diary 「善意」を着服したテレビ局の役職者 | Love! Music& Love! Life

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☆11月28日☆

いよいよ週末金曜日から12月ということで、
今年も残るは30数日になった(しかし、実感
とかがいまいち無い)今日この頃です。

さて、夜、ニュースを見ていると、『24時間
テレビ』で得た視聴者の「善意」を着服した
テレビ局員の件が報道されていました。

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日本テレビ系列局幹部が「24時間テレビ」
寄付金264万円を着服 
番組存続問われる事態に
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/284170

日本テレビの系列局「日本海テレビ」
(鳥取市)の幹部社員が、チャリティー番組
「24時間テレビ」の寄付金など1118万
2575円を着服したとして、同局を懲戒
解雇されていたことが28日、わかった。

日本海テレビを11月27日付で懲戒解雇
となったのは、元経営戦略局の局長。
元局長は会社の調べに対し、「24時間テレビ」
の寄付金から計264万6020円を着服
していた。このほか、会社の売上金853万
6555円も自らのフトコロに入れていた。

日本海テレビは公式ホームページのトップ
画面に「弊社元幹部社員の不正について」と
題して公表。28日に鳥取警察署に被害届を
提出した。

日本海テレビはHPで「寄付金の着服は、
一般の皆様から寄せられた善意を
踏みにじって私腹を肥やした行為」と断罪。

続けて「弊社は責任をもって保管すべき
皆様の浄財が着服されるのを10年間、
見落としてしまいました」と報告。元局長が
単年ではなく、10年間にわたり着服
していた事実を明かした。

その上で「公共の電波をお預かりする立場
として、あってはならない事態を引き
起こしました。まことに申し訳ありません
でした」と謝罪。再発防止を誓った。

24時間テレビの存在意義をも問われる
重大スキャンダル。ネット上では
「ひどい」「ありえない」といった
声が寄せられている。

波紋は広がりそうだ。

(東スポ 2023年11月28日 12:20)
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「24時間テレビ」募金着服でチャリティー
委員会が声明
「全額の回収、同額の補填強く求める」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/284188

日本テレビ系「24時間テレビ」の募金を
めぐり、日テレ系地方局の元幹部社員が
着服していた問題について「24時間
テレビチャリティー委員会」は28日、
「お詫び」と題した声明を発表した。

日テレ系の日本海テレビ(鳥取)の元幹部
社員が2014~23年の10年間、
「24時間テレビ」の募金から264万
6020円を着服していたことがこの日、
明らかになった。これについて委員会は
声明で「寄付金の着服は断じて許される
ことではなく、当委員会としては、
日本海テレビに対し、着服された寄付金
全額の回収又は同額の補填を強く求める
と共に、寄付をしてくださった皆様、
チャリティー事業に関わってくださった
皆様、並びに視聴者の皆様に対し、
心よりお詫び申し上げます」と発表。

「今回の事案を受けて、当委員会を構成
する民間放送31社では、皆様から
お預かりする寄付金について、さらなる
厳重な管理を行い、徹底して再発防止に
努めて参ります」とした。

委員会は「24時間テレビ」が1978年
に放送開始して以降、慈善事業を展開。
任意団体だったが、13年に公益社団
法人に認定された。同番組を通じて募金
活動を行い、支援を必要としている団体、
事業をサポートしている。

(東スポ 2023年11月28日 14:57)
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「いつかは、誰かがやるだろうな」と予想を
する人もいた、チャリティー募金の横領・着服。

視聴者(=国民)の善意を踏みにじる行為を
10年間、テレビ局の幹部社員が行っていた
ことにも驚いたが、同時に、この10年の間、
それを見抜けなかったテレビ局自体も問題が
あるのではないか!?というのが、私個人の
素直な感想です。

ある意味、日テレ系の看板イベントである
『24時間テレビ』で、しかも視聴者である
国民に善意の寄付をお願いするという内容で
ある以上、慎重かつ厳格に視聴者(国民)が
寄せた募金を扱うべきなのに、このような
形で扱われていた以上、この問題を起こした
テレビ局だけでなく、キー局となる日テレも
何らかの再発防止策を講じるべきでは!?と、
そんなことも思ったりしたのでした。