☆6月24日☆
今日は天候は晴れから曇りになったものの、
気温が夜6時でも30度を記録した名古屋。
明日も、曇り空ながら30度近くの高温が
続いていく予想です。
さて、パビリオンの建設遅れが報道されて
いる大阪・関西万博で新たな動きが。
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<独自>
万博協会、「タイプA」パビリオン建設
遅れの国に敷地返却を要求へ 各国の反発も
https://www.sankei.com/article/20240624-S3RTQOQOUVMP5BA7NZQMBQLGKE/
2025年大阪・関西万博で、一部の国で
独自設計の「タイプA」パビリオンの建設
準備が遅れている問題をめぐり、日本国際
博覧会協会は来年4月の開幕までに完成
できないと判断される国に、建設用敷地を
返却させる方針を固めたことが24日、
分かった。月内をめどにヒアリングし、
建設が間に合わないと判断される十分な
根拠がある国には、貸与していた土地を
事実上強制的に返却させる。跡地整備を
加速し、開幕時に会場が未完成になる
状況を防ぐ。
複数の協会関係者らが明らかにした。
主な対象は、タイプA建設を希望して
いるが建設業者が見つからない11カ国。
ただ、「業者が見つかった国でも建設が
間に合わない可能性がある」(協会関係者)
ため、幅広くヒアリングを行う。
タイプAは現在51カ国が希望しており、
建設業者が見つかった40カ国の中でも
8カ国が未着工。これまでタイプAを
希望していたメキシコ、アルゼンチン、
ロシアが万博から撤退し、5カ国が
タイプCに移行した。
タイプAの敷地は各国の参加契約に基づき、
貸与される形で提供されている。土地の
返却対象となった国からは反発も
見込まれるため、協会は慎重に情報収集を
進める。
協会が対応を急ぐ背景には、開幕時に
パビリオンが未完である事態を避け、跡地
整備も進める思惑がある。協会の石毛博行
事務総長は今月18日、「内装、展示を
含め、すべての準備は来年4月の開幕
までに終わらさねばならない」としていた。
タイプAの空き地利用策として芝生や
食事ができる空間の整備などの案が浮上
しているが、土壌をアスファルトなどで
おおう必要がある。その工事にも時間が
必要で、協会は早期の土地の明け渡しが
必要と判断した。
一方、協会は24日、参加国の多様な
相談に一元的に対応できる施設
「ワンストップショップ」を大阪府咲洲
庁舎(大阪市)内に開設した。出展準備
の加速を支援する狙いがある。(黒川信雄)
(産経新聞 2024/6/24 20:00
黒川 信雄)
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最初、この記事を読み終えた時に、
「万博協会は本気なのか!?」と驚いた
敷地返却要求の話。
確かに、施設整備という点から期日までに
建設して欲しいという気持ちは分かるが、
このようなある意味脅迫というか強権的な
手法で、パビリオン建設を促進させると
いうやり方は、それこそ日本に対する諸外国
からの印象を損ないかねない……ようにも
感じます。
このような敷地返却要求をするより先に、
建設が遅れている国と建設業者の間に
協会が入り、あるいは公的資金で一時的に
建設費を建て替えて、その費用を出展国に
後で請求する、そのようなケアとかをして
建設を促す方が順番としては先のように
思うのですが。