【転記】不当表示 楽天複数社員が指示 元値つり上げ割引装う | Love! Music& Love! Life

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140320_楽天市場の仕組み

















楽天の複数の社員がインターネット仮想商店街「楽天市場」の
出店店舗に、元値をつり上げて割引したように見せかける不当な
二重価格表示を指示していたことが、出店業者らへの取材で
分かった。こうした表示は昨年のプロ野球日本一セールで発覚
したが、社員の関与は明らかになっていなかった。

消費者に誤解を与える表示を楽天側が主導していたことになり、
楽天は「事実なら看過できない重大な内規違反であり、厳正な
処罰を行いたい」としている。

こうした二重価格表示は、景品表示法違反の有利誤認に当たる
可能性がある。消費者庁は「事実関係を確認したい」としている。

楽天によると、日本一セール後は社員教育を徹底するなどし
表示の適正化を図ってきたという。

生鮮食品店を出店している店長によると、二〇一一年に「EC
コンサルタント」と呼ばれる楽天の店舗担当社員から「定価を
倍にして50%オフ商品をつくるように」と指示を受けた。倍額に
した元値を表示、実際の販売価格を半額にしたように装った。

飲料を販売する店長は一一年から、別のコンサルタントの
指示で元値を実際より五割近く高く表示していた。

日本一セールでは元値をさらにつり上げ「77%オフ商品」を
つくるよう言われたが、「怖くなって従わなかった」と話している。

ほかの食肉や総菜の販売店なども共同通信の取材に、
同様の指示があったと証言した。

日本一セールでは、楽天は十七店舗の表示を問題として
一カ月の販売停止処分にし、三木谷浩史社長が謝罪していた。

楽天市場は、四万店舗以上が出店する国内最大のネット
ショッピングモール。出店店舗は、出店料に加え、毎月の
売上高に応じて一定の割合を楽天に支払うシステムに
なっている。

<楽天市場> 楽天(東京)が運営するインターネット上の
仮想商店街。2013年12月時点で、4万1996店舗が
出店、楽天会員の登録数は約8976万人に上る。店舗は
出店時に楽天の審査を受ける必要があり、開店後は出店料に
加え、毎月の売上高に応じて一定の割合を「システム利用料」
として楽天に支払う。消費者は検索などで商品を選び、
クレジットカード決済や銀行振り込みなどで支払う。

(東京新聞 2014年3月20日 07時12分)