長野市のバックドロップで、Banksia Trio(バンクシアトリオ)のライブがあったので、聴いてきました。お目当ては、ドラムの石若駿のプレイです。入場者数は、50人位で盛況でした。
今回のツァーチラシ。
左から、林正樹(p)、須川崇志(b)、石若駿(ds)。バックドロップのホームページからお借りしました。
(出 演)
ベース:須川崇志
ピアノ:林正樹
ドラム:石若駿
(曲 目)
1 Drizzling Rain (菊地雅章)
2 「レイワラロボ」(石若駿)と、アナウンスされましたが、不明。
3 Untitled (須川崇志)。新曲です。
4 Masks (須川崇志)
〈休憩〉
1 Doppio Movimento (林正樹)
2 First Dance (市野元彦)
3 Last Waltz (Barry Mason, Les Reed)
4 「ポヨラスのなんとか」 (石若駿)と、アナウンスされましたが、不明。
5 Sand (Medeski Martin & Wood)
6 Lady Day (Wayne Shorter)
7 Algospeak Suite (須川崇志)
8 I'll Be Seeing You (Sammy Fain) (アンコール曲)
(感 想)
ドラムの石若駿さんの演奏を間近で聴くのは初めてでしたが、超高速連打でも音が分離し、サウンドが美しく、ビート感がすごくて、圧倒されました。また、ブラシも気持ちよくて、彼の演奏を聴けただけで、出かけた甲斐がありました。
前半を中心に、ブルース色のないヨーロッパ調の曲や、林正樹(p)さんがセシル・テイラー張りの演奏をしたフリージャズ風の「Masks」、前衛クラシック風の「Doppio Movimento 」など、僕には難しい演奏が続きました。
終盤で、エンゲルベルト・フンパーディンク1967年のヒット曲「Last Waltz」や、ランニングベースとドラムソロが良かった「Algospeak Suite」、石若駿がブラシをプレイし、3人が極上のサウンドを奏でたスタンダード「I'll Be Seeing You」と、僕の好みに合う演奏も行われ、この3曲が印象に残りました。
(出演者のホームページへのリンク)
それぞれ、略歴や演奏予定が掲載されています。
林正樹-Masaki Hayashi-Compose&Piano (c-a-s-net.co.jp)
石若駿 SHUN ISHIWAKA OFFICIAL WEBSITE — Shun Ishiwaka (shun-ishiwaka.com)
(バックドロップ・ホームページ)
バックドロップ - 長野市の定食屋 Jazz&プロレス (back-drop.jp)
当日のバックドロップ。飲食店としての通常営業はお休みです。
ライブの入場口の案内など。