diary JR西日本、京阪神地区の運賃見直しへ | Love! Music& Love! Life

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☆5月15日☆

5月も今日で半分が終わり、でも今日の天気、
終日曇り空(夕方まで明るい雲が空を覆って
いた)で、いまいちな感じだったですね。

さて、産経新聞のwebサイトを見ていると、
JR西日本が大阪を中心とした京阪神地区の
運賃を見直すことにしたとのこと。

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大阪環状線最大30円値上げ、来年4月から 
JR西日本、京阪神の運賃体系見直し
https://www.sankei.com/article/20240515-NODALGQH5FKZPFVBSJNPAANSMQ/



JR西日本は15日、同じ距離でも一部で
料金の差が出ている京阪神エリアの運賃
体系を見直して統一することについて、
国土交通省に認可申請したと発表した。
JR西が運賃体系を見直すのは民営化後
初で、来年4月1日の導入を目指す。
大阪環状線内など都市部に近い区間は
値上がりし、東海道線や福知山線の
一部など地方の区間は値下がり
することになる。

現在3つに分かれている運賃体系を
1つに統合し、大阪環状線内では
最大で30円値上がりする。
大阪―天満では140円が150円に、
大阪―天王寺では210円が240円
になる。一方、遠方の駅に移動するほど
値下がりし、天王寺―姫路は1690円
だったのが1640円になる。

JR西は旧国鉄時代、利用者が多い
都市部で運賃を安く設定し、郊外の
区間は高めに設定する運賃体系を
導入した。京阪神エリアではその後、
郊外で新駅が開業したり、それらの
駅の利用者が大幅に増加したりする
ケースがあり、当時の設定が
「現在の利用実態にそぐわない」
状況になったため運賃体系の見直し
を決めたという。

JR西は「新運賃の導入から3年は
収入は全体として増収にならない」
と強調。京都―大阪や大阪-三ノ宮
など私鉄との競合が激しく、値上げ
をすればかえって売り上げが減ると
想定される区間では、引き続き安い
運賃を据え置く。

ただ、地方路線では沿線人口の
減少が進むとみられ、都市部を
値上げする今回の見直しは
「中長期的にはJR西の収益基盤の
下支えにつながるのでは」
(大手私鉄関係者)と指摘する声も
出ている。(黒川信雄)

(産経新聞 2024/5/15 19:01
黒川 信雄)
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確かに旧国鉄時代は、環状線内と周囲
の東海道・山陽線等は別の運賃体系で、
当時はそれなりに社会情勢にあうもの
だったのだと思います。

しかし、今は都心回帰の時代となり、
大阪市内を周回する環状線の運賃を
適正なモノにしたいという意図も、
これはこれで理解出来たりします。

あとは、この新たな運賃体系になり
不利益を被る(=値上げとなる)
利用者に、どう納得してもらえるよう
JR西が努力していくのか?その辺りも
見ていきたいと思った記事でした。