岡城 日本最強の城認定(NHK)
九州でどうしても立寄りたい場所のひとつ、竹田市の「岡城」を訪ねました。標高325mの天神山の尾根上に断崖絶壁の自然地形を利用して作られた山城は東西2,500m,南北362m、総面積23万4千㎡と途轍もないスケールの山城です。
伝承ですと、築城は1185年といわれていますが、その後何度かの拡張工事により、今の規模に至ったようです。
他の城の運命と同様に明治維新の廃城令により、明治4~5年に城内の建造物は全て破却されてしまいましたが、おかげで、山城の縄張りをはっきりと見ることができます。
城郭は西の丸と本丸、二の丸、三の丸、東の郭などで構成されていますが、断崖絶壁の尾根上に築かれた石垣は、最強の城と呼ぶのに相応しい姿を留めています。
他の城のような模擬天守を作らずに、今の姿のままで保存して頂きたいと強く思いながら巡った城でした。
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