横浜市では子育ての悩み、
児童虐待やDV(家庭内暴力)に
つながる不安などに応えるため
LINEによる相談を7月からスタート。
神奈川県が「かながわ子ども家庭110番」
として運営していた体制に、
横浜市も新たに参画しました
(従来は横浜市民は対象外で相談できませんでした)

私は昨年より児童虐待・DV対策問題に
取り組んでいます。
三原じゅん子自民党女性局長のもと
児童虐待防止の活動が
自民党女性議員で続けられてきました。
(新内閣では厚生労働副大臣にご就任!)

私は今年3月予算特別委員会等でも
対策の一つとしてLINE相談を要望し、
実証モデルが検討されていましたが、
今回はコロナ対策として、前倒しをしての
運用開始となりました。

また横浜自民党の新型コロナ対策本部でも
今年4月に横浜市に要望しています。


横浜市こども青少年局によれば、
「子どもが反抗的で困っている」
「子どもの対応に困って叩いてしまった」など、
保護者の切実な悩みも届いているそうです。
経験ある相談員が、親身にアドバイスし、
時には児童相談所へつなぐことも。
また、虐待を受けている子ども自身が
相談できるのもLINEの強みです。

子どもからは
「親からきつい言葉をかけられている」
「両親がいつもケンカしていてつらい」
などの声も届いています。
しかし、声にならない声も
まだまだあることでしょう。
そうした声に手を差し伸べるのは
大人の責任であり
政治がなすべきことと考えます。
昨年は児童虐待防止のため
児童福祉法が改正され、
今年度から「児童の権利擁護」の施策が
強化されています。

昨年度の横浜市の児童虐待の
対応件数は1万件を超え、
その半数は「心理的虐待」でした。

心の痛みは、なかなか目に見えないものです。
だからこそ、こうした身近なツールを
利用してもらうことで、
家庭の悩み、子どもの悲しみに
少しでも寄り添えることを期待します。