こんにちは!

側弯症改善トレーナーの
後藤優子です。

 

 

今月は
とあるチャレンジに参加していて、

毎日スクワット!

 

 

今朝は
連続200回をして

足がだいぶガクガク。

 

 

側弯症の進行を防ぐにも

土台となる下半身のトレーニングは

とても有効なので

がんばります!!

 

 

今日は
側弯症と牽引(けんいん)の話を
書こうと思います。

 

 

牽引って、

簡単に言うと
「引っ張る」という意味ですが、

 

 

側弯症の曲がった背骨も

若いうちは引っ張ると動くんです!

 

 

具体的に

お見せしますね!

 

 

去年撮った
私のレントゲン写真です。

 

 

こちらが普通に立って撮ったもの。

 

専門のパソコン上で測りますが、

角度は数ミリの誤差で

変わるので

 

その時も医師の測り方によって

47度~51度まで

変わりましたが、

まあ50度前後です。

 

 

そして今度は

寝た状態で撮ったもの。

 

 

曲がっている背骨の角度が

35度くらいまで

軽減しました。

 

 

さらに寝た状態で

牽引して撮ったレントゲンがこちらです。

 

二人のレントゲン技師が補助で入り、

一人は私の肩を持ち

もう一人は足を持ち

「せーの!」で

上下に引っ張られて撮ったものです。

 

 

こんなレントゲンの撮り方があるのか!

とビックリしましたが、

結果は興味深いです。

 

 

写真を見てもらえばわかりますが

背骨は25度以下まで

伸びたのです!!

 

 

25度以下というと

私が中学1年生の時に

側弯症と診断された当時と

同じくらいです。

 

 

しかも腰の部分(腰椎)は
ほぼ真っすぐです。

 

 

私の場合、

胸椎の曲がりに伴って

バランスを取るために

腰椎も曲がっていると

言われています。

 

 

つまり胸椎が伸びれば

腰椎も伸びるのです。

 

 

 

そして上下に引っ張られた時に

これだけ真っすぐになる!!

 

 

ということは・・・

 

 

鉄棒などにぶら下がるのは

有効ということが
わかりますよね!

 

 

ただし、

ぶら下がっている間は

伸びていますが、

 

普通に立てば

重力で
また曲がってしまいます。

 

 

根本的に
治した訳ではないので
当たり前です。

 

 

ぶら下がりで
側弯症が治る訳では

ありません。

 

 

ただ

私は側弯症で手術を

していない方は、

ぶら下がりを頻繁に行うのが

良いと思っています。

 

 

それは

背骨の関節を
柔らかくしておくためです。

 

 

お年寄りで

背中が丸くなっている方が

いらっしゃると思いますが(後弯症)

その方たちは

寝ても、ぶら下がっても

背中は丸いままなんです。

 

 

背骨の関節や

周囲の筋肉が
硬くなってしまっているからです。

 

 

私たちは

何もしないでいると

老化により、

筋肉が衰え、

関節が硬くなり、

柔軟性が失われていきます。

 

 

そういう状態になると、

もう側弯症の背骨は曲がったままに

なります。

 

 

私が診てくださった先生は、

だいたい60歳頃には

背骨が固まるとおっしゃっていました。

 

 

そうなると何が問題なのかと言うと・・・

 

 

胸椎の影響で曲がっているだけの腰椎まで
曲がったまま固まってしまう。

 

 

そうなると

腰痛も激しくなる可能性がある。

 

 

歩行困難などの症状が出て、

手術をしたいと思った時に、

胸椎だけでなく腰椎も含めての

大がかりな手術になる。。

 

 

などなど。

 

 

 

ですから、

側弯症を直すためというよりも、

背骨の関節や周囲を柔らかく保つために

ぶら下がることがおすすめなのです。

 

 

家にぶら下がり棒がなければ、

公園の鉄棒やうんていなどでも良いです。

 

 

背骨が伸びていることを

感じながら、

ぶら下がれるだけぶら下がってみましょう!!

 

 

これはもちろん

側弯症以外の方にも有効です。

 

 

今日の動画はこちら