6月度あいの会グリーフケア | 自転車に家族を殺されるということ

自転車に家族を殺されるということ

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2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

先週土曜日(6月25日)は、あいの会でした。
グリーフケアワークショップと懇親会。


今回のグリーフケアのワークショップは、
自分を守るための心の境界線の話。
いわばどう結界を張るかの話だと思います。


悲惨な悲劇を経験したからと言って、
必ずしもその苦しみや悲しみについて、
周囲から理解が得られるわけではありません。


特に悲劇から月日が経過していくと、
本人にとっては、ずっと昨日の感覚であっても、
「いつまでそんなことを引きずっているんだ」
という無理解に直面することは少なくありません。
それも身近と思っていた人から不意打ちにきます。


世間とはそんなもの・・・なんて諦観の境地には、
なかなか至りませんし、やはり傷つくものです。


そんな現実世界では各人が最低限の結界を張り、
悪意や無理解からの自己防衛はすべきと思います。


懇親会ではBPOの件をあらためて相談しました。


私としてはBPOの判断は当たり前の常識の範疇で、
正直なところ、感慨も何もないのですが、
決定通知書を読む限り、圧倒的な勝利らしいです。


いや・・・そもそも勝ちも負けもないし、
当たり前のことを当たり前に訴えただけなのですが、
フジテレビがトンチンカンな悪あがきをしたせいで、
とんでもない時間と労力を費やすことになりました。


本当に迷惑な話です。


しかも反省していないと来ている・・・
最低最悪の一言です。


フジテレビは今後もBPO常連席に座り続けるのでしょう。
遺族としては、もう二度と関わりたくない会社です。


フジテレビが愚かなのか、弁護士が暴走しているのか、
そのBPOのことでは、コントのような進展があります。
これはまたタイミングをみて、報告したいと思います。


ちなみにフジテレビはよほど悔しがっているようです。
悔しがるんじゃなくて反省しろよと言いたいですが・・・

きっと理解できないのだろうなと思うと悲しいですね。


とにかく月1回のあいの会への参加。
ここでしか話せない話がお互いたくさんあります。
やはりこれが一番のグリーフケアかなと感じています。