連休中に安曇野市の喫茶店「パウゼ」に寄りました。持参したレコードとCDを試聴させてもらい、マスターと四方山話をしました。マスターは犬を散歩に連れて行き、サッカーチームに入り練習して試合に出場するという健康的なライフスタイルです。見習わなければいけないのですが。個性的なスタイルをもつヴォーカル兼ピアニスト。

 

NAT 'KING' COLE (ナット・キング・コール)

AFTER MIDNIGHT  (Capitol 1956年録音)

 

   

 

ナット・キング・コール(vo,p 1919~65年)は、ヒット曲を多数持つ歌手ですが、僕も彼の歌声に魅せられて、レコードを結構集めました。その中で、特にジャジーなものとして忘れられないのがこのアルバムです。

 

メンバーは、ナット・キング・コール(vo,p)、ジョン・コリンズ(g)、チャーリー・ハリス(b)、リー・ヤング(ds)という彼のレギュラーグループに、曲ごとにゲストが加わります。ゲストは、ウィリー・スミス(as)、ハリー・エディソン(tp)、スタッフ・スミス(vn)、ファン・ティゾール(tb)で、豪華です。

 

曲目と曲ごとにフューチャーされるソロイストは次の通り。曲目はよく知られたものばかりです。

1  Just You, Just Me (Willie Smith)

2  Sweet Lorraine (Harry Edison)

3  Caravan (Juan Tizol)

4  It's Only A Paper Moon (Harry Edison)

5  You're Looking At Me (Willie Smith)

6  Lonely One (Juan Tizol)

7  Don't Let It Go To Your Head (Willie Smith)

8  I Know That You Know (Stuff Smith)

9  Blame It On My Youth (Juan Tizol)

10  Route 66 (Harry Edison)

レコードで聴いているので、A面が1~5、B面が6~10です。

 

ナット・キング・コールの滑らかで張りのある声、ツボを押さえたピアノ、ゲストのソロと、なんともゴージャスな演奏。キング・コール(vo,p)がポピュラー畑はもちろん、ジャズ畑でも超一流のミュージシャンであったことがよくわかリ、しかも楽しい傑作。「Just You, Just Me」、「Sweet Lorraine」、「It's Only A Paper Moon」、「Route 66」というコールを代表する歌に加え、スローテンポでしっとりとした「Lonely One」や「Blame It On My Youth」も記憶に残ります。 

 

【パウゼ安曇野】

 

住所:長野県安曇野市豊科南穂高353−9
電話:0263-31-6996
 

看板。

 

外観

 

店内

 

オーディオ機器

 

スピーカーは、JBL4344M。

 

このランプは、東京にいた時にお店の閉店セールで購入したものだそうです。ガレ工房のもののようですが、寄るたびに同じようなものがほしくなります。

 

コーヒー。モカを淹れてもらいました。ほんのりとした甘さがあって美味しい。