diary 戦いの中での復興~ウクライナ~ | Love! Music& Love! Life

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☆7月11日☆

7月も中旬となり「あれ、まだ『梅雨』は続いて
いるよね!?」と思いつつ、日中の気温が30度
超えると、「この夏、体力が持つのかな」とか
思ったりします。

さて、習慣となった報道各社のwebサイトの
確認ですが、そこで目に付いたのは。

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クラブ音楽に合わせがれき撤去 
若者の復興支援 ウクライナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=20230711044710a&g=afp

【ヤヒドネ(ウクライナ)AFP=時事】
ウクライナ北部チェルニヒウ州で週末、
爆撃で破壊された建物に大勢の若者が
集まった。周囲にはクラブミュージックが
鳴り響く。

これは普通のパーティーではない。がれきを
撤去する復興支援ボランティアの一環だ。
クラブのパーティーに行くような格好をした
若者が列をつくり、音楽に合わせて破壊
された建物のれんがをバケツリレーしていく。

DJのドミトロ・トロフィメンコさん(31)は、
これが若者なりの支援の一例だと話した。

「Repair Together(共に復興を)」
と呼ばれるボランティアの取り組みが始まった
のは昨年。数週間にわたってロシア軍の支配下
に置かれるか、戦闘の最前線になっていた
チェルニヒウ州各地で実施されてきた。

主催者の一人、ボグダン・ビエリャイエフさん
(29)は「地元当局と連絡を取り合い、
解体が必要な建物や住所のリストをもらって
いる」と説明した。

がれきの撤去が終わると、建設業者が作業に
取り掛かる。

■「体を動かし、人と交流するのは戦時下では大事」

ボランティアの大半は、首都キーウや周辺地域
から来ている。

ビエリャイエフさんによると、今回は350人
ほどが参加した。平均年齢は25歳前後だという。

サングラスをかけ、ヒョウ柄のスカーフを頭に
巻いて作業していた女性(28)は、普段は
農業関係の仕事をしている。参加理由は
「愛国心から」だと話した。

「残念ながら、私の故郷は今(ロシア軍に)
占領されている。金銭的な協力しかできない
から、こういうやり方で埋め合わせをしている
つもりだ」

働いた後は、リラックスタイムだ。
若者たちは通常は夏至の日に行われる
伝統的な祭り「イワン・クパーラの夜」に
参加し、近くの湖で泳いだり、刺しゅう入り
の服を着て花輪をかぶったり、キャンプ
ファイアを囲んで踊ったりして過ごした。

グラフィックデザイナーの女性(30)は、
こうした集まりは「さまざまなネガティブな
感情」を解消するのに役立っていると指摘した。

「屋外でずっと体を動かし、仲間や人と
交流するのは戦時下ではとても大事なことで、
心の健康が保たれる」と語った。

「今起きていることを考えると居ても
立ってもいられなくなる。でも、これが
一番建設的で、危害を与えずに発散できる
方法だ」と話した。
【翻訳編集AFPBBNews】

(時事ドットコム 2023年07月11日16時37分)
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いつミサイルとかが降ってくるか分からない
中、少しでも復興のためにという想いだけで
ボランティアに参加している、その気持ちも
すごいけど、実際に身体を張って復興のために
汗を流しているのは、「自分なら出来るのか」
とか思いながら読んでいました。

平時の何も起きていない中でも、ボランティア
とかで活動するのは難しい中、戦争が続いて
いて、かつ、復興作業をしている街に対しても
攻撃があってもおかしくないという状況で
行っているというのは、単に「愛国心」という
言葉だけじゃない、純粋に「生まれ育った国の
ために」という気持ちのようにも感じます。

戦火が止み、ウクライナの全土(ロシアによる
支配地域もウクライナに戻ってくる)が再度
平和な生活に戻る、その日が一日でも早く
来ることを祈って止みません。