diary 台湾で「天安門事件」追悼集会開かれる | Love! Music& Love! Life

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☆6月5日☆

1989年の昨日は「天安門事件」の日でした
が、台湾でも「天安門事件」の追悼集会が
開かれたとのこと。

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天安門事件35年、台湾で追悼集会
「車両番号106の戦車が学生に突入、
11人が死んだ」
https://www.sankei.com/article/20240604-QTFMSEJOW5PG5PO3HZTXZBCEFM/

【台北=西見由章】
中国の天安門事件から35年となった
4日、台北市中心部の中正紀念堂で
事件の犠牲者を追悼する集会が開かれ、
約2千人(主催者発表)が参加した。

北京の中国政法大の教師として学生と
共に民主化運動に参加し、その後は
天安門事件の研究を続けている
呉仁華氏が登壇。「天安門広場を出て
撤退中の学生たちの後方から戒厳部隊
の車両番号106の戦車が突入して
11人が死亡し、さらに多くの人が
負傷した。この血なまぐさい場面を
忘れることはできない」と当時目撃
した状況を振り返った。

さらに呉氏は「中国共産党が天安門
事件に関してつくりだした大きな二つ
の噓のうち一つは、戒厳部隊が天安門
広場で発砲していないということ。
もう一つは、戦車が学生たちをひき
殺していないということだ」と
指弾した。

呉氏は「今日の民主主義の台湾に
とって最大の脅威は中国共産党の専制
政権によるものだ」とした上で
「台湾は独立派であろうと統一派で
あろうと現状維持派であろうと、まず
民主派でなければならない。まず台湾
の民主主義体制を守らなければならない」
と訴えた。

(産経新聞 2024/6/4 23:35)
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台湾にとっては日本以上に『他人事』
ではない「天安門事件」ですが、当時
20代半ばの私でさえ、戦車に立ち塞がり
動きを止めた人(「Tank Man」と後に
言われるようになった)や、群衆に向け
装甲車が突入していく映像とか、今なお
忘れることが出来ないように、同じ中華
民族である台湾の人たちには、この事件
自体、今なお風化していないと感じます。

最近は、メディアでは大きく取り上げる
ことが無くなった(中国への忖度か?)
「天安門事件」、無抵抗な市民を戦車や
装甲車で文字通りひき殺したことは、
人として今も許せない気持ちになりますね。