こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。


若い人たちが、どうしたら
もっと政治に関心を持ってくれるのか?
「若者の政治参加について」
昨日は、横浜市立大学の学生たちと

横浜市会議員有志との意見交換会が開かれ

私も参加しました。

横浜市議会局主催の

インターンシップのプログラムの一コマです。



学生のプレゼンでは、

政治への関心を持続させるための

SNSを活用した政治的熟議や、

小学校からの主権者教育の必要性などの

提案がなされました



車座で学生たちと意見交換しました


政治家としては、日頃から

駅頭や会合など日常の場で

対話を心がけてはいるものの

若い人たちにとってはそうした場さえも
「話しかけるのに戸惑う、勇気がいる」
という本音を聴き、

SNSなどのインターネット空間が

若者の意見の場としては入りやすいのかな

ということも感じました。


私からは意見として

SNSは気軽に意見を聴ける場ではあるけれど

それなりのリスクもあること。

これまでの米国等の調査により
SNSの匿名性やアルゴリズムは
極端な意見に走りやすい、
左右両極に「部族化する」リスクがあり、

そうしたリスクを避けるため

今後は匿名性をなくした

インターネットの熟議空間での可能性に

期待をもっていることなどお話しました。


実はIT空間における民主主義の変容は
私も卒論のテーマの一つであって
今後に期待したいところです。

一方、もう一つの学生グループの提案の
小学校からの主権者教育については、
とくにコロナ禍以降、
価値観の変化などを経て
私も、その必要性を強く感じています。

「体験の力」の重要性、
中学校までに「地域」「家庭」から
得ているということなど、
ポイントをついた提案は素晴しかったです。

実際、私も地元の鶴見小学校の
子どもたちと一緒に、
政策提言などの政治参加を行って
きましたが、体験の力は
子どもたちの意識を大いに変え
その後の学習にも影響を及ぼすことでしょう。

若者はなぜ政治参加しないのか?

過去には経済学者が、選挙における

合理的選択を数値化しており、
限りなくゼロに近い
1票の投票の利得により
利害関係のない若者は投票しない
という選択をすることがわかっています。

しかし私たち政治家は

若い人たちにとっての

そうした1票の重みについてもっと

努力していかなければなりません。


現在は、政治や議会の見える化によって

投票することの意義への理解が

以前よりも広がってきていると思いますが

若い人たちのための政策について

もっと積み上げていく必要があります。

そのために選挙制度自体、

子どもや若者に投票のインセンティブを加える

というようなことも学識者は指摘しています。


私たち政治家は、若い人たちにも
投票することの意義や
政治参加の大切さについて
もっとわかりやすく伝え、
機会を増やしていかなければ。
今回のインターンシップは
そんなことを改めて痛感する
よき機会となりました。

若い皆さん、
これからも気軽に声かけてくださいね!


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