ここの読者には既に周知のことになってしまいますが、
一応ここは今でも遺族ブログ(休眠予定ですが)で、
私は交通犯罪被害者遺族のはしくれとなります。
加害者が自転車だったという少々特殊なカテゴリーで、
そのカテゴリー内でこうして発信を続けている遺族は、
おそらく日本全国で私一人なのではないかと思います。
なのでその責任感もあって、ちょっと触れておきます。
4月から施行される自転車の新交通ルールについてです。
結論・・・
まあ混乱するでしょうね・・・
もちろん大枠は当然のことばかりだと思います。
イヤホンしながら運転するなとか、並走するなとか、
スマホいじるなとか、これまでの非常識な運転者に、
「それはダメだよ」
と明文化して違反を取り締まるのは歓迎すべきこと。
しかし問題は原則車道のルール。
いやいや、ほとんどの道路は無理でしょ・・・
少なくとも都内で大丈夫そうなところなんてわずか。
インフラが整備されていないのに、
机上の空論で、頭の中だけで考え出したのが丸わかり。
このあたり、官僚って頭が悪いんですよね・・・
紙面(PC画面)だけ見て、現実を見ていないというか。
安全性に何の問題もない歩道を走って捕まって、
「おかしいでしょ!」
というトラブルかあちらこちらで頻発するか。
それとも無理にがんばって車道を走った結果、
車にひっかけられて転倒する事故が頻発するか。
きっと時に痛ましい悲劇だって起きるでしょう。
私の疑問の核心は、この車道原則を考えた人たちは、
ひっかけ転倒事故をどこまで想定したかということ。
たぶんほとんど考えていない。
その責任をどう考えているのかなという疑問があります。
Xでしか書いていなかったと思うので再度触れると、
この自転車新ルールの話題を見て連想するのは、
各線の駅で懸命にPRしている
「エスカレーターの右側も歩かず止まりましょう」
の問題です。
結局、誰も守っていない。
時に仁王立ちで無理に通せんぼしている人もいますが、
見れば、明らかに頭か性格のおかしい人ばかり。
彼ら彼女らの目的は、ルールを守ることではなく、
歩く人に怒鳴り散らしたいだけのただのトラブル愛好者。
私見ですが60歳過ぎの高齢者が多い気がします。
駅エスカレーター問題は、机上論失敗の典型例ですが、
自転車新ルールも似た末路を辿りそうだと感じます。
もちろん安全性を目指すことに異論はありません。
だから新ルールをくさすつもりもありません。
今のインフラでは車道云々は無理があると思いますが、
それ以外はどんどん取り締まっていってもらいたい。
時にトラブルが起きたり、時に悲劇が起きたり、
そんな状況を受けてインフラも整備されていったり、
そうした紆余曲折を経てになると思いますが、
最終的には良いものになってもらえればと思っています。

