ホシガラス
今年はホシガラスに良く出逢います。
多分、繁殖地である北アルプスへ移動途中の個体かと思うのですが、松の実を
探しながら地上をゴソゴソ動いていることが多いですね。
ホシガラスは他の鳥と比べて比較的早い時期に繁殖活動に入ります。
3月頃には巣作りを始め産卵期は3~5月頃だそうですので、今頃こんな所にいて
良いんですかねえ😁
巣作りを始める3月の繁殖地は、まだ雪深い時期なので営巣の観察事例は少ない
ようです。そのことが理由なのか?ですが、繁殖を最初に確認したのは1956年で
乗鞍岳の標高2300m付近。富士山では2011年が最初だそうです。意外でした。
私が始めて見たのは1994年(もう30年も前のこと・・)
立山に観光旅行に行った時でしたが、カメラを持っていなかったので画像なし。
その後、夏になると富士山五合目奥庭に出掛けて被写体になっていただきました。
奥庭の水場にて
ホシガラスの「ホシ」は勿論「星」。白い縞模様が星空に見えることが
和名の由来だそうです。
それにしても一昨日の個体は愛想が良すぎて、500×1.4では後ずさりする
するほどの距離。途中でテレコンを外す時間も充分ありました。