信州の櫻 2
引き続き信州の櫻の魅力を伝えたいと思う。
私の櫻の作品作りでは、人工物を可能な限り画面から排除し、必要最小限のフレーミングで、その櫻の持つ魅力を最大限に表現する手法により、画面の外に繫がる空間をも想像させるようにしている。
また、中望遠レンズの使用により、圧縮効果で花の密度を上げて櫻の魅力を増すようにする。
前景・背景などの自然環境を必要に応じて画面に取り入れ、主役の櫻を引き立たせる。
一瞬しか出会えない、その樹の持つ一番の魅力的な瞬間を切り取って表現したい。そのためには、櫻が立体的に見える斜め光線の時間帯がベストであると思う。
それと、毎年の撮影データーの積み重ねは、撮影時期を予測し、撮影対象を絞り込むことができる貴重な財産である。
今年も、また櫻の季節がやってくる。
このたびは、私のブログにご訪問いただきありがとうございます。
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