「世界には、予測不能な出来事が

いつでも起こりうる」

新年のご挨拶として昨年、収録した

私なりの訴えが

はからずも現実に起こってしまいました。

1月1日に発災した能登半島地震の被災者の

皆様には心からお見舞い申し上げます。


新しい年を迎え、本来なら

「希望あふれる一年を!」

と高らかに訴えたいところでしたが、

私たちはいまも不安を抱えて過ごす

能登半島地震の被災地の皆さんに心を寄せ

ささやかな希望の光が差すことを願ってやみません。


以下、タウンニュース、テレビ神奈川に

令和6年の抱負を交えて語った

私の想いを転載します。

ーーー

今年は今年は辰年、皆さまにとって

これまで地道に努力してきたことも

天をかけ上る龍のごとく成長、発展する

年となることを願っております。


この2、3年を振り返れば

「世界には、予測不能な出来事が

いつでも起こりうる」

ということを私たちは経験してきました。

感染症、自然災害、

海の向こうの戦争による経済不安。


しかし普段から予防策をしっかり

講じておくことで、

いざという時にも耐えうるレジリエンス力、

これを高めておくことが重要だと

いうことを経験から学んだのです。


よこはま自民党は、国との強いパイプを通して、

これまでも非常時に皆さまの安心、安全を

守ってきました。

災害に強い街づくり、医療体制の充実、

イノベーション都市横浜の推進は、

引き続き取り組んでいきたい課題です。

また物価高騰による生活不安に応えるため、

先日は山中市長に国からの給付金

(住民税非課税世帯へ7万円)を

迅速に実施するよう要望し進めてきました。


一方、私はさまざまな社会的不安が、

子どもから高齢者まで

お一人お一人の暮らしに

影響を及ぼすことのないよう、

現場や地域を回って声を聴いてきました。

お一人暮らしの高齢者に寄り添う

地域交流は災害時の助け合いにもつながっています。


鶴見区は昔から

鶴見川の水害リスクがありましたが、

祭りなど日頃の交流が

災害時の共助にも活かされています。


市では高齢、障がい者のための福祉避難所計画や、

地域防災備蓄庫の点検整備も行っています。

また地域消防団の支援として

制服の一新による意識向上も実施予定です。


子どもたちの主体性をのばす課題学習は、

地域課題解決を後押しするようになりました。

小学校の総合学習の支援は、

今後も行ってまいります。

ハードだけでなく、ひとりひとりの心が

輪になって広がるソフトパワーを

存分に活かすことも、これからの

予測不能な世界をともに生きるために

必要だと思います。


人口減少のこれからの社会変化は

決して楽観できるものではありませんが、

ハードとソフト、あらゆる手段を尽くして

よこはまを、強くて優しい都市に

していきたいです。

横浜市会 新春語り初め(テレビ神奈川1月放送)


テレビ神奈川収録、アナウンサーの照井七瀬さん、ヘアメイクさんと