信州の櫻2024 Vol.6「黄梅院の枝垂れ」
私が信州の櫻の撮影を始めたのが1999年4月3日の飯田市方面からでした。以来25年が経過し、毎年櫻を追いかけています。
私は、信州の桜の古木・孤高の桜(江戸彼岸・枝垂れ・彼岸桜・小彼岸・大山桜・山桜など)を中心に撮影をしていますので、あえて「桜」ではなく「櫻」を用いるようにしています。1999年は飯田市から始まって、最後が5月1日に信濃町でした。当時は、中版のポジで撮影をしていましたので、撮影時の一発勝負で、ずいぶん失敗も重ねました。失敗したものは1年間待って、翌年に再チャレンジするまで悶々としたものです。その点、現在はデジタルでその場で結果を確認できますのでとても便利ですね。
現在、長野県内で450本(ヶ所)ほどの櫻をリストアップしていますが、現在まででようやく315本(ヶ所)を超えたところです。達成率は概ね70%というところでしょうか。この数は今後もそれほど伸びないのではないかと考えています。というのは毎年同じ樹を訪ねたいからです。1年に1回出会うと、枝が折れたり、枯れたりで樹形が変わってしまっている樹も少なくありません。もちろん伐採された樹もありますし、枯死してしまった樹もあります。気に入った櫻の樹の風景に新しい住居が建っていたり風景の変化も有ります。
最初はとにかく桜シーズンの1ヶ月だけ集中して頑張って、残りはゆっくり写真に打ち込もうという少々不純な思いでした。もちろん大先輩である「故竹内敏信氏」の影響を受けたことも大きな力に成っています。従って、作風は極力人工物を廃した作品作りが前提です。
先日、そんな20年来の写真の仲間が毎年信州へ桜旅に来る機会に松本でお行き会いすることができました。若き頃の写真への思いや、10年程指導を受ける機会を貰えた故竹内氏への思いなどを語り合えて大いに刺激を受けることができました。ありがとう私の唯一の写友達です。
本日の櫻は飯田市飯田江戸町3丁目251にある天正10年(1582年)に植えられた樹齢400年を超える「黄梅院の枝垂れ」です。樹高は≒18m、幹周は≒5.5mで、濃い紅枝垂れの花がひときわ鮮やかです。
Peace be with you !
(平和がありますように)
ウクライナに平和を!
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