時間とっくに過ぎてるねー。大丈夫なの?’
’うん、看護師さんまだいていいって言ってくれたし。’
’夕飯は?’
’まだ。’
’あのね、痛みがだいぶん落ち着いたから大丈夫だと思う。’
’本当?良かったー。本当につらそうだったから心配したよ。’
’うん、こんなんだったら開腹手術の痛みの方がマシだと
少し思った^^でも傷は全く痛くないよ。それより今晩は
大丈夫だからもうホテルにもどって、どっかで夕飯を食べて。’
’うん。’
と、いうことでだんなは結局10時近くまでいた。

。。。その後も朝まで看護師さんが一時間おきにOSHIMOのチェック、
心電図&酸素チェック(途中ではずされたみたい)、血圧&体温
チェックをこまめにしてくれた。熱もまだずっとあったのでこまめに
氷枕を気づかない間に取り替えてくれたり、汗を拭いてくれた。
看護師さんって本当に尊敬してしまう。。。感謝しようがない。

だんだんと1人でなんとか寝返りをうてるようになり、ゆっくりと
寝返りを打つ。が、心電図がはずれたりして、機械がいきなり
’ピーッ’ととんでもない音を鳴らす!その度に看護師さんが
飛んでくるのだが、お隣さんもやっていた(笑。)のちに色んな
患者さんと話したが、皆さん一度はやるみたいですショック!

。。。朝まで寝ていたみたいだー。


★追記★
  今回の私の気持ち悪さや吐き気は個人差があります。
  しかも今回の私の吐き気は結構強く出た方だと思います。
  気持ち悪い時は我慢しないですぐ吐き気止めを入れてもらう、
  もしくは眠くなる薬があるのでそれを入れてもらって下さいね。
  吐き気の原因は手術の際に二酸化炭素ガスを入れて膨らます
  ことにより、内臓とかを圧迫していることがありました。
  もちろん、痛み止めによる副作用でもあります。でも痛みは
  時間とともに消えますし、横向きになると随分楽です。
  でも腹空鏡手術の傷は全く痛くないですよ♪♪♪
  







朝6:30いつものように看護師さんがやってきた。
’Azuranさん、おはようございます。便の調子はいかがですか?’
と聞きつつ、慣れた手つきで血圧を計ってくれ、私の脇の下に
体温計をはさむ。
。。。ぐぅぐぅ。。。眠いよう。。。昨日の睡眠薬がまだ効いてるのか、
ぼーっとする。便?ああ便ねー。。。そういやあ昨日の夜下剤が
効いて結構トイレかけこんだけど、まだちょっとぐるぐるして、
お腹空っぽな感じでもないんだよなあ。。。
そんな事考えてたら、’じゃあ30分後に浣腸しますからね。’って。


そうでした、手術当日は朝この儀式が必ずあるんですねー。

で、30分後きっかりに看護師さん現る。
’じゃあ横向いて楽にして~’
。。。むっ なかなか楽にしてって言われてもねえ。。。
でも私は座薬のプロフェッショナルでもあるので、
比較的苦にしないタイプなのかもしれません。
とりあえずくの字に体を曲げてリラックス体制。

。。。1分後にトイレにあわててかけこみ、お腹は
空っぽになったみたいです、ばんざーいかに座
その後手術着に着替え、予めもらっておいた
弾性ストッキングを自分ではく。

さて、そんなこんなで毎日の婦人科先生ご一行様が
現れ、’これから手術だけど調子はどう?’って。
’大丈夫ですーチョキ
’じゃあ手術室でね。がんばって。’

いよいよなんだなー。でも嬉しい。
手術も2回目だと慣れてきて、自分がこれから
良くなるんだー、と思えて嬉しいのです。
あと、手術終るまで眠ってるので痛いとかそんな
感覚もないから心配ないのです。
(それよりは術後の方がちょっと心配。)

ほどなくだんな登場ニコニコ昨日の夜仕事終ってから
最終で東京から来てくれた。病院の隣が丁度
ホテルなんで(リッツではありませんよっ)そこに
宿泊している。忙しいのに悪いねあせる
’どう?’ ’まーまー’みたいな事をしゃべったんだろうね?
あんまり覚えてませんが、だんながスタバのテイクアウト
コーヒー持ってて’いい香り~飲みたい~’と思ったことは
かすかに覚えている。

で、看護師さんが2人登場。
’Azuranさん、ではそろそろ手術室に行きますよ。あ、
ご主人様も御一緒願います。’と言いながら手際よく
私をベッドのまま動かす。そう、この病院はベッドにキャスター
が付いているのでベッドのまま移動可能なのだ。便利、便利。

12階から手術室のある5階へエレベーターで移動。
5階到着。キレイなオペ室の入り口。
’ではここでご主人様はお待ち下さい。私たちはすぐ
もどってきますので、御一緒に12階へもどりましょう。’とか
なんとか言ってたっけ?ほどなく手術担当の看護師さんが
名前を名乗りつつ挨拶してくれた。’よろしくお願いします’と
会釈したら、’やあ、なんか落ち着いてんねー、大丈夫やね’って
関西弁で返答してくれた。だんなと’バイバイ♪’ 
’がんばれよー。’’おう。’

オペ室に入った。何号室のオペ室かは忘れちゃったけど、何室
かあったはず。入ったら、病院のパンフレットに載ってたオぺ室の
まんまだった。色んな装置の場所とかもまんま(笑。)
既に準備に入っている看護師さんと、おとといに会った麻酔科の
先生が緑の手術服姿でせわしなく動いていた。すぐその1人が
副主治医のS先生という事にも気づいた。でもまだ本日私をさばい
てくださる主治医のM先生はいないようだ。

看護師さんが私のベッドを小さな手術台に横付けし、高さを合わせるため
にリモコン操作。すぐ高さがぴったりになって、’Azuranさん、そのまま
手術台に移動してください。’幅がややせまい手術台に手術着のまま
自分で移動する。げ、腕がぎりぎりのるかのらないかの幅なんだね。
ほどなく両腕を載せておく台が設置され、そこに両腕を置く。まあ楽かな?

S先生が声をかけて下さる。’大丈夫ですか?’’はい。’
麻酔師の先生が、’これから酸素を入れていくからねー。’’はい。’ 
酸素マスクが看護師さんによって私の口にはめられた。いよいよだー。

。。。あれ、なんか急に視界がグラって。。。あれ、もしかして麻酔もう
酸素と一緒に流しているの???’思わす、’あのっ、もう麻酔入れて
ます?’と大きな声で聞く。’はい。’ 
おいーーー!別にいいけど一言頂戴よ!私はちゃんと言われてから
知らないうちに意識がなくなるのが好きなんだけどー。ちょっと麻酔師さんに
愚痴りたい気持ちになりましたが、その後’まあもう10秒後には意識なく
なりそうだしまあいいかー。。。’ってとにかく最後の光景は天井の電気
だった。(なんで麻酔を流してるかちゃんと聞きたいかというと、私は
金縛りにあったりする事があるので、あの感覚にちょっと似ている
感じが好きじゃないんですね。)

。。。あとはM先生がまな板の上の私をうまく調理してくださったようで。。。うお座

(続く)
朝6:30に自動で部屋の電気が点く。
そして7:30に朝食のアナウンスが入り、
歩行可能な人はデイルームに食べに行く。

とはいえ、本日私は絶食日。飲み物でさえ
夜22:00以降は飲めないのだ。
半年前の入院では前日の昼までは食べても
良かったが、今回は内膜症の手術、しかも
直腸あたりの手術だからかな?術前に胃も腸も
完璧に空っぽにするみたいだ。

8:00に婦人科の先生ご一行様が様子を見に来られる。
部長先生以下、私の主治医のM先生もここで久しぶりに
ご対面。計6人の先生が毎日8時に朝挨拶に来る。
みんなわきあいあいな雰囲気。後に書くが、この
先生たちは全国から集まった、腹空鏡手術の
スペシャリストといっても過言ではないだろう。とにかく
患者からみてもチームワークが取れていることが
わかるのだ。

本日の予定は10:00から4本の点滴。多分絶食
だから水分補給と栄養剤の点滴。朝一に血液検査の
注射と検温&血圧チェックもすませる。
あと、昼過ぎからの下剤2リットル!
8時くらいに看護師さんがまた来て、’Azuranさん、
10時くらいから点滴開始するからそれまでに
シャワー浴びてOSHIMOの毛を少し剃っておいてね’
と言われた。どうやら開腹の時みたいに看護師さんが
剃毛するわけではないらしい。なので恥骨のちょい下
位まででいいそうだ。で、いきなりそれ用のハサミを
わたされた(笑。)自前でできますよん得意げ
で、開腹の時の剃毛を思い出すと、結構剃るべきかなあ、
と思い、結構手入れしてしまったあせる看護師さんがチェック
しに来る。OKサイン音譜

で、点滴が始まる。一本2時間弱だから4本だと夕方近く
まで点滴かー。。。何もやることないなあ。。。

余談ですが、自己血は事前に400CC採りました。術前
検診の時です。病院によっては入院前日とかに採ります。

昼に食べることも出来ないので点滴しながらいいともを
TVで見たりする。するとほどなく看護師さんが2リットルの
下剤を持ってくる!げー。。。こんなん初めて。。。
前は錠剤だったんだけどな。。。
味はグレープフルーツ味なんだけれども、その2リットルの
下剤を2時間で飲むのは本当に苦しかったですガーン汗
最後は吐きそうな気分で、結局は最後の500CCは捨てて
しまいました。。。

。。。夜は。。。何したかなあ?あまり覚えていませんが、
ドラマ’バンビーノ!’見たり、だんなと電話でしゃべったり
してたと思います。あ、それから夜この時間くらいから
お腹がぐるぐるしだして、下剤効果があらわれた。

夜、寝る前に睡眠薬を看護婦さんが持ってくる。手術前で
緊張して眠れない人がいたりするので安定剤代わり。
特に必要を感じなかったが飲んだ。
。。。アッというまに睡魔に襲われ寝ていた。。。

明日の朝一で手術だあ。