こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日は不妊治療専門クリニック

みなとみらい夢クリニックを

田野井議員のご紹介で

よこはま自民党女性議員一同、

視察に伺いました。


自民党では菅総理の指揮のもと

不妊治療の支援を重要政策に掲げて

令和4年の保険適用を目指しており

三原じゅん子厚生労働副大臣も以前

この夢クリニックを視察したそうです。


こちらでは、さまざまな不妊の悩みに

答えて体調や心のケアから

体外受精、妊孕性温存のための

卵子凍結まで幅広く高度な不妊治療を

行っていらっしゃいます。



左から田野井一雄議員、私、貝嶋弘恒医院長、伏見ゆきえ議員、貝嶋美哉子医師、高橋のりみ議員



卵子凍結の保存タンク(写真はすでに治療完了した廃棄予定のもの)


無菌ルームで卵子の培養作業が行われます。


とくに驚いたのは妊孕性温存のための

卵子凍結の技術です。


がん患者さんには

抗がん剤治療によって生殖機能が

低下することが心配がされていますが

抗がん剤治療の前に、健康な卵子を

採取して凍結保存して

将来の体外受精に備えるというのが

妊孕性温存です。


AYA世代と言われる若いがん患者さんが

増えていることで、

将来の出産に備えて妊孕性温存という選択を

もっと気軽にできるようになれば。


私自身、乳がんを経験しているため

あの時自分も

妊孕性温存という選択をしていたら、

と悔やまれてなりません。


国においては妊孕性温存についても

今年4月から、厚生労働省の

妊孕性温存療法研究事業を

開始したことに伴い

各都道府県で補助を行っています。


妊孕性(にんようせい)温存治療についてリンクwww.pref.kanagawa.jp

以前、よこはま自民党女性議員一同で

三原厚生労働副大臣を訪問した際も

この件はしっかり取り組んでいく

というお話を伺い嬉しかったです。

ご自身もがんサバイバーだからこそ

AYA世代のがん患者さんの希望に

寄り添ってくださるんだと思います。


クリニックでは専門の胚養士が

受精卵の培養を行なっているそうです。

多くの女性たちが、出産への

希望を持って生きることができたら

と願いながら卵子のお話を伺いました。


一方で、不妊治療は多くの

働く女性にとって、仕事との両立が

難しいという問題があります。


受精卵の様子を見ながら

24時間体制で対応する担当者から

そうした課題を伺いました。


先日の市長への一般質問では

不妊治療における働く女性の

仕事との両立について質問し

横浜市においても市内企業への

理解を促し環境整備を行なっていく

という答弁がありました。


横浜市役所にはすでに生理休暇がありますが

個人的には、生理休暇も不妊治療休暇も

まとめて「レディース休暇」❤️

と名称を変えるだけでも

もっと気軽に休暇取れるんじゃ?

など思います。


不妊治療の支援には年齢制限や

高度な技術の対応など

まだまだ課題はありますが

今後も少子化問題を乗り越えて

多くの女性が、希望を叶えられる

社会となることを願います❣️



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