縄手通りのキャラクターはカエルです 5
縄手通りのキャラクターはカエルです。
昔、現在の千歳橋の場所に大手門があり、大名町を含む広い範囲が堀で囲まれた松本城の範囲でした。お堀の外側には北の三才山の方向から流れてくる女鳥羽川 があり、お堀と女鳥羽川に挟まれた縄のように細長い土手の形状から縄手と呼ばれるようになりました。
明治12年に四柱神社が建立され,以後はその参道として街並みが形成されたようです。
その頃は、女鳥羽川も水が澄んでいて、河鹿蛙(かじかがえる)がたくさんいて、その鳴き声が聞こえたそうです。やがて川の水が汚れてくると、河鹿蛙は上流に押しやられてこの付近には生息できない状態となったそうです。
昭和47年に蛙大明神を祀り、もう一度水清く、活気のある街にカエようと新たな取り組みが始まり、「カエルの街」として、市民や旅人がホッとできる通りとして現在に至っています。(縄手と蛙説明文より)
≪カエル大明神≫