ただいま、横浜市会まっ最中!
私は児童虐待に関する質問のため
中央児童相談所を訪ねました。

いま横浜市の児童虐待相談件数は
年々増加し、昨年度は6千件以上にも。
さらに心理的DVの疑いなども
加えるならその倍にもなります。

しかし、その数たるや
市内4つの児童相談所で対応できる
キャパを超えているのではないか?

児童相談所の方々は、
そんななかで、なんとか頑張って
区役所や学校、時には警察とも
連携しながら対応されています。

相談所内には、保護した子どもたちが
暮らす、一時保護施設が
整備されていましたが
近年は、定員超過状態が続いています。
この日も164人の定員のうち
ほぼ定員の150人以上の子どもたちが
保護されて居室で過ごしていました。



でもピアノを弾いたり、
ボール遊びを楽しむ子どもたちは
私たちが日常接する子どもたちと
なんら変わりないような
無邪気な笑顔で過ごしていて。

光の差し込む室内で安心して
過ごすその風景は、
職員さんから、家庭の実情を
知らされているからこそなおのこと
やるせなく、哀しく
感じられてしまいました。

どうか、ずっと笑顔のままで
育っていって欲しい。。。

子どもたちは平均1カ月余りで
家庭に戻り、在宅支援が継続される
そうですが、子どもも、お母さんも
笑顔の関係でいられることを祈るばかり。

そもそも児童相談所だけでは
キャパオーバー、というか限界があり
地域や学校とも連携した見守りが
大切なのだと思うのです。

学校で、できること。
スクールソーシャルワーカーや
カウンセラーなどとも連携しながら
小学校の子どもたちを
見守り、児童虐待を未然に
防げる取り組みについて
教育委員会に要望する予定です。

誰ひとり、子どもたちを死なせない、
置き去りにしない!
そのためにできることは
まだまだ、身近にあるはずです。