こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。
先日、横浜市会の令和2年度
予算特別委員会が開かれ、
医療局関係の質疑を行いました。

まずは新型コロナウィルス対策について。
横浜市は大黒埠頭に
ダイヤモンドプリンセスを受け入れ
していたため、
感染症対応の真っ只中、
市内でも唯一の感染症指定
医療機関である横浜市民病院の
対応策等について伺いました。

いまも進行形で対応に追われている
病院関係者の皆様に、
心から感謝申し上げるとともに
しかし議員らの細かい質問に
答えるため貴重な時間を割いて
じっと座っている病院関係の皆さんが、
本当に気の毒に思えて😰
「現場を優先してください❗️」と
叫んでしまいました。
人の命に関わる大事な時間が
同時進行で動いていることを
私たち議員は認識しなければ。



横浜市民病院は平時から
国立感染症研究所と連携した
研究会議や訓練なども行われており
非常時であっても、冷静かつ適切に
処置が行われ、医療従事者の感染などもなく
安全に対応されています。

そうした経験を他の医療機関にも
普及啓発することの重要性を
確認すると同時に
これまでの課題を伺いました。

課題は国、県、市の
情報伝達が混乱し、
必要な情報がなかなか入ってこない
という状況があったこと。

外国人患者の対応に関して
大使館から直接、病院に
問い合わせがあり
現場も対応に追われたこと。
「情報の非対称性」が
現場に負荷をかけていた
ということがわかりました。

国から県だけでなく政令市が直接
通告を受け取るためには
感染症法の見直しも必要では。。。

今後どうあるべきか?
この点は、わが自民党会派でも
議論を重ねているところです。

また
1 市民病院におけるがん患者への支援
2 市内医療機関の看護職員の確保支援
3 サルビアねっと
4 市民病院の感染症対策
5 認知症対策


といった内容について質問しました。

がん患者の支援では
治療しながらも仕事を続けられる
就労支援、相談体制などについて。

サルビアねっとは、
鶴見区で先んじて進められている
地域医療連携の
ICTネットワークですが
訪問看護の方から在宅ケアでの
活用の可能性をお聞きし
地域医療連携拡大を要望しました。

令和2年度は、県との
地域医療連携基金を活用し
拡大を検討していくとのこと。

認知症対策では
今年からスタートした
無料もの忘れ検診や
早期発見、地域の支援の
今後のあり方などについて。

しかし認知症は、ウィルスに比べて
回復の見通しが立てづらい分、
実は、より深刻な社会問題に
なるだろうことが予測されます。
2025年には認知症の方たちは
700万人にも!

横浜市は世界をリードする
という気概をもって
医療と福祉、地域の連携で
今後認知症対策が進められることを
期待しています。

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