読んだ本の数:10
読んだページ数:2899
ナイス数:134

シューマンの指 (100周年書き下ろし)シューマンの指 (100周年書き下ろし)感想
やれやれやっと読み終わった、と備忘のためにISBNから登録しようとすると「読了」のマークが!なんと再読本であった。表紙の装幀がちょっと見覚えあったのだが、図書館本ってこんな風に汚れていることがあるので、いやだなと思ってそのままだった。今回も冒頭の仕掛けには気付いたし、音楽の蘊蓄がくどいなあとも思ったのだが、新たな発見としてシューマンってこんな評価な人なんだ(そういえば自分シューマンのCD持ってない)という事だった。最後のどんでん返し(?)は面白かったです。
読了日:08月02日 著者:奥泉 光

-初読時の感想です。-------

冒頭いけすかない文章、構成上?と思ってこらえてても、ずっと取っ付きにくい音楽論っぽいのが続く。読みにくいなあと   思いながらも、もしやこれが作者のミステリーへの仕掛け?と思いつき、我慢してると、殺人がおき俄然物語がいきいきして きた。衒学と退廃のムードに包まれたちょっと変わった、でも謎解きが出来ないでもないミステリー。(僕は半分はあたって たと思います。)

読了日:2012年1月18日 著者:奥泉 光

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流浪の月流浪の月感想
2020年本屋大賞受賞作。ソフトカバーだがスピンはついていて良い。装丁は鈴木久美さんでなるほど夕食のアイスクリームなわけね。非常に苦手な話で飛ばし読みで読み終える。 これお母さんが一番悪いんじゃないの?
読了日:08月07日 著者:凪良 ゆう


女神のサラダ女神のサラダ感想
農業女子を主人公にした同じテイストの短編集。しっかり完結している話もあったが、何編かもっと膨らませて続きを読んでみたくなるお話もあった。取材たいへんだったでしょうね。面白かったです。
読了日:08月11日 著者:瀧羽 麻子


檸檬のころ檸檬のころ感想
青春小説連作集。縦糸は加代子さんかと思うのだが、私は西くんが好きだったので作品群の中でどっかへ行ってしまったのは残念。
読了日:08月12日 著者:豊島 ミホ


両手にトカレフ両手にトカレフ感想
え、それでフミコはどうなったんだ!というわけで金子文子の事も調べたけど知らなかったなあ。イギリスの女の子が図書館の本で100年も前の東洋の女の子の自伝を読み自らの生活と重ね合わせる。パラレルで話は進み、ミアの方は明るくなってきてエンディングを迎えたけどホントにフミコはこの後どうなったんだろうね。それにしてもひどい祖母さんである。
読了日:08月13日 著者:ブレイディみかこ


彼女の背中を押したのは彼女の背中を押したのは感想
初読みの作者。イヤミス的な話なのかなあと読み進めたが (途中はまさにそれ)明るい展開で話締めくくられよかった、よかった。
読了日:08月14日 著者:宮西 真冬


チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)感想
読む本が無くなり、自分の本棚から文庫本を引っ張り出して来て再読。ところが今度は読書メーターに既読が無い?読メ始める前に読んだ本だったから?感想は下で。
読了日:08月22日 著者:海堂 尊


チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)感想
読メ始める前の再読本(自分蔵書)で初読の感想が無かった。あらためて面白いは面白い。主人公二人のキャラ立ちが魅力。TVドラマ化とか映画化とかされていて俳優さんをあてはめながら読んでしまいやすい。そこで最近の俳優さんにキャストを当てるとまた面白い。最後がちょっとくどいかな?
読了日:08月22日 著者:海堂 尊


佐々木小次郎佐々木小次郎感想
読む本が無くなり近所の図書館で手にした本。初読みの作者。直木賞作家である。表紙の装画に目を引かれたのだが百鬼丸さんというゲーム、アニメのデザイナーさんとか。内容はまあ剣豪小説なのだが、一番驚いたのは巌流島の前に話が終わってしまうのである。続編があるとも思えないし…。
読了日:08月26日 著者:高橋 義夫


月虹―セレス還元 (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-9)月虹―セレス還元 (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-9)感想
自分蔵書なのだが読んだ記憶が無い。ずっと積読だったかあるいは既読だけど全く忘れてしまったか。水樹さんは「樹魔・伝説」が凄い好きだった。まあ確かに滅亡と再生の物語ではあります。
読了日:08月27日 著者:水樹 和佳子