5月6日に、新潟県上越市で椎名豊Inspired Swing Sextetのライブがあったので、聴いてきました。椎名さんは、上越市内の小学校と中学校出身で、その縁もあり、毎年、上越市でライブを行っています。

 

  

チラシの表

 

(出演者)

 

ピアノ:椎名 豊
トランペット:篠原正樹
アルト・サックス:ピエリック・ペドロン (Pierrick Pedron)
テナー・サックス:マックス・イオナータ (Mas Ionata)
ベース:パット・グリン (Pat Glynn)
ドラムス:広瀬潤次

 

(演奏曲目)

 

1  The End of Love Affair (Edward C. Redding)
2  Holiness of the Place (篠原正樹)
3  The Black Hole (Max Ionata)
4  Waltz For a King (Pierrick Pedron)
5  Darn That Dream (Jimmy Van Heusen)
6  Dance Swing (椎名 豊)
7  Theme For Ernie (Fred Lacey)
8  Goodtime We Need (Pierrick Pedron)【よく聴きとれず、曲名は不確かです。】
9  Lotus Blossom (Kenny Dorham)
10  0429(ゼロヨンニーキュー)(篠原正樹が4月29日に作った新曲。アンコール曲として演奏)
メンバーのオリジナルが6曲、「The End of Love Affair」と「Darn That Dream」というスタンダード曲が2曲、「Theme For Ernie」と「Lotus Blossom」という有名ジャズオリジナルが2曲で、全10曲でした。

 

(感想など)

 

上越文化会館の中ホールには、80~90人の観客が集まり盛況でした。椎名さんの地元ということもありますが、僕のように本日のメンバーを観て出かけた人もいると思います。休憩無しの2時間のステージは、最初から最後まで大盛り上がりでした。

 

椎名豊さんが「世界一のレベル」とマックス・イオナータ(ts)を紹介。イオナータは「The Black Hole」におけるスピード感溢れる変化に富んだソロや、バラード「Theme for Ernie」における叙情美など、素晴らしかった。彼も乗っていたのか、同曲のお終いに、会場を歩きながら吹いて、拍手大喝采でした。

 

ファンタスティックなピエリック・ペドロン(as)をはじめ他のメンバーもさすがで、初めて聴いた篠原正樹(tp)のミュート吹奏や、本人の書いた曲にも感心しました。「Lotus Blossem」と篠原正樹の新曲の最終2曲は、グルーヴィーで大興奮。この6人でレコーディングも行われるので、発売が楽しみです。

 

(会場内の写真と、出演者のホームページなどへのリンク)

 

椎名豊さんの開幕の挨拶。

椎名豊(ピアノ)

ホームページ:椎名 豊・ジャズピアニスト (yutakashiina.sakura.ne.jp)


篠原正樹(tp)

 

ホームページ:篠原 正樹 | Facebook

 

   

 

ピエリック・ペドロン(as)

 

ホームページ:Pierrick PEDRON Official Website

 


マックス・イオナータ(ts)

 

   


マックス・イオナータ(ts)


ホームページ・Max Ionata – Official Website

 

 

パット・グリン(b)

 

ホームページ:Pat Glynn | The low-end in Tokyo | benthictones.com

 

 

広瀬潤次(ds)

 

ホームページ:Junji Hirose Website - hirolin ページ! (jimdofree.com)

 


3管が揃ったところ。

 

 

全員揃っての挨拶

 

 

会場内を歩きながら演奏するマックス・イオナータ(ts)。皆さんびっくりしたようで、篠原正樹とピエリック・ペドロンは、スマホで動画を撮っていたようです。僕も慌てて写真をとりましたが、不鮮明です。

 

   

 

完全なソロで歩きながら演奏。ソニー・ロリンズみたいです。かっこいい!。最高のライブでした。