松本市 深志神社 天神祭
7月24日・25日は松本市にある深志神社の天神祭を取材した。24日は宵祭りとして、境内に16台の舞台が引き出され並べられる。松本城下町の舞台は18台が現存するが、天神祭には、女鳥羽川より南の16台(本町一丁目・二丁目・三丁目・四丁目・五丁目・伊勢町一丁目・二丁目・三丁目・博労町・中町一丁目・二丁目・三丁目・宮村町・飯田町一丁目・二丁目・小池町)が参加する。川北の六九町・東町の2町は参加していない。松本では、舞台と呼んでいるが、昔は山車の上にお囃子が乗ってその上で踊りや芸能をしていた経緯があるようで、移動式舞台の意味だと思う。
25日は例大祭が行われ、神輿が町を練り歩く。あいにくの雨が急に降り出したため曳き台に載せての渡御だった。神輿も江戸時代のものが2基残っている。江戸時代から伝わる松本の城下町の夏祭りの一つである。