お昼に外出して上田市中央の「キッチン ぷちらぱん」で「ベーコン、海老、ほうれん草のパスタ」ランチをいただきました。茹でたての麺たっぷりで、堪能しました。スイング感たっぷりのアルバムです。

 

RAY GALLON (レイ・ギャロン)
GRAND COMPANY (Cellar Music 2022年録音)

 

   

 

ニューヨークで30年以上活動を続けるピアニストのレイ・ギャロン(Ray Gallon)は、知られざるミュージシャンでしたが、2021年に「Make Your Move」(ディヴィッド・ウォン(b)、ケニー・ワシントン(ds))が出され、2023年末には第2作目の本作が出て、日本でも知られるようになってきました。

 

メンバーは、レイ・ギャロン(p)、ロン・カーター(b)、ルイス・ナッシュ(ds)。カーターとナッシュが伴奏をしていて、それだけでも話題性があります。ギャロンは、ジョン・ルイスやハンク・ジョーンズに師事し、ディジー・ガレスピーなどジャズジャイアントと共演。また、ジェーン・モンハイトやチャカ・カーンの歌伴も行っているようです。

 

(英文表記)Ray Gallon(p)、Ron Carter(b)、Lewis Nash(ds)。

 

曲目は次のとおり。

 

1  Drop Me Off in Harlem (Duke Ellington)

2  Acting Up (Ray Gallon)

3  Zombette (Ray Gallon)

4  Two Track Mind (Ray Gallon) 

5  Nardis (Miles Davis)

6  Pins and Needles (Ray Gallon)

7  If I Had You (Ted Shapiro,  JImmy Campbell,  Reg Connelly)

8  Monkey Bars (Ray Gallon)

9  Old Folks (Willard Robison)
レイ・ギャロンの自作が5曲、エリントンの「Drop Me Off in Harlem」とマイルスの「Nardis」、スタンダード曲の「If I Had You」と「Old Folks」で全9曲。

 

初めて聴いたのですが、こんな優れたピアニストがいたとはと、驚きました。レイ・ギャロン(p)の4ビートに乗った小気味よい演奏がそれぞれで楽しめます。ロン・カーター(b)も、音程がぶれず気持ちよく聴けますし、ルイス・ナッシュ(ds)もきめ細やかなプレイで貢献しています。ギャロンの自作では、「Acting Up」や「Pins and Needles」が早めのテンポでスイング感たっぷりで楽しめ、「Nardis」や「Old Folks」では、原曲に沿った演奏を行っていて、好感がもてました。

 

   


ジャケット裏面にあるレイ・ギャロンの写真

ジャケット内側。

 

(参考)本作から「Acting Up」が聴けます。

Ron Carter - Acting Up From Grand Company by Ray Gallon #roncarterbassist (youtube.com)

 

【Ray Gallon ホームページ】

Ray Gallon, New York City Jazz Pianist

 

【キッチン プチラパン】

住所:長野県上田市中央2丁目11−15
電話:0268-25-8091
ホームページ:キッチン ぷちらぱん - 上田/洋食 | 食べログ (tabelog.com)

 

外観

店内。カウンター席。

ランチコースのメニュー。パスタの他に、お魚やお肉料理も選べます。

暑い日だったので、オレンジジュースも注文。

サラダ。新鮮なレタス。

パン。温めてあります。

スープ。オニオンスープといった感じで、玉ねぎの甘味がよく出ていました。

ベーコン、海老、ほうれん草のパスタ。わかりやすいネーミングです。

海老、厚切りのベーコンなど。茹でたてのパスタは量がたっぷり、塩味のでているスープも美味しい。また、寄りたいお店です。