6月9日(日)に、長野県北安曇郡池田町で、イタリアのロザリオ・ジュリアーニ(as)とスウェーデンのヤン・ラングレン(p)が出演するジャズ・ライブがあったので、聴いてきました。

 

   

チラシの表

 

(出演者)

 

アルトサックス:ロザリオ・ジュリアーニ (Rosario Giulianiri)
ピアノ:ヤン・ラングレン (Jan Lundgren)
ベース:粟谷 巧 (Takumi Awaya)
ドラムス:江藤良人 (Eto Hoshihito)

 

(演奏曲目)

 

MCの聴き取りなどで掲載しました。MCが無かった曲もあり、曲名の不詳や誤りもあると思います。

 

(前半)

1  Coffee Shop (Rosario Giulianiri)
2  A Touch of Soul (Jan Lundgren)
3  ゴッド・ファーザー 愛のテーマ (ニーノ・ロータ)
4  New Cinema Paraside (エンニオ・モリコーネ)
5  Be-Bop (Bud Powell)

 

(後半)

1  Moanin' (Bobby Timmons)
2  ロザリオ・ジュリアーニのオリジナル曲 (Rosario Giulianiri)
3  Stars Fell On Alabama (Frank Perkins)
4  Dear Old Stockholm (Ack Varmeland Du Skona ( Varmlandsvisan),  Traditional)
5  Waliking Around (Rosario Giulianiri)

 

(アンコール曲)
1  Rosario Giulianiri(as)とJan Lundgren(p)のデュエット曲
2  Duke Ellington(デューク・エリントン)作曲の曲

 

(感想など)

 

会場となった池田町のかえでホールには、200人を超える観客が入り、盛況でした。親しみやすい曲が多いためもあり、皆さん、楽しまれていたようです。イタリア、スウェーデン、日本という国際色豊かな出演メンバーでしたが、ジュリアーニとラングレンの組み合わせには驚きました。

 

僕のお目当ては、スウェーデン出身のヤン・ラングレンで、初めて見た彼は、身長が高く、スマートでした。ラングレン(p)、粟谷(b)、江藤(ds)というトリオで演奏した「Moanin'」(モーニン)は、端正で、後半は厚い和音で盛り上げていて良く、もっとトリオの演奏を聴きたかった。

 

イタリア出身のロザリオ・ジュリアーニ(as)は、張りのある美しいトーンとスピード感がたっぷりで、爽快な演奏ぶりでした。大好きな「Stars Fell On Alabama」(星降るアラバマ)や「Dear Old Stockholm」(懐かしのストックホルム)をやってくれて嬉しかった。

 

(会場内の写真)

 

カルテットで演奏している写真。(この写真だけ江藤良人さんのfacebookからお借りしました。)

ロザリオ・ジュリアーニ(as)

ヤン・ラングレン(p)。彼は、スタインウェイアーティストですが、会場のピアノは、日本製のディアパソンでした。ディアパソンのピアノが置かれているのは、珍しい。

ヤン・ラングレンのMC(英語)。

粟谷 巧(b)

終演後の4人揃っての挨拶。

 

(出演者プロフィールや関連ホームページ)

   

ロザリオ・ジュリアーニ・ホームページ:Rosario Giuliani official

   

ヤン・ラングレン・ホームページ:Jan Lundgren – pianist

   

   

江藤良人ホームページ:江藤良人 Drummer (mockhillrecords.com)

 

(参考)ジュリアーニとラングレンの今回の招聘元と思われる、「Five Stars Records」のホームページ:

Five Stars Records (fivestars-records.com)