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自転車に家族を殺されるということ

交通犯罪犠牲者の命が紙クズ扱いされる司法を変えていきます。フェイスブック・Twitterも発信中。
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https://twitter.com/azumin827
2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

気がつけば、あいの会3周年記念集会まで、
あと3日を残すのみに迫っています。


実は水面下で、みんな結構がんばっています。
びびってもいますし、焦ってもいます。
3回目とは言っても、毎回毎回、試行錯誤です。


どこまでも、あいの会は手作りの会ですから。


私自身、副代表として開会挨拶をするんだったと、
つい数日前に気づき、少々青くなっています。
スピーチ内容は・・・まだ何も考えていません。


しかし別に素晴らしいスピーチをする必要はない。
素晴らしく思われようなんて小さいエゴに過ぎない。

ただ、心から信頼し合える仲間と巡りあい、
あいの会を3年間続けた素直な思いだけを伝える。


あとは被害者ノートの生みの親の方の講演と、
最後に見事な言葉でしめくくってくれる代表挨拶に、
つなげることができればいいと思っています。


最近、とても美しい言葉に接することが何度かあり、
同時に、とても醜い言葉に接することもありました。


個人的場面、ニュース、偶然ネットで見つけたもの。
いろいろです。


同じ日本語なのに、発する人、発する場面で、
美しくなったり、醜くなったり、思えば不思議です。


どちらにしても、あとは泣いても笑っても3日間。
あたたかい思い出の残る1日にしたいと思っています。


というわけで、自分のブログでも最後に告知します。


もし関心がある、来てみたいという方がいれば、
飛び込み参加ももちろん大丈夫ですが、
できれば事前に連絡をもらえるととても嬉しいです。


*** *** ***


【連絡先】 i.nokai0708★gmail.com
       (※★を@にしてお送りください)


【日時】2015年9月12日(土)14:00~16:00


【場所】文京区シビックセンター・スカイホール
      東京メトロ後楽園駅より徒歩1分
      都営地下鉄春日駅より徒歩1分
      JR総武線水道橋駅より徒歩9分


【その他】参加費無料です。


詳細は下記の案内をご確認ください。



交通犯罪遺族間でも車の話をする時がありますが、
その後に車を買う、あるいは買い替える場合、

軽自動車は選ばない傾向が強いように感じます。


ベンツなどの頑強なドイツ車を選ぶ話も聞きますし、

国産車でも頑強な車を選ぶのが大前提のようです。


もちろん、きちんとした調査をしたわけではなく、
時々耳に入る話から感じる印象論に過ぎませんが、

少なくとも交通犯罪遺族になってしまった後は、
車選びの考え方が根底から変わる気がします。


あくまで極端な少数派ですが、なかには、
クルマ社会自体への否定論に傾く人もいます。

それは極端な例ですが、やはり悲劇に遭った後は、
無法者からいかに家族を守るかをまず考えます。


車同士で、無法者による暴走車に直面した場合、
こちらが軽自動車だと、その被害は壮絶です。


線の細い軽自動車のボディがクッションになり、
我が身や大切な家族を、無惨な肉片にしてまで、
加害者の命を守ることになってしまいます。


そんなことは断じて受け入れられない気持ちが、
その後の車選びにつながっているように思います。


少なくとも遺族になれば、運転は慎重になります。
被害者にも加害者にもなりたくない思いからです。


しかし無法者に直面する可能性は排除できません。


命は決して平等ではないと考えます。


自分や家族の命と無法者の命を天秤にかければ、
誰だって自分と家族の命を選びます。


当たり前のことです。


他人の命を軽じる無法者の命などどうでもいい話で、
それは遺族活動の理念を損ねるものではありません。


守るべきはささやかな最低限の幸せ。
交通犯罪は、そのささやかな幸せを破壊するもの。


結局は、命というものについて真剣に考える時、
我が身と家族を守るという普遍的価値観に行き着く。


壮絶な戦争経験をした人の多くも、
こうした普遍的価値を大切にすると聞きますが、
交通犯罪遺族も、その傾向が強くなると感じます。

あいの会ブログでも書かせていただきましたが、

BPO検討会の経緯について報告いたします。


以下、あいの会ブログで掲載した内容となります。


8月18日に、BPO放送人権委員会で検討会が行われ、
私たちが申し立てたフジテレビの問題も協議されましたが、
結論が出ず、9月検討会であらためて協議となりました。


実質的な動きは来月以降となりましたので、
取り急ぎではありますが、報告させていただきます。

お盆が終わり、明日から日常生活が戻ります。


お盆の元々の言い方は盂蘭盆(うらぼん)で、
これはサンスクリット語のウランバナが語源。
本来逆さ吊りというおどろおどろしい意味です。


釈迦の十大弟子の一人で神通力第一の目連が、
その神通力で亡くなった母親の様子を見ると、
地獄で逆さ吊りの責め苦を受けている姿を見る。


そこで供養して母を救ったとの故事にちなみ、
先祖供養を行う時期として定着しています。


私もこのお盆に、亡母の供養を行いました。


8月14日は遠路茅ヶ崎まで墓参り。




と同時に家族サービスも少しは必要ですし、
その帰路に新江ノ島水族館にも行きました。






娘の知育の足しになればとも考えました。

透明感あふれる青の色彩の乱舞は、

きっといい刺激になったと思います。


そして終戦記念日となる8月15日は、
浅草寺の供養法要に参列しました。








毎年この時期は、死者を強く感じる時期です。
(戦争と戦没者を追憶する時期でもあります)


そして人よりも蝉時雨ばかりが存在感を増し、
生者はどこかひっそり遠慮がちな気がします。


ただ同時に、いつもは日常に追われて終わり、
なかなか進められない仕込みも行っていました。


自転車遺族のコンタクトへの次の段階の準備。
市や議員への被害者の窓口や条例の交渉準備。


そうした文書の作成などなど・・・。


私は暇とか時間潰しという考えが理解できません。
こんなにいつも時間がなくて、課題が山積で、
人生は短くて、歳月は駆け足で過ぎ去るのに、
潰す時間があれば、分けてほしいと思います。


いつもながら100点にはほど遠い進捗ですが、
今しかできないことは、今したいと思っています。


ただ死者と向き合い、死者を感じるお盆の時期は、
(政治的には激しく燃え上がる時期になりますが)
毎年静かに内省できる貴重な時期になっています。

先週末、調布市小型機墜落事件のことを書きました。


まだどんな動きになるかわかりませんが、
前回の記事も少しあって、動きがあるかもしれません。


以前も何度か話題にしたことのある被害者ノート。


勉強会を重ね、その制作に関わってきた

途切れない支援を被害者と考える会(中野勉強会)

http://blogs.yahoo.co.jp/nakanobenkyokai






その中野勉強会でも、やはりこの遺された母親を、

そのままにしておけないという声があがっています。


あくまで、これからの手探りです。


現時点では、被害者ノートを渡したり、

自治体への働きかけなどを考えたりしていますが、

「こうなるでしょう」とはまだはっきりは言えません。


ただ中野勉強会はとても信頼の出来る方々です。


あたたかい思いやりと、熱い情熱と、鉄の行動力と、
すべてを持ち合わせている人たちです。


その人たちが、見過ごせないと注視している。


そろそろマスコミの瞬間風速の嵐が過ぎ去り、

取り残されが始まりかけている頃合いだと思います。


しかし、きっと一人遺された遺族の母親の方は、
少なくとも、中野勉強会のあたたかい動きに接し、

被害者ノートを手にすることができた後は、
世の中を恨んで終わることはないはずです。

調布市の住宅街に小型飛行機の墜落したニュースが、
今週はずっと大きく取り上げられています。


歩いて行ける距離ではありませんが、
私の住んでいるところからは比較的近い場所です。




前々から「こんな住宅地の中に飛行場が突如ある」
ということに妙な違和感を感じてはいましたが、
やはり住民の反対運動があることも今回知りました。




今の日本の報道は、広報や世論誘導も目立ちますし、
そのまま真実だと受け取るのは軽率だと思います。


それでもマスコミ報道の一連の流れをみていると、
悲劇の原因は、パイロットとその運営会社による
ルール違反の遊覧飛行との物語に集約されそうです。


だから自宅で命を奪われた犠牲者への同情はあっても、
搭乗死亡者への同情がないことに違和感はありません。


ただここで犯人探しに加担したくありません。


ここで、この事件のことに触れたいと思ったのは、
こんな不条理なことで娘さんの命を奪われた母親が、
遺族としてこれからどうなるのかと感じたからです。


センセーショナルにマスコミに騒ぎ立てられても、
ほんの一時で、その後のケアやサポートを考えると、
うすら寒い予感をどうしても覚えてしまうのです。


そこが殺人や一般的な交通犯罪と異なると思います。


自転車が加害者の交通犯罪も同じ状況なのですが、
似た事例の遺族同士が支え合うつながりもなく、
瞬間風速的に騒ぐマスコミがさっと引いた後は、
ポツンと孤独にただずむ姿を想像してしまいます。


そして支援者もなく、有益なアドバイスとも無縁で、
司法手続きのベルトコンベアに無為に乗せられ、
「仕事のなかで運悪く死人を出しちゃったよね」
そんな軽い感覚の業務上過失致死という罪名で、
会社経営者に執行猶予がついて終了ではないか。


どうしても、そんなことを想像してしまっています。


大切な娘さんを無惨に奪われたこの母親は、
この悲しみと憎しみをどう抱えていくのか。
そしてそんな司法の無慈悲とどう闘っていくのか。


類型化されない悲劇の問題がここにあります。

類型化されない悲劇は、一時的にワッと騒がれても、
その波が引いた後は、支援らしき支援もなく、
遺族は孤独に陥り、すべきことをすることもなく、
何をすべきかも知らず、悔いだけを残してしまう。


以前、遊園地のジェットコースターが走行中、
車輪が外れて、命を奪われた若い女性がいました。
頭をもぎ取られるというむごたらしい死に方でした。
ありえないことが起きてしまったわけですが、
これも執行猶予という形式罰で終わっています。


この事件でも遺族は何ができたのか。
想像ですが、きっと何もできていないのではないか。


自転車交通犯罪遺族も孤独です。
闘い方を学び、闘い切った遺族など一人も知らない。


類型化されない悲劇は、騒がれることはあっても、
救済されることはまれではないかと歯噛みします。


いまの私には、この母親のそばに駆けつけて、

支援を尽くす余裕は申し訳ないけどありません。


しかし調布市は継続的な支援をつけてほしいし、
母親にもせめて悔いを後々残さないように、
知るべきことは知り、できることはすべてしてほしい。


この事件をみていて、そんなことを強く感じました。

いまは21年間の歴史に幕を下ろし解散していて、
かつては私も入っていた全国交通事故遺族の会。


そのなかのワーキンググループという部会で、
7月25日(土)、半年に1回の同窓会を行いました。


新宿南口のタイムズスクエアのベルギー料理店で、
いろいろなビールを楽しみながらの歓談でした。


このワーキンググループ同窓会については、
これまでも何度か書いてきていますので、
経緯や内容は、しつこくなるので繰り返しません。

テーマ「遺族の会」で検索すれば書いてあります。


被害者遺族同士のこういう集まりは、しかめ面で、
真面目な話ばかりしていては、長くは続きません。


どこかで心の糸がプツンと切れてしまいます。


冗談の言い合える、笑顔のある場が必要です。


私にとって、今回もそうした場でした。


ただ、遺族の会の解散から数年の歳月が経ち、
ワーキンググループにいた方々の中でも、
それぞれの思いについての変化もあります。


悲劇を減らすために、十何年もがんばってきて、
もうここで休みたいという方もいますし、
趣味の世界に向き合いたいという方もいます。


歳月にともなう変化は当然あります。
その気持ちは大切ですし、尊重に値します。


その上で続けたい人が集まり限りは集まり、
どこかですがろうとする人が出た場合の、
灯台の一つとしての役目を果たせたら、
こうした同窓会の意味もあると思っています。


そうした流れで、半年に1回のこの同窓会も、
この冬からは少し趣を変える予定です。
交流会的な部分が出てくるかもしれません。


歳月の変化に伴って形を変えても、
こうした繋がりは続いていくと思います。




そのための店選びも楽しいものとなっています。
次回はタイ料理か中東料理を考えています。

BPO申立て後の今後の予定を簡単に報告します。


BPO放送人権委員会より連絡をいただきました。

とても丁寧な対応でした。


話し合いの余地につき、確認を求められましたので、
謝罪訂正報道さえされれば、余地はあると回答。


しかし結局、フジテレビがこれを拒否したため、
双方意見を検証して、進められることとなりました。


フジテレビ側からも反論の文書を提出させるそうで、
それを受けて、8月に開くBPOでの検討会合で、
審議入りするかどうかを正式決定するとのことです。


その後にさらに審議を重ねる流れとなりますので、
最終的な結論が出るのは、9月以降になりそうです。


そんな次第で、すぐに結論が出されるわけではなく、
じっくり検討と審議がなされるわけで、
それなりの時間がかかることをお伝えしておきます。


なお審議入り後の進捗については、
BPOの公式サイトで開示がされるそうですので、
そのURLをここにも掲載しておきます。


BPO(放送倫理・番組向上機構)
http://www.bpo.gr.jp/



*** *** ***



ここまでの内容を、あいの会ブログに書きました。


ここから私個人の思いを補足します。


事実は単純で、フジテレビがすることも単純なのに、
ここまで自ら事態を悪化させてしまうことに、
フジテレビが抱える病巣の深刻さを感じています。


過ちは誰でもおかすことがあるけれども、
おかした過ちにどう向き合うかで価値が決まる。


これは人だけでなく、集団や組織でもいえます。


被害者遺族を愚弄した虚偽放送を行ってしまった。
行ってしまったことは、もう元には戻せません。


そうしてしまった以上、フジテレビがすべきことは、
謝罪訂正報道を行うこと、ただこれだけです。


内々の謝罪文でこっそり済ませる話ではありません。


このBPO申立ては、フジテレビを責めるためではなく、
フジテレビに更生してもらうことが目的なのです。


フジテレビには早く目を覚ましてほしいと願います。

フジテレビの問題番組でBPO申立てをしていますが、
その直後、ネット上でいくつか議論がありました。


それを受けて、あいの会公式ブログにおいて、
見解を出したほうがよいと思われる内容については、
下記の通り、Q&Aを出させていただきました。


フジテレビに対するBPO申立ての報告
http://blog.livedoor.jp/i_nokai0708/archives/45439990.html


被害者遺族全体の尊厳を守るための申立てですが、
ただどこまでも私個人の被害が発端ではありますので、
私自身のブログでも、Q&Aの内容を書いておきます。


なおBPO申立ての関する概要は下記に記しています。
http://ameblo.jp/azumin827/entry-12047121000.html


***


【Q1】
申請者の被害事件状況がわからないので知りたい。

【A1】
事件の形態は極めてシンプルです。
申請者の母である被害者は青になったので横断歩道を渡ろうとした。
そこに信号を見ていなかった加害者が横の車道から突っ込んできた。
被害者はなぎ倒されて、道路に頭を強打して入院。
その夜に意識不明に陥り、5日後に亡くなったというものです。


***

【Q2】
当たり屋の実態を知るには必要な演出ではないか。

【A2】
であれば「わが子が当たり屋詐欺に遭ったら」という題名にすべき。
そんな番組に被害者遺族のインタビュー映像は必要ないですし、
そもそもそのような番組に使ってはいけないことなどは当然の話です。
また「実際に体験した人々に取材し事実のみで構成されたドラマ」
「実話の物語をドラマ化した『最大公約数ストーリー』」
という番組の謳い文句となる看板も削除しなければなりません。
今回問題となった番組は「情報」バラエティ番組です。
バラエティ番組であれば、最初から意図して虚構の話を作り、
それが虚構だとわかっている視聴者と笑い飛ばすことが許されます。
しかし情報バラエティ番組である以上、虚偽放送は許されていません。


***


【Q3】
視聴者が自転車事故の被害者の多くが当たり屋とは思わないと思う。

【A3】
今回問題となった番組は、フジテレビ公式サイト上で、
「実際に体験した人々に取材し事実のみで構成されたドラマ」
「実話の物語をドラマ化した『最大公約数ストーリー』」
とあり、番組でも繰り返しこのナレーションとテロップが流されました。
もちろん虚偽だと気づいて、あきれて終わる視聴者もいるでしょう。
しかし「自転車の当たり屋が多いのか」と真に受けてしまう視聴者や、
自転車被害に遭った人に対して「当たり屋をしたのでは」
といらぬ疑念を抱いたり言う視聴者が出る可能性がぬぐえない以上、
(そうなるとこの番組は余計な二次被害も助長することになります)
フジテレビにはきちんと訂正していただく必要があります。


***


【Q4】
こんなことで謝罪と賠償を求めるのは行きすぎではないのか。

【A4】
私たちは、損害賠償は求めていません。
私たちの目的は、あくまで謝罪訂正の報道です。
またテレビ局に遺族を愚弄する虚偽の番組を流され、
それに騙して撮影した遺族のインタビュー映像を使われた以上、
そのテレビ局に謝罪を求めるのは当然のことではないでしょうか。


***


【Q5】
訴訟を起こさないのか。BPO申立ては賠償金目当てではないのか。

【A5】
私たちは、最初から訴訟は考えていません。
私たちが求めることは賠償金ではなく、
謝罪訂正報道をしていただくことです。
そのことで本人と被害者遺族の名誉を回復させることだからです。
また訴訟をしても、得られるのは賠償金の支払い命令だけです。
判決では「こういう番組を作りなさい」と細かい指示は出ません。
さらにこの種の訴訟の賠償額は、判例上、せいぜい十数万円です。
仮に訴訟をすれば、ここまで事実が明確で、証拠も明らかな以上、
私たちの勝訴判決が出ることには揺るぎがないと考えます。
しかしそのようなことにエネルギーを費やすつもりはありません。
そもそもの話として、BPO申立てをする条件があり、
そのなかに損害賠償請求をしていないことも含まれます。
「訴訟を有利に進めるためのBPO活用」自体が成り立たないのです。
なお仮にフジテレビから慰謝料の提示があっても、
私たちがこれを受けるつもりは、今後も一切ありません。


***


【Q6】
BPOが本来の機能をしているのか疑問がある。
単なる利権と偏向報道を正当化するための組織にしか見えない。

【A6】
実際は決してそうではないようです。
BPOは放送業界内の第三者機関ではあります。
業界内で身内だから甘やかすといった傾向はみられず、
その審議は極めて公正かつ厳正に行われていると思われます。
また放送業界にとっては、訴訟よりも、BPO審議のほうが、
重大に受け止めざるをえないという事情もあるようです。
よって今回、BPOの審議にゆだねることとしました。


***


【Q7】
制作側が当たり屋と被害者の明確な区別もできなかったなんて。
ましてチェック機能も働かなかったなんて。情けない限りだ。

【A7】
私たちもあきれています。
フジテレビのチーフプロデューサーが番組放送前に、
最終チェックをしたそうですが、何の疑問も感じなかったそうです。
普通の人が普通に考えれば、おかしいとすぐにわかるはずですが、
それもわからない人物が番組を作っていることを憂慮しています。


***


【Q8】
「当たり屋の遺族」が顔を隠さずテレビに出てくることに対して
はらわたが煮えくりかえる思いだった。
が、違ったのですね!勘違いしていました。申し訳ございません。
被害者遺族の方をこのように勘違させるような演出はだめです。
それにしても、酷い放送局(ほぼ原文のまま採録)

【A8】
貴重なご意見をありがたく思っています。
もしかしてと思っていましたが、そう感じた視聴者がいたことに、
私たちも、憤りを新たにせざるをえないと考えています。
これには意図的な演出も一役買っていると考えています。
インタビューは逆光で撮られ、暗くくすんだ顔で映っていました。
「悪いことをした容疑者みたいに撮られている」
あいの会メンバーも、そういう指摘を何人かから受けていました。
最初は、雑に撮られただけだったかもしれないと考えていましたが、
撮影に慣れた制作者がそのような初歩的なミスをするはずもなく、
今では悪意ある演出を狙った可能性が高いと考えております。
あらためてフジテレビの悪質性に強く抗議したいと考えています。


***


【Q9】
「番組で本当のことバラされたら商売あがったりや!
あれっぽっちの出演料じゃ納得でけへんで!」((原文のまま採録)

【A9】
誹謗中傷の箇所はいちいち相手にせず流しますが、
最初から出演料などもらっていません。
申し出があっても辞退します。
私たちは、マスコミ取材は無料でお受けしています。

逆に、インタビューや取材受けにおいて、
金銭を受け取る遺族など、聞いたことがありません。


***


【Q10】
「全て実話」と画面左上に書いてあるが 実話なのか。

【A10】
実話ではなく、虚構です。
これはフジテレビもはっきり認めています。

(後で弁護士名で翻してきましたが)
つまりテロップには偽りがあったということです。


***


【Q11】
警察を悪者扱いにする意味とは何でしょうか?
訴えられる人のほとんどは被害者のような扱いにしたいのか?

【A11】
単に面白おかしく制作したかったというだけでしょう。
この番組は、本人や被害者遺族だけでなく、
真摯な捜査を行う警察官まで愚弄としていると考えています。

あいの会も、この7月8日で3周年を迎えました。


当日、うちうちでささやかに食事会をしたことは書きましたが、
9月にあらためて正式に記念集会を行います。


あいの会ブログでも書きましたが、ここでもお知らせします。


【日時】2015年9月12日(土)14:00~16:00
【場所】 文京区シビックセンター・スカイホール
      東京メトロ後楽園駅より徒歩1分
      都営地下鉄春日駅より徒歩1分
      JR総武線水道橋駅より徒歩9分
【その他】参加費無料(懇親会は飲食代実費をお願いします)






私は事件から5年半、あいの会結成から3年がたちました。


何より信頼できるつながりのなかにいることこそが、
沈んだり、壊れたりしないですんだ理由だと思っています。


同じ言葉をどうしても繰り返し使ってしまうのですが、
遺族にならない人生であれば、それに越したことはありません。


もう二度と望めないことではありますが、それでもいまは、
つながった縁に感謝することのできる人生になっています。


もちろんこれまで、あいの会を続けているなかで、
いいことばかりではなく、困難や課題への直面もありました。


フジテレビのBPOだって、本来の遺族活動ではありません。
そんなよけいなトラブルに巻き込まれることだってあります。


ただ今後、5年後、10年後にどうなっているか思うとき、
あいの会があいの会のままであり続けるかはわかりませんし、
そんな私だってどうなっているかもわかりませんが、
積み重ねがそれなりの実を結んでいるかもしれないと思えば、
3年間こうして続けたことは誇っていいのかなと思っています。


また日にちが近くなったら、再度お知らせをします。
関心があるという人は連絡をいただければお答えします。