クラメルカガリ  2024-5-3に当地の独立系映画館で観賞。

 

正直なところ、ゴールデンウィーク当地は祭りの真っ最中なのだが

夜、宴会のお誘いがあり、街中へ出ていかなければならず

とはいえ交通手段であるバスが夕方から

乗り入れ規制、混雑、到着時間読めずとリスク大きく

早めに街中に出て、宴会までの時間つぶしに入った映画である。

 

正直、存在を全く知らなかったし、制作の背景も、スタッフの方々も

良く存じ上げなかった。(ツインエンジンはわかった。)

 

しかし世界観には入りやすく、楽しませてもらった。

 

ただ上映時間が1時間数分と短く、姉妹編(?)の「クラユカバ」

(これも1時間数分)と続けてチケット買ってる方は¥4000であった。

私は時間調整なので1本だけとおまけにシニア料金なので¥1300だったけど

昔の2本立て上映から思うとけっこう高いよなー。

まあ、ファンにとっては問題にはならないのだろうけど。

 

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1326
ナイス数:120

長門守の陰謀 (文春文庫)長門守の陰謀 (文春文庫)感想
当市図書館の電子BOOKで。藤沢周平さんは好きで大分読んだのだが著作も出版物も多く、ホントにコンプリートしたければ全集を頭から当たらなければならないだろう。その点、この電子図書館は便利なのだが、何か物足りなくも感じる。数多い著作の現物から(そのくせ意外とひとつ図書館には固まってはないのだ。)選ぶ醍醐味は無いかな。(じゃあ本屋さんで文庫の新刊を買いなさい。)本作はいわゆる市井物が中心だった。表題作も、また珍しく著者あとがきもあるのだがどちらも、もひとつピンと来なかった。変遷期の作品集であろうか。
読了日:04月09日 著者:藤沢 周平


でぃすぺるでぃすぺる感想
今村さんの剣崎比留子シリーズ以外の著作は初めて。ヤングアダルトというか少年小説の趣。というかそうしないと作品世界を保てなかったか。しかし読後感は良くミステリーとしても私は許せた。
読了日:04月18日 著者:今村 昌弘

 


さよなら、田中さんさよなら、田中さん感想
寡聞にしてこんな作家さんがいらっしゃるのを知らなかった。中学生が(もしくは小学生の時に)書いた小説とは!表題作の最終章のみ別の男の子目線になっていて、お話の余韻を増している。まだまだ他にも担任の木戸先生(最終章で女子に嫌われてしまっているのは残念だが。)とか大家さんの息子さんとか味わい深そうな人物も多彩。シリーズになっている様でそちらも読み継いでいこう。
読了日:04月22日 著者:鈴木 るりか


太陽はひとりぼっち太陽はひとりぼっち感想
「さよなら、田中さん」に引き続き読了。前作で気になっていた賢人君と木戸先生の掘り下げ。木戸先生は自分としては初老のイメージだったけど若い男の先生なのね。そりゃ、みんな引くわ。それとまたまた登場の三上くん。このエピソードがおかしい。新しく中学でできた友達、佐知子ちゃんの身の上がまた気の毒で・・・。引き続き「私を月に連れてって」へ。
読了日:04月26日 著者:鈴木 るりか


私を月に連れてって私を月に連れてって感想
田中さんシリーズ第3弾。2020年作者17歳の時に刊行。 (蛇足ながら1作目は14歳、2作目は16歳。)正直だんだん話がシビアになってきて(そればっかりでもないのだが)ちょっとつらい。あと三上くんが出てこないのが寂しい。
読了日:04月30日 著者:鈴木 るりか

読書メーター

すずめの戸締り  2022年

 

地上波、初放送を録画で。翌日即観賞。

 

新海誠監督最新作。

 

テーマが地震がらみなので、今の時期よくTV放映したなぁというのが

正直な第一印象。

 

でもまあそんなアニメ映画に目くじら立てる人もそうはいないだろうし

筋立て悪くないし(ちょっと強引?)映像きれいだし

ロードムービーとしても楽しかった。

 

やっぱり時系列の要素(タイムトラベル物?)が入ると

お話に深みが増しますね。