長野市の自宅近くに昨年の夏に移転オープンした「大連飯店」に初めて入りました。東北料理の「コーパオロー」があったので、その定食を注文。甘酢が癖になりそうな料理でした。癖になりそうな演奏を。

 

JOHNNY GRIFFIN (ジョニー・グリフィン)
SOUL GROOVE (ATLANTIC 1963年録音)

 

   

 

テナー・サックスのジョニー・グリフィン(1928~2008年)とトロンボーンのマシュー・ジー(1925~1979年)の二人の名前を冠したアルバムです。マシュー・ジーのオリジナル曲が多く収録されていますが、ジョニー・グリフィンの演奏目当てで入手したアルバムです。

 

メンバーは、ジョニー・グリフィン(ts)、マシュー・ジー(tb)、ハンク・ジョーンズ(p, org)、アーロン・ベル(b, tuba)、カルロス・ポテト・ヴァルデス(bongo, cong)、アート・テイラー(ds)、ジョン・パットン(org)。ハンク・ジョーンズが参加し、2曲でオルガンを弾いているのも注目されます。

 

(英文表記)Johnny Griffin(ts)、Matthew Gee(tb)、Hank Jones(p, org)、Aaron Bell(b, tuba)、Carlos "Potato" Valdes(bong, conga)、Art Taylor(ds)、John Patton(org)。

 

曲目は次のとおり。

 

1  Oh Gee (Matthew Gee)
2  Here (Matthew Gee)
3  At Sundown (Walter Donaldson)
4  The Swingers Get The Blues Too (Matthew Gee)
5  Twist City (Matthew Gee)
6  Poor Butterfly (John Golden,  Raymkond Hubbell)
7  Mood for Cryin' (Aaron Bell)
8  Renee (Matthew Gee)
マシュー・ジーの自作が5曲、アーロン・ベルの自作が1曲に、スタンダード曲の「At Sundown」と「Poor Butterfly」。ハンク・ジョーンズは、2と6でオルガンを弾き、ジョン・パットンは、1, 5, 8に参加しオルガンを弾いています。

 

オルガンやコンガを加えた編成によるソウルフルなアルバム。マシュー・ジー(tb)は、C・ベイシー楽団やD・エリントン楽団でも活躍した人で、スイング寄りの演奏を行っています。各曲は、簡単なアレンジが加えられているだけですが、各人のソロなど聴き応えがあります。ジョン・パットン(org)が加わりソウルフル~ファンキーな「Twist City」では、グリフィン(ts)、ジー(tb)がノリノリのソロをとり、「Mood for Cryin'」では、ハンク・ジョーンズ(p)の洗練されたソロやグリフィン(ts)の豪快なプレイが聴けます。

 

(参考)本作から「Twist City」が聴けます。

Twist City ~ Johnny Griffin & Matthew Gee & Their Soul Groovers (youtube.com)

 

   

 

レコードのラベル。一応、アトランティックレコードのオリジナル盤です。

 

 

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、ジョニー・グリフィン(ts)のリーダー作で、右から「Blues for Harvey」(Steeplechase 日本盤)、本作「Soul Groove」(Atlantic オリジナル盤)、「JOHNNY  GRIFFIN」(ARGO 再発盤)。


【大連飯店】

 

住所:長野県長野市中御所2-15-11  アシスト長野マンションⅡ 1F
電話:026-219-1785
ホームページ:大連飯店 - 長野(JR・しなの)/中華料理 | 食べログ (tabelog.com)

 

外観

店内。カウンター席、テーブル席に、小上がりもあります。

カウンター席に腰かけました。

コーパオロー定食を注文。長野市内で、コーパオローを出しているお店は珍しいです。

スープとサラダは、セルフでとってきます。お替り自由です。

自分で持ってきた、サラダとスープ。キャベツなど野菜に加え、豆腐が用意されていました。スープは、ワカメやかき卵など具が豊富です。

コーパオロー定食。

コーパオローは、豚ひれ肉の唐揚げを甘酢で絡めた料理です。ボリュームもあります。

甘酢がたっぷり。

定食には、漬物の他、杏仁豆腐がついてきました。次回は、回鍋肉あたりを食べてみたい。