こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。

先日、どうしたら高齢ドライバーの

交通事故を防げるか? 

地元の鶴見警察署に伺い

現状と対策などヒアリングしてきました。


まず、高齢者の交通事故現状について。

令和2年6月末時点で

鶴見区内の交通事故総数249件のうち

高齢者の事故は72件

実に3割近くになっています。


高齢ドライバーに多い

事故パターンは3つ


出会い頭ー31%

右折中ー17%

左折中ー9%


こうした事故を避けるためには

徐行や、前後左右の確認は

必ず守って欲しい行動です


日本損害保険協会HPより

先日、うちの事務所前交差点で
高齢ドライバーによる
重傷事故が発生しましたが
これも右折中の不注意でした。

この件に関してすぐに
鶴見警察署と鶴見土木事務所に
対策をお願いして
注意喚起のための道路カラー塗装と
右折車の死角になっている
電柱の移設を
今後実施されることになりました。



また少しでも運転に不安を感じたら

運転免許証の返納も選択肢に。


70歳以上の免許更新時には

高齢者講習、

さらに75歳以上の免許更新時には

認知機能検査がありますが

医師の検査とは違って

簡易的な検査のため

必ずしも大丈夫と診断を保証できる

ものではないということです。


免許更新時に、鶴見警察署では

高齢ドライバーの不安などの

相談にも応じているとのこと。

とくにご家族から、

親御さん等の免許返納を勧めたい

と悩んでいる方は電話相談のうえ

窓口に来署すれば担当者が親身に

ご本人に話してくれるそうです。


「とくに鶴見区は

バスなど公共交通網が発達しており

タクシーも多いですから

自家用車でなくても

移動に困ることはないでしょう。

安心安全だけでなく経済的にも

メリットがあると考えられます」


免許返納にあたっては希望により

公的身分証明書として

運転経歴証明書が発行されます。

(手数料が必要)


また鶴見警察署では独自に

免許の卒業証書も発行されます。

こちらは無料です。



鶴見警察署交通課の課長さん、係長さん


元気なシニアの皆さんにとっては

まだ大丈夫、と思われるかもしれません。

でも不安をチラッと感じることがあれば

ご家族から、気軽に警察に相談してみては。


安全運転相談ダイヤル #8080 (ハレバレ)


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