福寿草 2
引き続き、赤怒田の福寿草を掲載している。
福寿草の撮影は、その花びらの繊細さを表現できるか、背景の雑多な枯葉などを被写界深度を利用し、ぼかすことによって主題の花を浮きだたせることができるかなどに注意をして撮影している。
ピントは、雄しべに必ず合わせるようにするのは基本であるが、何を主題にするかでおのずから変わってくるだろう。
構図のポイントとして、主題を中心に持ってくる日の丸構図にならないように、中心からずらすようにして、作品を見た時の視線の動きを意識して作図している。
可憐な花の中に春のいぶきを感じてもらえれば幸いである。