こんにちは、横浜市会議員の東みちよです。
いざという災害時、
大事なペットはどうする?

先日、鶴見区役所にて
災害時のペット対策をテーマに
セミナーが開かれました。



横浜市では人口の約3割ほど
犬猫の飼主さんがいるのですが
これまで震災時の避難を想定して
避難所運営がされてきたため
ペットは屋外で管理する
ということが原則になっており
昨年の台風19号の避難場所でも
ペットを屋内に入れることができず
仕方なくペットと一緒に
避難をあきらめたという飼主さんも
多くいらっしゃいました。

とくに風水害時に
屋外で雨曝し(一応テントはあっても)
というのは心配ですよね。

もちろん避難されてきた方々には
ペットアレルギーなどの方もいますし
中にはペットの管理、モラルを
問われる飼主さんもいたりして
ケースバイケースではあるのですが。



今回、講師でお話しされた
遠藤エマさんは
東日本大震災でのペット避難所での
経験を活かし、飼主さんに
いつでもケージやキャリーバッグ
に入れて避難できるよう
日頃から、ケージに安心して
入っていられるような
ペットのしつけ法を教えてくださいました。

避難所でも、ペットたちが
ストレスなくケージで過ごせるよう
あらかじめしつけておけば
ペット同行避難、同伴避難も
よりスムーズになるでしょう。

また風水害時にペット同行避難を
どのようにすべきか、については
今後も各避難場所で話し合いが
進められることを要望しました。



避難場所の運営は町内会の
方々が協力して行っていますが
そうした方々への感謝とともに、
ペットへの理解が進むように
飼主さんも日頃から町内会の方々との
コミュニケーションをとっておく
という地道な活動も大事です。

会場に来ていた飼主さんたちは
すでにケージのしつけや
マイクロチップなど、いざというときの
ための準備もされている方も多く
今後は地域での理解を深める
活動をしたいという方や
飼主さんのネットワークづくりも必要、
など、その場で意見交換も活発に。

昨年、私も横浜市会で
ペット同行避難について質問、要望
を行なってきましたが
鶴見区では昨年の風水害避難の経験を活かし、
今後はペット同行避難の普及啓発も
進められる予定です。



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